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国境を越え、医療を必要とする人に必要な医療を届けたい

こんにちは!インテグリティ・ヘルスケア(以下、IH)の日比です。今日は、関西東海エリアのセールス&マーケを担当する毛さん!アツく、クールな頭と行動力、そして人を魅了する人柄で大活躍中の毛さんの、医療にかける思いをご紹介します!

中国人観光客による爆買いブームの中、日本の高度な医療技術を求める人々も

前職では、メディカルツーリズムの仕事をしていました。具体的には、海外(主に中国)の方々が日本の医療機関で健診、もしくは治療を受けられるように、診療情報の翻訳、通訳の手配や診察の予約などを行っていました。


周知のように、地域活性化、雇用機会の増大を期待しながら、日本の魅力を発見し、伝播することにより、諸外国との相互理解の増進を図るため、2006年から日本は「観光立国推進基本法」を成立させました。以来、訪日観光客が年々増え、2017年には過去最高の2869万人となっています。(独立行政法人国際観光振興機構調べ)


その中で、観光地や食文化のみならず、先進国である日本の医療技術も注目されました。日本投資政策銀行の調査報告書(No.176)によると、日本におけるメディカルツーリズムに対する潜在的な需要は、2020年時点で年間43万人程度、潜在需要が実現した場合の医療ツーリズム (観光を含む)の市場規模は約5,500億円、経済波及効果は約2,800億円と試算されています。私もその市場の中で働く一員でした。2011年、日本政府は海外の患者が来日しやすくするために、医療ビザを新設しました。前職の会社は、すぐにその身元保証機関に登録し、認定をうけました。

中国の患者が日本の医療機関で治療を受けるためには、多くの手続きが必要です。医療ツーリズム会社はそれらの手続きを代行することが生業です。例えば、中国での診療情報の翻訳、CTやMRIなどの画像データの共有、日本の医療機関への問い合わせなどをします。日本の医療機関は翻訳された資料に基づき、受け入れ可否の判断をします。受け入れ可能な場合、その後来日のために、医療ビザの取得、宿泊施設の予約、医療通訳の手配、入院に関する病院との調整などをします。

見えない壁で、本当に医療を必要とする人に必要な医療を届けられない

海外の患者は日本の医療技術を受けれるという大きな夢を抱く一方、治療を受けることまでたどり着くには大きな困難やストレスも同時に抱えています。患者は海外に行くには大きな勇気が必要で、行く前に基本的に3つの情報を必要としています。
1、病気が治るかどうか 2、どんな治療法があるのか 3、治療費はどれほどか

一方、医療機関も受け入れのために基本的に3つの情報を必要としています。
1、先生:病名を示す診療情報(カルテ、画像等) 2、病院:治療費を支払える経済能力 3、病院:言語の問題

これらの情報を双方で共有し把握することが必要ですが、診療情報の入手不可や言葉の問題でコミュニケーションが図れず、結果的に上手くいかないケースが起きています。国境や言語等の見えない壁によって、うまくいかないことを目の当たりにし、もどかしく感じていました。また、自分の無力さを痛感し、一体医療機関と患者にどんなことをしたらもっとスムーズになれるか、医療機関はもっと受け入れてくれるのか、患者はもっと気軽に来日できるか、解決方法を探し続けていたところ、インテグリティ・ヘルスケアの「YaDoc」に出会い、転職を決意しました。

ICTの力で、国境や言葉等様々な制約を越えて、本当に医療が必要な方に必要な医療を届けたい

オンライン診療は、日本でまだ黎明期だと言われています。まず「YaDoc」が日本国内に普及し、人々が安心して暮らすことのできる社会インフラを構築していきたいと思います。


将来的には、【医師と患者が時間や空間の隔たりを超えて繋がる健康・安心のネットワークを提供し、医療を必要とする人に必要な医療が届く社会を実現します。】というインテグリティ・ヘルスケアのミッションにコミットし、中国をはじめ海外で苦しんでいる患者、そして患者を支える家族の力になり、希望を与え、負担を減らしていくために、先進国・日本の医療を提供できるよう、邁進します。

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