株式会社インテグリティ・ヘルスケアに入る前
【大学時代】 哲学科人類学専攻に所属し、「人間の本質は何か、永遠、絶対は無い中で、人は何のために生きるのか」を漠然と考えながら、東海道19日間歩破、24時間以内奥多摩全山山岳耐久レース完走など、野生児生活を送ってきました。
大学2年の冬、シエラレオネの惨状を知り、「教育こそが、個々人の能力を正しい方向に最大限に引き出すカギだ」と思い、外交官という手段で関わろうと決意(も、2度不合格)。
【大学院時代】 気を取り直して就活へ。モルガン・スタンレー証券(Morgan Stanley)に準備ゼロで内定、あんなに勉強した外交官にはなれなかったのに。 そこで、「自分の適正は自分ではなく他人が見出す」ので、強すぎるこだわりは持たず、フットワークだけは軽く、与えられた環境でベストを尽くそう、という人生観が出来上がりました。
【新入社員時代】 グローバル金融の最前線で、セールスとしてモーレツ社員生活。「知恵、カネ、ヒト」を結びつけて新しい価値を創造する、「First class business in a first class way」という社風が好きでした。知力体力人間力に満ち溢れた仲間の中で幸せに働いていたのですが、リーマンショック後の環境激変に限界を感じ、退職。
現在
【官民ファンド時代】 5か月の旅を経て、(株)地域経済活性化支援機構のヘルスケア活性化ファンドへ。金融、という軸はブラさず、グローバルから超ローカルに主戦場を移し、「ヘルスケア産業で新たなビジネスを行う成長段階の事業者に、お金と人で経営支援し、成長を牽引する」ミッションのもと、投資案件の分析・評価にまい進しています。
前職時代と0(ゼロ)が3~5ケタ違う事業規模の会社で、顔の見える経営者、肌感覚ある数字を通してリアルに感じる「新しい世界、未来の暮らし」に胸が躍る日々です。
株式会社インテグリティ・ヘルスケアについて
中でも特にときめいたのが、株式会社インテグリティ・ヘルスケア。 共同創業者の武藤先生と園田社長の生き方、目指す未来、人柄に惚れこみ、ハンズオンを志願しました。
【武藤先生のカッコよさ】 32歳で天皇陛下の侍医になり、その後、日本医療最高峰の中枢から在宅医療に転身。在宅医療のイメージを多様化させ、一流の人材がより多く流れ込むきっかけを作った人です。多才で、謙虚で、ユーモアがあって、優しい。
【園田社長のカッコよさ】 「超高齢社会の新しい社会システムの創造」を一貫して追求する人生を歩み、武藤先生と二人三脚で、在宅医療の普及を加速。タフで、繊細で、合理的で、温かい。
【在宅医療のアツさ】 圧倒的な需要>供給マーケット。 「自宅で療養したい・最期を迎えたい」という患者数に対して、それを支えるクリニック数が全く足りていないのが現状です。
「本人も家族も、それを見守る周囲の人も、全員が心満たされる最期の瞬間を迎え、残された人間が希望を持って生き続ける」サイクルを回すために、在宅医療の充実が必須です。
今後どういうことをしていきたいか
【インテグリティ・ヘルスケアのメンバーとして】 志はありながら在宅医療への参入を躊躇しているクリニックの医師が、「これがあれば自分も在宅医療が出来る!」とときめくシステムを開発し、在宅医療の普及を支援したいです。
【人間として】 今の社会との関わり方=金融という社会の血液、その一滴として、素晴らしい人たちと巡り合い、相互に影響を与え合えるスタイルに感謝しつつ、「人は何のために生きるのか」の答えを探す旅も続けたいです。その答えはきっと、心が震える瞬間を重ねる先に見えるのかもと、今は漠然と思っています。
【チームの最新状況】 Steve Jobsの「多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分が何を欲しいのか分からない」を念頭に、徹底した医師インタビューを経て、Break through!なアイディアをプロトタイプに落とし始めたところです。さらなる進展のために、優秀で、志高い仲間がとても欲しいです。
私のような例もありますので、「興味はあるけど自分の経歴では、ちょっと違うかな...」と思われた方、一緒に考えてみましょう!まずはぜひコンタクトしてください!