こんにちは!イノベーション新入社員の横田です。
朝が弱いので新生活に慣れるまでは就寝時間を早めに設定しています!
よろしくお願いします!
今回インタビューをしたのは、クリエイティブ・ディレクターとして活躍する鴨志田さんです。
これまでのご経歴や挑戦したこと、さらにイノベーションの魅力や就活生の皆さんにエールをいただきました。ぜひ最後までご覧ください!
プロフィール
鴨志田 愛
東北大学を卒業後、株式会社イノベーションへ入社
2016/4 〜 ListFinderのカスタマーサクセス(既存営業)として活躍
2017/4 〜 社内の文化担当へ転身
2018/4 〜 ListFinderのカスタマーサクセスへ転身
2020/1 〜 産休に入る
2021/4 〜 クリエイティブ・ディレクターとして復帰
−簡単に自己紹介をお願いします!
イノベーションに新卒入社してから9年目のかもしーこと鴨志田愛です!
気づけば31歳になっちゃいました。よろしくおねがいします。
−就活はどのように進めましたか?
大学生時代の私はもともと教員志望でしたが、4年生の6月に心変わりしてギリギリで就活することに決めました。そこで、当時のイノベーションの理念に共感して入社を決めました。
就活時代にはデザインの仕事を全く意識していなかったのですが、新人研修を経てデザインに興味を持ちました。しかし、実際はデザインを完全に業務委託をしていたので「(デザインのポジションは)ないぞ!」と言われちゃって(笑)まずは営業として働くことになりました。
−営業は嫌だとは思いませんでしたか?
デザイナーと営業に共通する特徴として、製品やサービスを使う顧客について、深く考え理解する必要があります。そのため、顧客と接点を持つ業務を経験することが、ゆくゆくはデザイナーとして活きると思えたので、納得感をもって営業に取り組めましたね。また営業の業務を行う傍らで、副業でデザインをしたり、クリエイティブの勉強は並行して行っておりました。
−その後も営業としてキャリアを歩まれたのですか?
入社して1年間、ListFinder(マーケティングオートメーション)の営業を経験した後、人事異動で社内の文化担当に配属されました。
文化担当として、社員への理念浸透やコミュニケーションの機会を創る制度設計や仕組みづくりを行いました。その際に、社内の掲示物をデザインしたり、映像を作成したり等、デザインを勉強した経験を活かせる機会もありました。
しかし、会社が上場した(2016年)直後で、組織/会社が急速に成長し環境が目まぐるしく変わったこともあり、様々な文化施策の企画を立案・実行しても思うような結果が出ず、思い悩む時間が多かったです。これまでの社会人生活の中でこの時期が一番苦しかったですね。
−文化担当の仕事を通じて成長はありましたか?
文化担当をしていた時の経験はいまになって活きていると感じています。お客様に何を提供したいのか脳内にあるアイデアや実現したい想いを言語化したり、チーム内で双方の意見をわかりやすく伝えたり、主にコミュニケーション面での成長がありました。このような能力は現在のディレクション業務で役立っていますね。
文化担当を1年間務めた後、再度List Finderの営業に1年半取り組み、産休に入りました。復帰後はbizplayやITトレンドEXPOなどの事業でクリエイティブ・ディレクターとして業務をしています。
−産休明けは、どのような(ポジション?)選択肢がありましたか?
もちろん営業に戻っても快く迎えてくれる環境がありましたし、営業としてキャリアを築いていく未来もあったと思います。しかし、ちょうどその時に上長からひとつの提案をいただいて。。。
以前から私はプロダクトの深い部分で企画やデザインをしたいと考えていて、上長にプロダクトオーナー(製品の方向性を決める責任者)をしたいとずっと訴えていました。産休中にデザインの勉強をしていく中でその想いはどんどん大きくなっていきました。
産休明けにちょうどbizplayの新コンテンツ立ち上げがあり、上長に「クリエイティビティが活かせる業務をやりたいって言ってたよね?」とご提案いただいて、現在のポジションであるクリエイティブディレクターに配属となりました。
私のやりたいことを理解し配属先を検討してくれた上長には感謝しています。
−クリエイティブ・ディレクターの仕事について教えて下さい!
ひと言でいうと、異なる業種プロの手を借りてモノを作り、ユーザーに価値を届ける仕事です。
例えば、ITトレンドEXPOなどのオンライン展示会は色々な業種の方が携わって創り上げています。具体的にはウェブサイトのUXをデザインする際にはデザイナーとエンジニアのコミュニケーションの機会を設けたり、どういう方向性にしていきたいかをディレクション(指揮)したりしています。
最近では、クリエイティブ・ディレクターの仕事とは少し離れてしまいますが、マーケティングの領域でも仕事を行っています。北の達人コーポレーション代表の木下さんの書籍で説明されているテクニカルマーケティング(※1)とファンダメンタルズマーケティング(※2)、それぞれを行う人の中継地点としての役割を求められる場面があります。
私自身がファンダメンタルズマーケティングの領域を担当しつつ、ディレクションの役割も担っているという感じですね。マーケティングは初挑戦なので、毎日がチャレンジです(笑)
※1:クリック率や遷移率、購入率などの数値分析できるデータから顧客とのコミュニケーションの設計をすること。デジタルデータを駆使して利益を1円単位で計算しながら運用していく方法。
※2:商品そのものやユーザーのペルソナ、インサイトを分析してコミュニケーションを設計すること。すなわち人間の感情をベースにしたコミュニケーションの設計方法。
(木下 勝寿 (2022)『ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法』より)
−ずっとイノベーションで働き続けている理由は何ですか?
やっぱり、働きがいですかね。
ひとつのジョブに縛られず様々な経験やチャレンジができますし、何より一緒に働いている人の存在が大きいかもしれないです。ポジティブで前向きに挑戦して、本気で熱い思いを持って困難に立ち向かえる人が多いです。
そして、企業理念への共感も大きいです。
いまの時代、「働く」という言葉に、どうしてもマイナスイメージがつきまとってしまうと思いますが、私はそれを変えていきたいです。子どもたちが大人になって働くことを悲観せず楽しみにするような世の中にしたい。そういう想いを持ってイノベーションで働いています。
−今後の目標を教えて下さい!
これから1〜2年かけて、社内の組織をまたぐ横串のデザイン組織を作っていきたいです。全プロダクトを担当するデザイン組織になることで、各プロダクトのナレッジ管理やデザインの統一化などをしたいです。
いまの時代、メディアは競合にすぐ真似されて同質化してしまいます。ですので、自社の様々なプロダクトやサービスに対して、他社が真似できないような感性的な部分をデザインして価値提供していきたいです。
−最後に、就活生の方々へ向けてメッセージをお願いします!
これから社会に出て仕事をしていく以上は、絶対に壁にぶつかったり思い悩んだりすることがあります。しかし、そういう時に重要なのは仕事への向き合い方を持つことです。
どんな仕事でも前向きに捉えられるか、楽しめるか、主体性をもって取り組めるかが大事です。
常にそういった主体性を持って取り組めば、機会を自ら作り出し、チャンスを掴めると思います。
チャンスは与えられるものではないです。自分がやってやる!という姿勢やマインドをお持ちの方、ぜひイノベーションへのご応募をお待ちしています!