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インヴァスト証券では、現在、一緒に働く仲間を募集中です。気になる仕事内容やチームの雰囲気、メンバーはどのような感じでしょうか。今回はディーリング部を紹介します。2016年に入社し、ディーリング部で長く活躍している佐藤要氏に仕事内容や三交代シフト制の働き方など、ディーリング部の詳細について話を聞きました。
2016年5月入社
ディーリング部 ヴァイスプレジデント
佐藤 要 氏
―ディーリング部の役割、業務内容について教えてください。
ディーリング部のメインの仕事は、お客様の取引を受けて大手外資系銀行などと「カバー取引」を行うことです。例えるなら、自分たちは八百屋さんだと思っています。お客様がキャベツを買いに来たとします。店先にあるキャベツをお客様に渡して代金をいただきます。すると店先のキャベツがなくなったので、農家さんから仕入れます。お客様に100円でキャベツを売って、農家さんからは90円でキャベツを仕入れたら10円の儲けになります。カバー取引を単純化するとこのようなイメージです。
キャベツは通貨、農家さんはカバー取引先である銀行に当たります。ただし、お客様はキャベツを食べる(=通貨を使用する)目的で買っているのではなく、買った通貨をまた売ることによって資産を増やすことを目的としています。お客様が取引を繰り返し、そうすることで我々もカバー取引ができる。この取引を通じて会社の収益に貢献します。
最近は天候不良などでキャベツの異常な価格高騰が随分と話題になりました。我々も同じで、通貨の価格変動を引き起こす様々なリスクがあるなかで、どのようにカバー取引先から仕入れ、リスクを管理し、利益を上げていくかがポイントとなります。カバー取引先は、ドイツ銀行、バークレイズ銀行、JPモルガン・チェース銀行、ゴールドマンサックスなど世界的に有名な大手銀行の数々です。
例えるとしてキャベツや八百屋さんと言いましたが、実際には為替の世界は1秒単位ですらない「ミリ秒」という単位で連続して通貨の取引が行われています。FXは価格勝負の面があるため、常に価格や取引条件のいい「農家さん」=カバー取引先の開拓や、より良いカバー取引ができるようシステム改善をしながら一連の業務を行っています。
―わかりやすい説明をありがとうございます。もちろんずっと儲かり続けるということはなく、損をすることもあるわけですね。
はい。私たちもそうですし、お客様もそうです。最近では米トランプ大統領の就任以降、関税の発言などで大きく相場が動いているので、世の中全体として大きく稼ぐ人もいれば、逆に損失を出してしまう人もいるかと思います。
弊社の場合は、お客様に対して中長期的に運用してほしいという意図を持って、自動売買のシステムを提供しています。「中長期的な運用」とは本来FXの世界ではあまり聞かないものですが、弊社の場合は、「レンジ通貨」という一定の幅の中で値動きする通貨ペアを中長期的に自動売買で取引していただくことで、一定のリスクは取りながらも堅実に利益を積み上げていく仕組みとなっています。そのような仕組み上、お客様が痛手を負ってしまう可能性は低く抑えられていると思いますし、我々としても大きな損失が出ないようにという強い意志を持って、サービスの改善や取引ルールの見直しなどを重ねています。
※弊社ではFXの取引環境を「トライオート」というサービスを通じてご提供しております。
―社内ではどのような部署と関わって仕事を進めていますか。
社内の全部署と関わっています。というのも、ディーリング部が最終的に収益を上げる機能を持つ部署だからです。サッカーに例えるならフォワードだと思っています。各部署がボールを回してくれて、最後にシュートを決めなくてはいけない部署です。各部署がお客様を集めて来てくれるから取引が生まれ、我々がカバー取引を実行することによって収益が生まれるという流れになるので、どの部署とも何かしらの関りがあります。
例えばシステムをつくってくれるシステム管理部・IT部があり、メディアやSNSを通じて私たちのサービスの認知を広めてくれるマーケティング部があり、その対応の結果としてお客様が申し込みをしていただくと、バックオフィス部門がお客様の口座開設や様々な事務手続きをしてくれます。その後、カスタマーサポートの部門が取引ツールの使い方などお客様のお問い合わせの対応をすることで、ようやく取引に至ります。
ほかにもカバー取引先と契約を結ぶときにはコンプライアンス部にレビューをしてもらいますし、経理部は日々の取引に必要な資金を調達してもらったりと多くのつながりがあります。ディーリング部で採用が必要になれば人事部門に採用を依頼します。このようにディーリング部は、会社全体とのつながりを非常に強く感じる部門だと思います。
―ディーリング部の特徴であるシフト制について教えてください。
市場は24時間動いているので、午前シフト、午後シフト、夜勤シフトの三交代のシフト制で勤務しています。勤務時間は、午前シフトは7時から16時、午後シフトは13時から22時、夜勤シフトは22時から翌朝7時です。メンバーは6人なので、2人・2人・2人で三交代となります。基本的には通貨の値段を提示する「レート配信」や取引状況のモニタリング、ポジション管理、取引レポート作成など一定のルーティンワークがあり、各時間帯のルーティン業務を行いながら企画やプロジェクトなど個々で持っているタスクを進め、相場が急変したときには対応するという流れになります。
シフトは、数週間の間隔で同じ時間帯に入ります。例えば3週間夜勤シフトが続いたら、次の3週間は午後シフト、次の3週間は午前シフトといった形です。そのほうが体への負担が少ないからです。頻繁にシフトが変わるとやはり負担になりますので、そのようにならないようシフト調整は工夫しています。それぞれの時間帯の仕事の流れは、以下のような感じです。
【三交代それぞれの一日】
■午前シフト(7時~16時)※月曜日だけは6時~15時
7時:出社
7時~15時(間に1時間の休憩をはさむ)
・前日の夜勤シフトメンバーから引継ぎを受ける
・資金繰りやポジション管理などのルーティン業務を行う。
システムで自動化しているので監視が中心だが、資金繰りは経理部が調達した資金を
様々な取引先に入金する作業が必要で各種ツール使いながら手作業で行う部分が多い。
カバー取引先の銀行とのやりとりも多い。
・これらの業務を遂行しながら時間をつくり、
個々のタスク(分析やシステム改善、事業企画など人によって様々)も並行して進める。
15時~16時
・午後シフトのメンバーへの引継ぎ、打ち合わせ、社内ツールチェックなど
■午後シフト(13時~22時)
13時:出社
13時~16時
・社内ツールのチェック
・比較的、ルーティン業務は少ない時間帯。モニタリングしながら個々のタスクを進める
・打ち合わせ、午前 シフトメンバーとの引継ぎ※午前シフトのメンバーと重なる時間が長いため、
打ち合わせを13時~16時の間に設定することが多い
16時~22時(間に1時間の休憩をはさむ)
・引き続きモニタリングと並行して個々のタスクを遂行
・夜勤シフトのメンバーへの引継ぎをして退勤
夜勤シフト(22時~翌7時)
22時:出社
22時~翌1時
・引継ぎ後、モニタリングや各種対応
※アメリカ市場が始まり値動きが盛んになるため、モニタリングは特に注意が必要。
激しい値動きなどで価格配信が止まった場合は、状況を確認しながら復旧・停止などの対応をとる。
最近はトランプ大統領の発言に相場が反応しがちで落ち着かない時間帯。
・社内ツールの確認や対応など比較的軽めの事務を進めることが多い。
1時~4時(間に1時間の休憩をはさむ)
・モニタリングと並行して個々のタスクを遂行
※相場が落ち着いてくると静かな深夜の社内で集中してタスクに取り組む
4時~7時
・締め作業の準備※取引時間帯は7時~翌朝7時。終了時間に向けて準備
・締め作業を終え、午前シフトのメンバーに引継ぎをして退勤
―チームの様子も教えてください。どのようなメンバーが集まっていますか。
社内の中では個性の強い人たちの集まりがディーリング部です。共通しているのはマーケットが好きだということ。入社前に個人的にFXや暗号資産(クリプト)をやっていた人も多いです。マーケットへの情熱が一致しているので、個性派ぞろいでもチームワークは抜群です。相場が荒れたときの対処なども阿吽の呼吸で、シフトの2人ペアで同時に異なる操作をして山場を乗り切るようなことも正確に対処できています。いざというときに助け合える点は、チームの大きな強みだと思います。
―全員で集まる機会はなかなかなさそうですが、コミュニケーションはとれますか。雑談などもしますか。
仲はいいですし、雑談もよくします。最近盛り上がる話題は、暗号資産ですね。FXの仕事をしている私たちは、個人でFXを行えませんが、みんな投資マニアです。飲み会をやる機会は会社の忘年会くらいですが、私たちはむしろ、無理に集まらなくてもいいというスタンスです。シフトの関係でお酒も飲めないこともありますし、チームのコミュニケーションは十分に取れていますから。ディーリングデスクでお酒ナシのピザパーティーやたこ焼きパーティーをしたいという話はみんなでしています。それは近々実現したいと思います。
―入社から10年近くになりますが、振り返っていかがですか。
入社時は今と比べて業務の体系化がされていなくて、雑用も含めて全部の業務をやってきました。それによって今の知識など様々なものを得られた点はよかったと思っています。これから転職されてくる方も、特に若い方であれば、一度は部署の業務を一通り全部やってみるといいと思います。最初はすぐに結果にならないと思いますが、気が付いたときには他人より理解していたり、力がついていたりするかもしれません。
ただ、漫然とやっていると点と点が線で結びつかないので、そこをいかに意識して結び付けていくか。それができれば成長スピードが速くなるのではないでしょうか。弊社の場合、総じていろいろな業務にチャレンジできる環境なので、あとは自分の意識次第です。もちろん休むときは休んでいいのですが、基本的には貪欲に働いたほうがその先の人生がよくなると個人的には思っています。
―転職を考えている方へのメッセージもお願います。今の仕事が物足りない、転職したほうがいいのでは…とモヤモヤしている方もいると思います。
モヤモヤするという感覚はいいことだと思います。なぜなら、何も考えずに仕事をしている人はその感覚すらないからです。ただ、そのモヤモヤは自分で解決できる問題なのかどうか、冷静に考えてみてほしいです。解決できるのなら、もう少し今の会社で頑張るという選択肢がありますし、もし環境的に難しいのであれば、別の場所に行った方がいいでしょう。
あとは、本当にやりたいことを探してほしいとも思います。自分の場合は、家族がFXで大きな損失を出してしまった経験があるので、資産運用という点で本当にいいものを提供したいという気持ちを強く持っていました。それでインヴァスト証券の自動売買に感銘を受けて入社しました。
今、転職を考えている方で、もしインヴァスト証券のミッション「デリバティブとテクノロジーで、資産運用の未来をつくる」に共感し、お客様に「ありがとう」と言ってもらえるサービスを提供したいと思ってもらえるなら、是非応募してほしいです。同じ思いを持って一緒に働けたら嬉しいです。
―最後にプライベートな一面も教えてください。今のマイブームなどは…
最近、自転車を買いました。スポーツタイプのものです。運動不足の解消を兼ねて、国立競技場やビックサイトなどいろんなところに行っています。スポーツタイプの自転車で走りやすく、最近はよく乗っています。自転車に乗るメンバーが会社にほかにもいるので、休憩時間などによく話しています。
―それは楽しそうですね。お仕事の充実ぶりもうかがえました。ありがとうございました。