こんにちは、新卒採用を担当している関です!
2020年4月1日、インタースペースには16名の新卒が入社し、1か月半人事とともにリモートで研修を実施しました!
毎年、総合職入社の新卒は「配属後に活躍できる土台を養うため」「インタースペースの理解を深めるため」に1か月間人事のもとで研修を行っています。
エンジニア職として入社した新卒は、1週目のみ全体研修に参加し、そのあとは2か月間「プログラミングの理解を深めるため」「配属後に活躍できる技術力を身に着けるため」に外部研修に参加してもらいます。
今年は、コロナウイルス流行の状況下でいつまでリモートになるのかが見えない中研修を行いました。
研修を担当する社員の予定を押さえたり、リモート用に内容を調整することも必要だったので、研修の内容は1週間ごとに見直しを行っていました。
もちろん新卒の配属先も、体制構築の準備期間が必要なため、予定よりも長い1か月半の新卒研修となりました。
リモート研修で実施した内容を公開!
結果フルリモートで実施することになった新卒研修ですが、内容は例年以上に盛沢山でさまざまなインプットとアウトプットの機会がありました。
主に集合研修と、個人テスト、そしてグループワークを実施したのですが、具体的な研修内容も公開しちゃいます!
【集合研修内容】
・ExcelやPowerPointなどツールの利用に関する研修
・社内ルール説明
・事業部説明
など
【個人テスト】
・ビジネスマナー
・キャリアの考え方に関するアウトプット課題
・広告/Web業界の用語テスト
など
【グループワーク】
・事業部紹介の記事作成を行う課題
→事業部理解をするため、社員へインタビューしヒアリングした内容を記事にして社内で公開する研修。
・IT産業を調べ、プレゼンする課題
→IT企業について調べ、プレゼンで発表してもらった内容に魅力を感じたかどうか、人事が採点者としてチームに得点をつける研修。
・ロジカルシンキング研修
→ロジカルシンキングを実践的に学ぶ研修。
・外部研修
→社会人のマインドセットと、実際の営業ロープレをすることで社会人としてのビジネス疑似体験を行う研修。
こうしてみると、かなり幅広い研修をオンラインで実施できたなと思います。
1か月半でこれだけ詰め込んでいるので、受け手の新卒はとても大変だったはずです。
ですが、全員がこの1か月半で成長してくれました。
できなかったことができるようになっていく姿を見るのは喜ばしく、また新卒みんなと働けることを嬉しく感じる瞬間がたくさんありました!
★新卒×人事でオンラインお疲れ様会も実施しました!
リモート研修をやってみて感じたメリット・デメリット
基本的にオンラインのツールはZOOMを使用していました。
ZOOMには、ブレイクアウトルームというオンライン上でグループ分けできる機能があり、グループワークも問題なく進めることができました。
「実施する」ということ自体に課題はなかったものの、オンライン・オフラインでの差やオンラインだからこそ気を付けないといけないことは多数あったなと思うので、公開することでみなさまの参考になればと思います!
メリット
・オンライン研修は録画することができる!
今回グループワーク時に「新卒のみでミーティングを実施する場合はすべて録画する」というルールを設けました。
オフライン時は人事が新卒研修を直接見ることができていましたが、同じフロアに20名ほどの新卒がいるため、1人ひとりの様子を全て把握することはできていませんでした。
一方、オンラインは同じ空間でリアルタイムに見ることはできませんが、録画機能を使うことで、あとから研修中の様子を全員分チェックすることができました。
そのため、個人に対するフィードバックの質はあがったのではないかと思います。
・テキストコミュニケーションが磨かれる!
社会人になって、意外と苦労することの1つがテキストコミュニケーションです。
オンラインなので、テキスト上のコミュニケーション頻度があがり、今年度の新卒はテキスト上でコミュニケーションを取ることが上手くなったと思います。
デメリット
・気軽なコミュニケーションが取りにくい…...
その場にいれば、いろんな社員に気軽に話しかけたり、相談したりできますが、オンライン研修では物理的な距離があるので、それができなかったなと反省しております。
リモート研修を行う場合は、雑談チャットをつくることや、ランチ企画をすることでコミュニケーションがとりやすい場をつくることがポイントだと感じました。
・通信環境の不具合だけはどうにもできない…...
これは本当にどうしようもなく…...。通信環境の不具合によりグループワークに参加できない人がいたり、発言しても途切れ途切れになってしまった人がいたりとかなり苦労しました。
通信環境に関しては個人の準備によるところもあるので、できる限り整えて不備がないように準備することが大事だと思います。
今回オンラインの研修を実施してみて、オンラインだからこそできることもたくさんあるなと感じました。
オンラインの特徴をしっかり把握したうえで、事前に提供する側と受け手でオンラインの運用ルールさえ決めておけば、今後もオンラインを活用した研修をすることは問題なくできるのではないかと思います。
同じ組織の仲間として思うこと
当社の新卒採用は、厳選して行っています!
とにかく動けるプレイヤーをたくさん集めたいわけではなく、新卒全員に会社の中核を担う人材になっていってほしいと考えているからです。
そのため、研修で求めることのハードルも高いです。
毎日新しい知識や学びを得ながら、学んだことの成果を発揮しないといけない課題もたくさん出していました。
さらに今年は、リモート実施のため自分で自分を鼓舞しないといけない環境でもありました。ですが、全員最後まで気持ちを切らさずに頑張ってくれていたなと思います!
新卒採用の際に見ているのは「行動力」「自主性」「熱量」「相手思考」「思考力」「素直さ」の6つのポイントです。
この素養をもっている新卒メンバーは、自ら進んでチームミーティングを開く人、人事に個別に質問に来る人、決められた内容だけではなく自分の改善アクションまで日報に記載していた人といったように、研修中も自発的に行動してくれていました。
正解がわからないなか、考えて行動を繰り返したからこそ、全員成果を残し成長できたのだと感じています。
人事と新卒というと、教える人と教えてもらう人という風に捉えられがちなのですが、この関係は入社してすぐのタイミングだけです。
配属後は、一緒に会社を創る仲間として切磋琢磨し、協力しあう関係になります!
今までの新卒のみんなも、あっという間に人事を助けてくれる心強い仲間になってくれました。
すでに21卒採用も応募を締め切り、4か月後には内定式です。
新卒採用を担当していると1年があっという間に感じます。笑
これからインタースペースに入社する可能性がある方がたくさんいると思いますが、毎年前向きで自発的な新卒がたくさんいるので、先輩たちに会うのを楽しみにしていただけると嬉しいです!
今年の新卒の活躍を記事にできる日を楽しみにしています!