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イノベーション、M&A仲介業界へ参入! 「株式会社Innovation M&A Partners」設立とその想いを聞いてみた
こんにちは!イノベーション文化担当の齋藤です。
この度、イノベーションはM&A仲介業を扱う「株式会社Innovation M&A Partners」(以下、IMP)を子会社として設立しました!
【株式会社イノベーション、M&A仲介支援業に参入】M&A事業専門子会社「株式会社Innovation M&A Partners」を設立
日本におけるM&Aへの意識は海外と比べるとまだまだ低く、業界の抱える課題も多くあります。
今回は、そんなM&A業界の抱える課題やIMP設立の背景、今後の展望などについて代表取締役 木村秀平さん、取締役 内山志功さんにお話を伺いました!
左からIMP代表取締役 木村さん、取締役 内山さん
お二方、よろしくお願いいたします!
早速ですが、「M&A」とは何か教えてください。
M&Aとは、Mergers and Acquisitionsの略で、日本語にすると「合併と買収」です。
敵対的買収(TOB)とは異なり、「企業同士の結婚」と例えられることが多いのが、中小企業のM&Aです。というのも、上場企業のような公開株ではないので、売り手企業様と買い手企業様が合意して初めて成約となるので、このように例えられます。
ビジネスモデルとしては、各種条件に合意できた場合のみ成約となり、その際に初めて成功報酬をいただきます。(下図参照)
我々はM&A検討段階から成約に至るまでにM&Aという選択が良いのかを含めて、お客様と伴走し支援させていただきます。
なるほど。ちなみに日本でのM&A件数はどれくらいあるのでしょうか?
また、M&Aが抱える課題について教えてください。
近年国内のM&A件数は増加傾向にあり、日本の上場企業が関連したM&A件数として2019年は過去最高の4,088件となりました。しかし、中小企業の事業承継においては、2025年に経営者が70歳以上となる約245万社のうち、半数以上の127万社で後継者が未定で、中小企業の「2025年問題」ともいわれるほど注目されています。
このような社会的課題を解決するために、第三者承継の手段としてのM&Aを仲介・支援する事業者が果たせる役割の社会的意義が高まっているといえます。(参考:経済産業省 中小企業庁「事業承継・創業政策について」平成31年2月5日発表)
一方で、M&Aアドバイザーの数は数千人程度と言われており、企業の持続的成長を支援するのに十分な人員を供給できていないのが現状です。
そうした課題がある中で、IMPを設立するに至った経緯について教えてください。
創業メンバーである私たちは、M&Aアドバイザリー業務を複数社で経験する中で、上記含め業界の課題に触れる機会が多々ありました。新しい形を作り上げるには自分たちで立ち上げるしかないと考えていたところ、ありがたいことに、イノベーション社とご縁があり「企業の持続的成長を追求するアドバイザリー集団」をミッションに掲げて創業しました。
イノベーショングループに参画した理由について教えてください。
まず「挑戦することがカッコイイ」とする価値観や、「若い人員の積極登用」などに、我々の目指す姿と同じ方向性を感じました。
実際、M&A仲介業界は小さなブティック(仲介会社)が勃興していますが、そこで収益性を確保しながら理念を追求するためには、既存ビジネスのノウハウを寄せ集めるだけでは不十分であり、新たな仕組みを作り上げる人材登用や、異業種に関したノウハウの活用が必須と考えています。グループに参画することにより、IMPの強みを発揮していくことで理念の実現とそのスピードを加速させます。
IMPの強みとは、どういった点でしょうか?
「事業承継」と「企業成長」を同時にサポートできる点です。
一見すると、IMPのアドバイザリー業務自体には他社と差異がないように感じられると思います。
しかし多くのM&A仲介ビジネスでは、M&Aを「する」か「しない」かの選択肢しか存在せず、M&Aを「保留する」企業については支援が行き届いていないのが現状です。
顧客企業にはそれぞれに企業ステージ(創業期~衰退期)があり、当然ながらM&Aを選択するタイミングや目的は千差万別です。(下図参照)
シード期の会社でバイアウト(買収)を意識しているのであれば、社内体制の整備や、売上・利益を伸ばすために集客の支援が必要だと思います。一方、成熟期~衰退期にある会社には、代表から後継者への承継が発生することは確実ですから、承継対策として節税対策や株価対策が必要になります。
各企業がゴールと決めるステージや状態まで確実にたどり着くために、我々IMPの支援に加え、イノベーショングループに所属するIFA(独立ファイナンシャルアドバイザー)事業やIT関連事業を取り扱う企業とグループ連携をすることで、必要な時に必要な支援を提供することができます。
M&Aにマーケティングや金融サービスを掛け合わせた、新しいスキーム・顧客ごとのオリジナルのスキームを組成することができる、この「提案スキームの豊富さ」は他社にはない絶対的な強みになっていくと感じています。
M&Aを保留する企業様にもご支援ができるのは、M&A業界を変えるようでワクワクしますね!
最後に、今後の展望について教えてください!
目指す方向性は上記の通りになりますが、具体的には以下に取り組んでいきます。
①IMPに相応しいアドバイザーの育成(育成ノウハウの醸成も必須)
②グループ連携による新しい提案スキームの組成
また、M&Aに対するニーズの内、顕在化しているものはごくわずかと考えておりますので、M&Aの裾野を広げていく施策も必要と感じています。そこは上場会社であるイノベーションの力、代表富田の力を大いに借りたいと考えています(笑)。
採用にも力を入れていくということで、今後のIMPに目が離せませんね。
今日はお話いただき、ありがとうございました!
メンバーのご紹介
代表取締役 木村秀平さん
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2012年4月 足利銀行 入行
法人融資渉外として主に中小企業への融資支援を担当。
M&A・事業承継・節税スキーム立案、シンジケートローン等を担当
頭取表彰受賞歴有
2019年2月 FUNDBOOK(M&A仲介業)入社
2019年9月 ブルーリーフパートナーズ(M&A仲介業)入社
”できる”と自分が感じたことには執念を持って取り組む「半沢直樹」タイプ!
趣味はフットサル、ゴルフ、サーフィンなどの体を動かすスポーツです。
学生時代は短距離走、特に100m走が得意でした。
音楽はバンド系が大好きで最近はできていませんがギターも弾きます。
社会人になってからの楽しみは食べることと飲むことで自分で料理もします。
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取締役 内山志功さん
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2010年3月 成田高校卒(野球部所属)、カナダ語学留学
2011年4月 関西外国語大学スペイン語学科
(Texas state University San Marcosに交換留学)
2015年4月 三菱UFJモルガンスタンレー証券 入社
盛岡支店、湘南支店でリテール営業
中小企業、医療・法人、地方公共団体向けに資産運用営業(個人表彰受賞)
2019年1月 FUNDBOOK 入社
2019年10月 ブルーリーフパートナーズ 入社
常に疑問を感じ、変化の為に行動をとってきた「半沢直樹」タイプ!!
趣味はスポーツ観戦とNIKEオタク
プライベートでは新婚、妻をこの上なく愛する良き夫でもある。
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