インタースペースでは、自社の採用を強化するために「リファラル採用」を推進しています。
リファラル採用におけるルールを自社で考案し、「ISワークメイト」という制度名でリファラル採用を実施しており、実際に5年間で31名が社員からの紹介でインタースペースに入社しました。
今回は「ISワークメイト」の仕組みについて、人事部専門職の田代に聞いてみました!どんな制度で、どんな運営をしているのか?大公開しちゃいます!
そもそもインタースペースのリファラル採用ってどんな仕組みなのでしょうか?
当社では、リファラル採用を「ISワークメイト」という制度で運営しています。
社員が自身の知人を会社に紹介し、選考を経て入社にいたった場合に紹介手当が支給されるという仕組みで、一般的なリファラル採用と大きな違いはありません。
紹介手当に関しては、採用市場においての母数を加味し、職種によって多少の変動があるのと、1社員あたり年間2名までの紹介手当の支給となっています。
たくさん紹介していただけたらもちろんありがたいのですが、社員にとっては採用ではなく所属部署での業務がメインミッションであるため、あまりにもISワークメイトに時間を割いてしまわないように上限を設けています。
ISワークメイトのフローを教えてください。
募集ポジションに関しては、社内共有を人事から定期的に行っています。
それを見てから、もしくは知人からの相談があってから社員に自身の知り合いを紹介してもらっています。
その後人事が候補者様とカジュアルな面談を実施しています。面談でお話することは、志向のヒアリングや、会社、ポジションの説明などが基本です。
その後はご希望をいただけたら選考となります。
選考フローは「ISワークメイト」ならではの違いがあるのでしょうか?
選考フローは通常の採用とISワークメイトで基本的に違いはなく、ポジションによりますが1次選考~最終選考まで大体2回か3回の面接と、適性検査、リファレンスチェックを行っております。
選考は当社とマッチする人材かどうか確認させていただくためのものでもあるのですが、同時に候補者様に当社を理解・見極めていただく場でもあると考えています。
採用がゴールではなく入社後にご活躍いただけるように、どこから当社にご応募いただいたのかに限らず選考はしっかり実施しています。
「ISワークメイト」を推進するためになにか行っていることはありますでしょうか?
行っていることはいくつかあります。
まずは、先ほどフローでもお伝えした定期的な応募ポジションに関する社内共有です。
社内のチャットツールでポジションの共有をすることで紹介を促すとともに、各事業部においてどのような人材を求めているかを発信しています。
また、入社時研修で全員にISワークメイトの制度説明を実施しています。
採用は企業において重要な役割を担っているため、人事のみではなく全社員が意識を高く持つことが重要だと考えています。
そのため、会社について理解を深める期間でもある入社時研修のタイミングで説明をしています。
推進施策というわけではないですが、選考前の面談実施もできるかぎりハードルを低くしています。
ISワークメイト自体の目的は採用につなげることではあるのですが、「人事にキャリア相談したい」「まだ転職は考えていないけど話だけ聞きたい」といった希望にもお応えしています。
社員の知人から見て、Web業界の現役人事に無料でキャリア相談ができるというメリットを感じてもらうことで、気軽に紹介していただきたいと考えています。
「ISワークメイト」を導入することのメリットはあるのでしょうか?
当社にとってのメリットは、企業文化を把握した社員が紹介をしてくれることによるカルチャーミスマッチの低減ができることです。
社員(紹介者)にとってのメリットは、自身が一緒に働きたいと思える人材と一緒に働く機会をつくれることです。
1番大きいメリットは、候補者様が転職を行うにあたって知人がすでに希望企業で働いている場合、把握しづらい企業文化や業務内容の詳細を確認できる機会が多いことです。
そのため、ミスマッチの防止もできますし、入社後にも相談相手がいる状態で業務スタートでき、心理的安全性も確保できています。
実績としてどのくらいの入社があるのでしょうか?
2017年から制度の運用・促進を本格化し、現在までで31名の採用実績があります。
紹介数に関しては、通期で平均20名程です。
今期(2021期)も4名入社しており、当社の採用方法の主力となっています。
入社したあとのフォロー体制も教えてください!
当社では入社者をフォローする仕組みを構築しています。
1つは「メンター制度」です。
入社者に1番近い立場で成長をサポートするメンターがいるので、最初のうちは業務の相談や悩みを相談する人も明確で、かつフォローできるような体制があります。
2つ目は「期待のすり合わせ」です。
組織が入社者に期待することや、入社者が今後成し遂げたいことなど、双方が期待していることをすり合わせ、それをもとにした組織での役割の明確化を配属後すぐに行っています。
3つ目は「月次の1on1,フィードバック面談」です。
評価制度に即してMBO(半期目標)などの進捗確認、支援の時間を設けています。
4つ目は「人事との定例面談」です。
1,3,6か月で入社者と人事で面談を実施し、選考及び入社時の志向が叶えられているか、
なにか躓いていることはないかなど、第三者的な立ち位置から話を聞く場を設けています。
最後に今後インタースペースの選考を希望される方へメッセージをお願いいたします!
転職活動を行う中で、十分に会社を理解することは難しいと思っています。だからこそインタースペースでは初回接触を面談とし、相互理解を深めたうえで選考に進んでいただきたいです。
また、今すぐに転職を考えていない場合でもキャリア相談に乗ることもできるので、Web業界・広告業界に興味のある方はぜひお気軽にご応募ください!
インタビューありがとうございました!
インタースペースでは、複数のポジションで現在積極的に採用を行っております。「まずは話を聞いてみたい」といった場合でもお気軽にエントリーください!