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「お客さまの課題を“自分ごと”として捉え、全力で向き合う」
この姿勢を貫くことで、株式会社イノベーション(以下、イノベーション)2023年度の社内MVPを受賞したアカウントセールスチームの清水さん。
かつて新卒1年目で「社内ベンチャー」というチャレンジングな環境に飛び込み、営業スキルを磨いてきた彼女は、イノベーションへ転職後もその経験を活かし、提案力と課題解決力を武器にお客さまと向き合い続けています。そんな清水さんですが、実は「営業そのものはそこまで好きではない・・・」のだとか。
MVPを受賞できるほど熱量高くお客さまと向き合い続けられた理由は、いったいどこにあるのでしょうか?自分ならではの営業スタイルを貫いてきた、清水さんの仕事観を伺いました。
清水さん / アカウントセールスチーム
新卒で人材系のメガベンチャーに就職。新卒社員のみで立ち上げた部署で、基盤整備や営業を担当。2021年11月にイノベーションへ中途入社。現在はアカウントセールスチームに所属し『ITトレンド』『ITトレンドEXPO』などの商材を扱い提案営業を行う。お客さまと深く向き合うスタイルで成果を上げ、2023年度の社内MVPを受賞。
チャレンジングな環境で、今の営業スタイルを築き上げてきた
──まずは、これまでのキャリアについて教えてください。
新卒で入社したのは人材業界の会社です。社内ベンチャーとして新卒だけで立ち上げた部署が子会社化した環境で、まだまだ業務の基盤が整っていない中で試行錯誤をしながら働いていました。中途採用の求人広告代理店として営業を行い、新規のお客さまの開拓から提案、フォローまで幅広く担当していました。
かなり大変な環境ではありましたが、新卒1年目から大きな裁量を持って実務経験を積むことができたのは、今振り返ると良い経験だったと思います。すべてが手探りの中で仕事を進める必要があったので、自ら考えて動く力が自然と鍛えられました。たとえば、クライアントの課題やニーズを自分から探って解決策を考え、行動に移す。こうした力は、今の営業スタイルにも大きく活きています。
──とても刺激的な環境だったと思いますが、そこからなぜ転職を考えたのでしょうか?
子会社の閉鎖が決まったことがきっかけです。親会社の他部署に戻ることも考えましたが、この機会にまったく新しい環境でチャレンジしてみたいと思い転職を決意し、自分の成長と、サステナブルな働き方の両方を目指せる会社を探していました。
そこで出会ったのがイノベーションです。面接を担当してくれた社員の皆さんがフレンドリーで優しかったことと、業務のスタイルが私に合っていると感じたことが入社の決め手です。マーケティング支援や広告営業のポジションを希望していたのですが、イノベーションならアポ取りから提案、受注後のフォローまで前職と同じように一貫して伴走支援できることに魅力を感じました。
量も質も大切に。徹底的にお客さまと向き合って、MVPを受賞!
──現在の担当業務について教えてください。
現在はアカウントセールスチームに所属し、1社につき1人の担当者が付いてビジネス支援を行う営業スタイルです。たとえば『ITトレンド』『ITトレンドEXPO』などの複数の商材を組み合わせたり、代理店として外部の商材を活用したりしながら、お客さまの課題に応じた提案をしています。
イノベーションの商材だけではなく、外部の商材も提案できるのが今の業務の好きなところです。これまで以上に幅広い解決策を提案でき、お客さまから「こんなことも相談していいんですね」と驚きや喜びの声をいただくこともあります。お客さまの課題が解決したときの達成感は何ものにも代えがたく、大きなやりがいを感じます。
──仕事への情熱を感じます!2023年度の社内MVPを受賞されましたが、ご自身のどのようなところが評価されたと考えていますか?
「お客さまに寄り添う姿勢」でしょうか。提案が終わったらそれでおしまいではなく、常にお客さまのビジョンやミッションを意識しながら伴走することを大切にしており、その姿勢が評価されたと考えています。
たとえば、イノベーション入社当初に関わっていた大手出版社とのプロジェクトでは、お客さまから「短期間で質の高いリードを獲得したい」という希望を受けていました。そこで、ターゲット層の特性や業界の背景を徹底的に分析し、アンケート型のリード獲得施策をご提案することに。ターゲットとなる見込み客のニーズや課題を明らかにし、それをもとにお客さまが効率的にアプローチできるよう設計したものです。結果的に、この施策で過去最高の成果を達成し、お客さまからも「これまでにないほど素晴らしい結果だった」と高く評価していただきました。
このプロジェクトを進める中で意識していたのは、商談量と内容の質、どちらにもコミットしていくことです。量をこなすだけでは限界がありますし、逆に質だけにこだわっていても成果にはつながりにくい。どちらもバランスよく高めることが重要だと学んだのが、このプロジェクトでの大きな収穫でした。
▼受賞理由(選考者・お客さまからのコメント)
■営業として数字を達成したこと、目標達成のためにいろんな工夫をしたこと、クライアントに寄り添ってきたことがMVP受賞の理由です。チームとしての達成率が厳しい中、個人として110%の成果を上げてくれました。お客さまからの信頼の声も多く寄せられており、仕事の取り組み方が結果として数字にも反映されたのだと思います!
■はきはきしていて、人柄・キャラクター含めてお仕事しやすい印象があります。私たちからの要望にもスピード感を持って柔軟に対応してくださって、今回のMVP受賞も納得です。ぜひ連覇してください!(お客さまより)
MVPを受賞できたのは、まず何よりもお客さまと周囲の皆さんのサポートがあったからこそだと思っています。ご予算をしっかり確保してくださるお客さまとご一緒できたことも大きかったですし、そのなかで私ができる限り応えられた結果が評価に繋がったのかな、と。
とはいえ、お客さまの課題を「自分ごと」として捉え、全力で向き合う姿勢は今後も変えずに大切にしたいです。私にとっては当たり前のことですが、お客さまにしっかり寄り添い、フォローを惜しまないところを良い形で汲み取っていただけたのは素直に嬉しいです。
──本当に営業の仕事が好きなんですね。
本音を言うと、営業そのものが好きというわけではなくて……。ただ、お客さまの役に立つことが好きなんです。お客さまの課題を解決し、数字につながる提案ができたときの達成感が私の仕事のやりがいです。
柔軟でフラットな社風がイノベーションの魅力
──転職理由の一つに「サステナブルな働き方」を挙げていましたが、イノベーションの働き方はいかがでしょうか?
週2でリモートワークができますし、柔軟で働きやすい環境だと感じています。実は最近諸事情で「1ヶ月間在宅勤務にしたい」と申し出たことがありました。その際も「もちろん!」と快く許可していただけて。
その後も中抜けが必要な日があったのですが、相談しやすい雰囲気のおかげで無理なく働き続けることができています。周りの社員も気にかけてくれるので、安心感を持って仕事に集中できる環境です。
リモートワークの制度が整っているだけでなく、何かあったときでも柔軟に対応してもらえる空気感があるのは、イノベーションの良いところだと思います。
──あらためて、イノベーションの魅力はどのような点にあるでしょうか?
一番感じるのは、やはり社員同士の人間関係が良いところですね。私のいるチームでは、上司や同僚に気軽に相談できる雰囲気があって、社長や役員とも自然に会話ができる場面が多いです。
また、仕事外でも交流の機会が多いところも魅力です。チームメンバーで休日にバーベキューをしたり、飲みに行ったりすることもありますし、部署を超えた交流も活発です。私自身、転職してここまで上司や同僚と仲良くなれるとは思っていなかったので、イノベーションに来て驚いたポイントの一つです。
あとは、裁量が大きい環境で、若手でも積極的にチャレンジできるのも魅力です。私も入社3年目ながら、新しい事業やサービスの提案に携わる機会をいただきました。自分のアイデアを積極的に形にしていける環境は、挑戦したい人にとってすごく魅力的だと思います。
お客さまの多様な課題とニーズに応えるために
──イノベーションのミッション「『働く』を変える」について
「『働く』を変える」というミッションは大きなテーマに感じますが、私はまず、一人ひとりのお困りごとに丁寧に向き合い、支援していくことがその出発点だと考えています。たとえば、マーケティング担当の方々が抱える業務課題に対して、ITトレンドなどのサービスを活用し、具体的な解決策を提案することで、「『働く』を変える」に少しでも近づけるのではないでしょうか。こうした小さな変化を積み重ねていくことで、その先にいる営業の方や経営者の方にも波及し、最終的には社会全体の「『働く』を変える」を実現できるのではと思っています。
──今後の目標や目指しているキャリア像はありますか?
今後はさらに商材の幅を広げて、お客さまのどんな課題にも応えられる営業になりたいと考えています。今の仕事を通じて、「提案力」や「課題解決力」の大切さを強く実感しているので、将来的にはコンサルタントのような立ち位置で、お客さまの成長に深く関わりたいです。
また、自分自身の成長はもちろん、引き続きお客さまに寄り添いながら役に立てるよう、提案やサポートの幅をさらに広げていきたいですね。一緒に働く仲間とも切磋琢磨しながら、周囲にも良い影響を与えられるようなキャリアを築いていけたらと思っています。