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嘘なく、まじめに、情報を届ける。 そのために大切なことを新卒採用担当に聞いてみた

※この記事は2019年に公開されたものです。

「情報の力で社会をエンパワーする」をミッションに掲げるインフォバーングループ。でも、その「情報」ってどんな情報?また、そのためにはどんな力が必要で、どんな人が向いているのでしょうか?

今回はそんな話を、HR部で新卒・中途採用を担当する田汲 洋(たくみ ひろし)さんに聞いてきました。採用担当とは思えないその独特な雰囲気とセンスと育ちの良さから社内外にファンの多い田汲さんですが、会社や仕事の話をとてもまじめに、まっすぐ語ってくれました。

田汲 洋 プロフィール>

東京出身。大学時代パリに1年留学。広告代理店の営業職、出版社の宣伝部を経て、2014年8月インフォバーン入社。コンテンツディレクターとして数々のオウンドメディアやデジタルプロモーションに携わる。2017年10月より社内公募によってグループ初の新卒採用専任担当者となり、現在は中途採用、教育・研修など幅広く人事業務を担う。

「嘘なく、まじめに」が信頼へ繋がる

ーー田汲さんはコンテンツディレクターから採用担当という、めずらしい経歴ですよね。

自分としては、特にやることが大きく変わった認識はないんです。コンテンツディレクターはクライアントの情報をターゲットに届けるのが仕事で、採用は自社の情報を学生さんや求職者の方に届けるのが仕事。どちらも情報を「届ける」ということが仕事なので、これまでやってきたことの延長線上にあると思ってます。

社内公募が出たときに当時の後輩(志村けんのバカ殿様に似ている男)から「田汲さん、採用担当に向いてるんじゃないですか?」と言われたことがきっかけだったんですが、僕自身インフォバーングループという会社が好きで力になりたいと思っていたので、この機会にやってみようと思い応募しました。

ーー「力になりたい」って、愛ですね…! インフォバーングループについては、ずばりどういう会社だと思ってますか?

そうですね…自分が入社した5年ほど前から、「嘘なくまじめに情報を届けることを大切にしている会社」なんだなと感じていました。

特に僕が体感したのは、自分がコンテンツディレクターとして働いていた頃、某企業が運営していた医療関連のキュレーションサイトが問題視されて「Webの情報なんて信用ならない」という世論が盛り上がった時です。そんな中でもインフォバーンにヘルスケア関連の仕事をくださったクライアントがいたので、その理由を聞くと、「インフォバーンはしっかりとした情報発信をしている安心感がある」と言ってくださって。

正しい情報を届けるために真っ当な仕事をするのは当たり前のことですが、そういった「信頼」はクライアントから選ばれるための大事な要素なんだと改めて感じましたね。

ーーまさに、うちがフィロソフィーとして大事にしていること(「One from the authenticity」)ですね。

代表取締役CEO・今田さんの話も印象に残っていて。学生時代、自分の好きなものをあまり周囲に理解してもらえなかったけど、ある雑誌をふと書店で手にしたときに、初めて自分と同じような人がいることを知って勇気づけられ、自分も発信していくようになった…まさに「情報にエンパワーメントされた」という話です。

インフォバーンはそんな原体験から生まれた会社なので、まず「情報で社会をエンパワーする」というミッションがあって、それを継続していくために利益を出す方法を考えるのであって、決してその逆ではない。儲けるためならなんでもやる、という考えとは真逆の会社だと感じてます。

ーーうちの社員なら、だれしも似たような経験がありそうですよね。

そうだと思います。採用においても同じで、マーケティングやメディアへの関心も大切なのですが、それと同じくらいミッションやフィロソフィーへの共感を重視したいと思っています。

いい仕事が生まれるのは、相反する2つの要素から

ーーインフォバーングループにはいろんな職種や仕事がありますが、どの仕事にも必要な力って何だと思いますか?

仕事をおもしろがる力ですね。この力さえあれば、どんなにつまらないことも楽しくなるので。自分は昔いた会社で広告営業をしていたのですが、「新規のアポで電話を10秒で切られたら、次は30秒続くようにしよう」とか、どんな仕事でも自分なりにルールを作ったりして、おもしろがってやってきました。

インフォバーングループに入ると気づくのは、決して華やかな仕事ばかりではないということ。たとえアウトプットが華やかなものだとしても、それを作るのは調整や交渉といった地道な業務の積み重ねというのがほとんど。それがあってこその成果物であることは、うちで仕事をしたい人にしっかり伝えていきたいことのひとつですね。

ーーたしかに、おもしろがり上手な人が多いと思います。それが仕事以外に現れている人もたくさんいますよね。

「これが好き!」というものを持っていて、かつ普通でないレベルまで突き詰めている人が多いですよね。音楽好きが高じてDJでアジアツアーまでやってる人だったり、サッカーを毎日1試合は必ず見ていてなおかつSNSのフォロワーが2万人いるスポーツ好きの人だったり。何かにハマりまくるような情熱を持った人を見ると、いいなと思いますね。

そして、そういう人は他人のこだわりにも共感できるので、クライアントの要望を丁寧に拾い上げられるし、ターゲットの気持ちに寄り添うこともできる。だからコンテンツを作る上ではめちゃめちゃ大事なことだと思います。ただ、こだわりが強いだけでは視野が狭くなってしまうので、一見相反する要素である柔軟性を持ち合わせていると、より良いものが作れると思います。

ーーなるほど、「こだわり」と「柔軟性」ですね。ちなみに田汲さんは、何か好きなものはありますか?

もともと出版社にいたので、マンガやアニメやゲーム、映画が好きですが、それほどでも…。大学のときは映画を学びに1年間パリに留学しましたが、20年前の話ですし。インフォバーングループの人たちのハマり具合と比べたら、自分なんて何もないです。

ーーいやいや…それ十分ハマってます(笑)。

"Good Fellow, Smart Fellow, Unique Fellow" な仲間を募集中!

ーー2021年新卒採用の真っ最中ですが、今年はどんな人を探してるんですか?

今回は"Good Fellow, Smart Fellow, Unique Fellow"という採用スローガンを採用チームで考えました。これをもとに、スキルや素養面の基準を設けています。

"Good Fellow"は素直さであったり、チームや仲間のために尽力するホスピタリティ。"Smart Fellow"は勉強ができるという意味ではなく、しっかりと物事を考えられる思考力や、それを整理して伝えられるコミュニケーション能力を重視します。"Unique Fellow"はおもしろい人というよりは先ほどの「おもしろがることができる人」ですね。事業の多角化が進むなか、様々な時代の変化に応じてその状況すら楽しく前向きにおもしろがれる人。

僕なりに翻訳すると「友達になると楽しくて、刺激を受けて、一緒に成長していきたくなる人」ですかね。そんな人と一緒に働きたいなと思ってます。

ーー私もそんな人と一緒に働きたい! 最後に、田汲さんご自身が今後やっていきたいことを教えてください。

教育研修制度などを整えて、入社した人が確実に力を発揮できる環境をつくっていきたいです。2019年から人事部はマネージャーの西尾さんが加わり、ヒューマン・リソース部として独立しました。これからは採用だけでなく研修なども幅広く手掛けて、インフォバーン社内に「人が育つ土壌」を作っていきたいです。

ちなみにヒューマン・リソース部のスローガンは「SOIL &”PEOPLE" SECTION(土壌と人)」で、僕もけっこう気に入ってるんですが、これはHR部マネージャーの西尾さんがとあるバンド名をもじってつけたものです。これにピンと来た方や、うちに興味のある方はぜひご連絡ください。お待ちしています!

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