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【エンジニア紹介】エンジニアマネージャー森川さんに、バドミントンとサッカーから学んだ、勝つためのロジックと勝者のメンタリティを聞いてみた


インテグリティ・ヘルスケア公式Wantedly編集担当です!今回は、エンジニアチームを束ねるマネージャー森川さんの紹介記事をお届けします。IHでの仕事と趣味のスポーツとの共通点や森川さんの考えるチームの姿についてお話を伺いました。

プロダクト開発部エンジニアグループ グループ長 森川さん
SIer にて黎明期の Web サービスや業務系システムなどの多岐にわたる開発に携わる。2018年にヘルスケア領域のスタートアップへ参画し、エンジニアチームの技術とマネジメントを両面でリード。事業成長・拡大期を支える。その後、上場を経験し、2020 年よりインテグリティ・ヘルスケアへ参画。


ー 森川さんはヘルスケア領域のスタートアップを2社経験され、IHでもマネージャーとしてエンジニアチームを牽引する存在です。活躍するエンジニアであるために、どのように技術研鑽をされてきたのですか?

業務の中で出てきたタスクをなんでも拾ってきたことで幅広い技術がついてきたと思います。

新しい技術が出てきてかじってみることはしますが、学んだことが業務で必ずしも使えるわけではないですしね。例えば、業務の中では特段引き継ぎも受けていない、コードだけが残っている状態で問い合わせを受けるなんてことも過去の会社ではありましたが、知らないと拒むのではなくて解読して、調べて、理解する。その繰り返しで知識や経験が広がってきました。

ー スポーツが趣味と伺いました。どんなスポーツをされているのですか?

バドミントンに本気で取り組んできて、県の社会人リーグや個人戦の区民大会に出てきました。
男女混合の団体戦を行う社会人リーグでは監督も務めたのですが、私が監督になって8部から2部に昇格させることができたんです。若いメンバーも入ってきたタイミングだったのですが、コーチングによって「勝って当たり前」(いわゆる「勝者のメンタリティ」です。)という感覚を徐々につけていったことが効きました。技術面よりも精神的な成長の影響が大きかったと思います。それは仕事でも同じで、プレッシャーに対して自分で乗り越えられるかどうかが、とても大切ですよね。

ー 自分で乗り越えられる人とそうでない人がいると思いますが、どういったところで差が生まれると思われますか?

私が大事だと思うのは以下の3つです。

  1. チームに貢献しようとする姿勢
  2. 自責で物事を考えられるか
  3. 開き直れるかどうか

1.チームに貢献しようとする姿勢

会社が生み出す価値の総量は、1人ひとりのチームに貢献しようとする姿勢によって決まると私は思っています。
例えばどんなに腕の良いエンジニアであっても、自分のやりたいことだけをやっていてはプロダクトを成長させることはできません。サッカーで全員がゴールを決められるわけではなくて、裏方としてしっかりディフェンスする役割も大事なのと同じで、自分の好き嫌いではなく、プロダクトにとって必要なことを考えて食わず嫌いせずにやる気持ちが、事業会社で開発をする上では絶対に必要だと思います。
ベンチャーの事業会社2社でエンジニアを経験してきましたが、活躍しているエンジニアは、必ずしも技術力の高い人ばかりではなく、ビジネスのためにはなんでもやる人なんですよね。ベンチャーやスタートアップの醍醐味は、自分自身の手で会社の数年後の未来を作っていけること。会社が自分に何をしてくれるかよりも、自分が会社をどうできるかという発想じゃないとダメだと思うんです。

2.自責で物事を考えられるか

何かが起きた時に、まず自分に問題がなかったか振り返った上で、他の人の責任範囲に改善すべき点がなかったかと考えるプロセスならいいんですが、それが逆転して、まず他の人を責めたり文句を言うのは違うかなと思っています。

YaDocは何年も継続開発してきて、その間にエンジニアの交代もしているので、古いコードを見ると「なぜこうしたのだろう」と思うこともあるんです。でも、その時そうせざるを得なかった事情を想像してみたり、理由を考えてあげないとフェアじゃないと思っています。まず自分に問題がなかったか、そして自分が今何ができるかを考えられる人が事業会社で価値を発揮するのだと思います。

でも自責すぎるのも、チームとしてうまくいかなくなってしまうのでバランスが大事ですよね。自分でコントロール可能な範囲と、アンコントローラブルなところは分けて考えたほうがいい。アンコントローラブルなところまで自分の責任だとするのは、ある意味傲慢ですから。

3.開き直れるかどうか

これはポジティブに考えられるかってことですね。
バドミントンの団体戦では、チームの勝利の結果が決まる場面、勝負がかかったところで、緊張してガチガチになってしまう人もいます。でも大事な場面で「負けたらどうしよう」と思ってしまったら、負けてしまうものなんですよね。
ここで勝ったらヒーロー、負けてしまったらここまでに勝ちを決めきれなかったことを反省すればいいだけ。開き直ってポジティブにいられるかが勝負を決めると思っています。私はこういう場面でほぼ負けたことがないです(笑)

ー スポーツと仕事には共通するものがたくさんありますね。バドミントンで監督も務めた森川さんが目指しているエンジニアチームの姿はどのようなものなのでしょうか?

私はマドリディスタ(レアル・マドリードのファン)なので、スペインのサッカーを20年くらい見続けているんですが、サッカーの監督は大きく分けると2種類いるんです。
ジョゼ・モウリーニョに代表されるような、自分の得意な戦術フォーメーションに合わせて選手を当てはめる監督。そして、カルロ・アンチェロッティのように集まった選手に合わせて最適な戦術を考えるタイプ。私は後者のアンチェロッティの方が好きなんです。
なので、こうしたいと思うチームの姿が既にあるわけではなくて、どういうメンバーが集まるかによって形を柔軟に変えていけるチーム。それこそが良いチームなんじゃないかと思います。

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