プライベートと仕事の両立が叶う環境
リモートワークを軸に、新しい働き方を実現している企業があります。それが、インフラジスティックス・ジャパン株式会社です。同社では、社員が自律的に働きながら、プライベートと仕事のバランスを取りやすい環境を整えています。
今回は、同社の代表である東 賢にインタビューを行い、どのような働き方を実践しているのか、詳しく話を伺いました。
コロナ禍をきっかけに完全リモートへ
インフラジスティックス・ジャパンは、コロナ禍において他社よりも早い段階でリモートワークへと移行。その後半年以内に物理オフィスを閉鎖し、完全リモート勤務を導入しました。現在、多くの企業が出社回帰の動きを見せる中でも、一貫してフルリモートを継続しています。
東:フルリモートの導入により通勤時間が削減され、社員はその分の時間をより有意義に活用できるようになりました。家事や子育て、自己研鑽、趣味に充てる時間を確保できることで、結果として業務のパフォーマンス向上にもつながっていると感じています。
柔軟な働き方を支える文化
フルリモートの導入により、社員はより柔軟な働き方が可能になりました。例えば、子どもの送り迎えや通院のための一時離席が必要な場合でも、それぞれの状況に応じて自律的に業務時間を調整しながら働くことが当たり前になっています。このような働き方が実現できるのは、インフラジスティックス・ジャパンの組織文化や、東代表のマネジメントスタイルによるものです。
東:私はマネージャーという立場ですが、いわゆるマイクロマネジメントはしません。それよりも、社員の自己管理を信頼し、尊重することが、業務面でも社員の幸福の面でも最良の結果をもたらすと考えています。そのような文化がもともと根付いていたため、リモートワークに移行しても、多くの企業で課題として挙げられる生産性やコミュニケーションの問題は発生せず、むしろ我々の企業文化がより明確になり、ポジティブな効果を生み出せたと思います。
地方・海外移住も自由に選択
現在、同社の社員の約半数が地方在住。中には、フィリピン・セブ島に移住し、子どもに国際的な教育を受けさせながら働く社員もいるとのこと。
東:リモートワークの強みを活かし、生活環境を自由に選べることも当社の魅力のひとつです。現在、日本国内では北は北海道から南は沖縄まで、幅広い地域に社員が在住しており、さらにはフィリピンや韓国在住のメンバーもいます。こうした環境が結果として、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まるチーム作りにつながっているのも、当社ならではの特徴です。
代表自らがワークライフバランスを実践
このような柔軟な働き方を実現できる背景には、東氏自身の姿勢があります。仕事とプライベートのバランスが、より良いパフォーマンスにつながると考え、実際に自ら率先してワークライフバランスを意識した働き方を実践しています。リーダーが自ら実践し、体現することで、柔軟な働き方は単なる理念ではなく、企業文化として確立されていくのです。
東:私自身、ワーケーションを取り入れたり、趣味のオフロードバイクレースを楽しんだりしています。平日しっかり働き、週末は趣味を全力で楽しむ、そんな生き方を推奨しています。
効率的な仕事の進め方を重視
自由な働き方を実現するためには、業務の効率化も欠かせません。同社では、物理的な制約がないからこそ、生産性を最大限に高めることを意識しているといいます。
東:より自由で生産的な働き方を実現できるよう、これからも挑戦を続けていきます。例えば、テキストによるコミュニケーションと会話によるコミュニケーションを効果的に使い分けることで、情報共有のスピードと正確性を向上させています。また、議事録の自動生成など、AI技術を積極的に活用し、会議後のドキュメント整理を効率化する取り組みも行っています。さらに、リモート環境でも気軽に相談できる雰囲気を作るため、困ったことがあれば気軽に相談し、クイックコールをする文化が根付いています。形式ばった会議だけでなく、必要に応じてすぐに声をかけ合える環境があることで、リモートワークでもスムーズに意思疎通を図ることができます。こうした工夫によって、チームの一体感を維持しつつ、高い生産性を実現しているのです。
こうした柔軟な働き方が可能な組織文化の結果として、現在、30代の子育て中の女性社員が多く活躍しています。リモートワークの柔軟性と、個々の事情に配慮した働き方が、多様な人材の活躍を支える礎となり、その上で個々の社員がリモート環境に適応しながらも、互いに信頼し合い、パフォーマンスを最大化することを目指しています。
インフラジスティックス・ジャパン株式会社では、一人ひとりが自分らしい働き方を追求できる環境が整っています。リモートワークを活かした柔軟な働き方に興味がある方は、ぜひ同社の求人情報をチェックしてみてはいかがでしょうか?