【パートナーインタビュー】GMOイエラエで実現する、仕事とトライアスロンの二軸の挑戦。
こんにちは!人事の小高です。
GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社(以下、GMOイエラエ)の現場メンバーにフォーカスした*パートナーインタビュー企画。
今回は、10年以上のフリーランス生活を経て、2025年7月よりGMOイエラエに入社した菊池さんにインタビューを実施しました。菊池さんは、GMOイエラエで働きながら、社外の活動にも力を注ぐパートナーの一人。デザイナーとして活躍する一方で、トライアスロンにも挑戦しています。2025年9月14日に行われたトライアスロン大会「IRONMAN Japan South Hokkaido」では、総合3位という見事な成績を残しました。
今回は、GMOイエラエでパートナー(正社員)として働きながらトライアスロンという夢にも挑戦する菊池さんが、当社に入社した背景、そして入社から3ヶ月が経った今の心境に迫ります。
*GMOインターネットグループでは社員・従業員をパートナーと呼んでいます。
菊池 朋明さん | ブランドマネジメント室 デザイナー
学生時代に起業を経験し、その後10年以上にわたりフリーランスとして活動。2025年7月、GMOイエラエに入社。現在はデザイナーとして多彩なプロジェクトに携わる傍ら、プライベートではトライアスロンにも励み、仕事と趣味の両面で“挑戦”を続けている。
なんとなく始めた趣味が、歴代記録を更新するまでに
━━ まずは、これまでのキャリアについて教えていただけますか。
私のキャリアのスタートは、友人との起業でした。大学3年時に友人とWebサイトやアプリを作る会社を始めました。とはいえ、何か大きな目標があったわけではなく、早期に内定をいただき自由な時間があったなかで、同じく時間のある彼らと共に何かをしてみようと始めてみたのがきっかけでした。ただ、思いのほか楽しくて、結局、大学を中退して会社に専念することとなりました。
そして4年ほど会社を続けるなかで、次第にもっと他のことがやりたいと感じるようになっていきました。そのやりたかったことが、今も仕事にしているデザインです。
もともと会社を立ち上げた当初からデザインに興味があったのですが、残念ながら当時の私には、デザインスキルはまったくありませんでした。そこできちんとスキルのある方に入ってもらって業務をお願いしつつ、私は採用や営業など他の業務に注力していたんです。でも本当は、ずっとデザインがやりたかった。
その想いに突き動かされて会社を辞め、そこからフリーランスとしてデザイナーのキャリアを歩み始め、気づけば10年以上の月日が経っていました。
━━ トライアスロンは何がきっかけで始められたのですか。
実は何か大きなきっかけがあったわけではなく、運動量が減って太ってしまったのが理由です(笑)。そのため、いきなりトライアスロン出場を目標に始めたわけではなく、最初は健康のために、近くのジムで泳いだり走ったりしていました。いわゆる“ガチ勢”というよりは、気軽な運動の延長でした。
でも、「せっかく運動してるし、トライアスロンにでも出てみようかな」と思い立って挑戦してみたところ、思っていたよりいい記録が出て。そこから「もっとやってみようかな」と思うようになり、そのまま続けてきました。
━━ そうなんですね。まさか運動不足が理由だったとは思いませんでした。そこからなぜ、本格的に挑戦するようになったのでしょうか。
本格的にやり出したのはコロナ禍以降ですね。コロナ禍の間は大会の中止が相次ぎ、周囲のトライアスロン仲間たちもモチベーションを保てずにいる人が多くいました。実際にあの時は競技人口も減ってしまっていたと思います。
しかし私は反対に、自宅でやることもなかったしトレーニングに打ち込むようになっていきました。そのおかげか、久しぶりに開催された大会に出場したら日本の歴代記録を更新できたんです。これには自分でも驚きました。それが「もっといけるかもしれない」という自信につながり、さらにトレーニングに励んだ結果、次の大会では前回より20分以上も記録を縮めることもできました。
━━ すごいですね。ますますモチベーションが上がりそうです。
そう思いますよね。でも当時の私の中では「これだけの記録を残せたからやり切ったかな」というゴールに辿り着いたような気持ちの方が大きかったです。トライアスロンへの挑戦にはお金がかかることもあって、この辺りで一区切りつけようかと考えていたんです。
今後のキャリアも鑑みて、これまでやってきた仕事の枠を飛び越えてもう少し大きな仕事をしてみたいと考えていたのも影響していたかもしれません。
フリーランスという働き方はとにかく自由で快適でしたし、報酬にも満足していました。一方で、どうしてもこれまでのスキルを活かして働くばかりになってしまい、経験やスキルの乏しいことに挑戦するのは難しく。自分の業務の幅を広げるためにも、雇用形態にこだわらず、事業会社でコミットする働き方にシフトしていこうと考えていました。
「この人と働いてみたい」不安を抱えながらも選んだ正社員への道
━━ そこから、GMOイエラエに入社することになった経緯を教えてください。
GMOイエラエとの縁を運んできてくれたのも、実はトライアスロンなんです。GMOイエラエの代表である牧田さんもトライアスロンに出場されていて、大会の時に偶然お話しすることになりました。
実は私はその頃、とある事業会社でフルコミットの業務委託メンバーとして働いていました。もしGMOイエラエに入っていなかったら、そこで領域を広げるべく頑張っていたと思います。そしておそらく、トライアスロンは一旦やめていたと思います。人生における仕事の比重を上げるべきタイミングでしたし、働き方含め両立するのも難しいと考えていました。業務委託とはいえフルコミットだったため、10時〜19時といった固定時間での稼働や原則出社、さらには契約がいつ終了するかわからない不安もあり、時間的にも精神的にもトレーニングとの両立には難しさがありました。それに、トライアスロンに関してはある程度達成感もあったので、それでもいいとも思っていました。
でも、牧田さんに出会って、色々と話していたら「トライアスロンを続けながら、うちの正社員として働いてみませんか」とお誘いいただき、それをきっかけにGMOイエラエに入社し、トライアスロンも続けられています。
━━ 牧田さんとの出会いがきっかけだったんですね。どのような点に魅力を感じて、入社を決意されたのですか。
フルタイムで働きながらトライアスロンを続けられる環境という魅力はもちろんありますが、現在の上司であるブランドマネジメント室の室長・大倉さんの存在は大きかったです。入社前に大倉さんの作ったものを見せてもらった時、率直に「かっこいいな」と思いました。
GMOインターネットグループのように、ブランドガイドラインが整い、良い意味で「デザインの統一感」を大切にされている環境では、自由な表現とのバランスが難しいと感じていました。実際に、私も同じような規模感の組織で仕事をした際には、依頼者が最初から想定しているであろうものを作ることが多かったですし、ある意味それが普通のことだと思っていました。
でも、大倉さんのクリエイティブを見たとき、その印象が大きく変わりました。統一されたブランドの中でも、ここまで自由な表現ができるのかと驚きました。そして自然と、「デザイナーとしてこんな人のもとで働いてみたい。そうすれば、きっと自分の業務の幅も広げられる」と感じたんです。
━━ 大学在学時に起業し、その後フリーランスとなった菊池さんにとっては初めての正社員となるわけですが、不安や葛藤はありませんでしたか。
もちろんありました。葛藤はさほどありませんでしたが、不安はありましたね。自分の決断に際して不安を感じたのは、人生で初めてだった気がします。
その不安は、おそらく多くの人が失業した時に感じるのと似たものだったように思います。これまでフリーランスとして企業や個人事業主などたくさんの人たちと仕事をしてきたのに、それがたったひとつになる。自分を支える足場が狭くなってしまうようでなんだか怖くて、漠然とした不安を抱えていました。
また、働き方に関しても、自由さがどこまであるのか、仕事とトレーニングの両立が本当にできるのかは気になりました。
でもその不安よりも、大倉さんと働けることへの期待や、組織の中で長期的にコミュニケーションを取りながらデザインに取り組んでみたいという気持ちのほうが強かったです。また、働き方の柔軟さや個人の挑戦を応援してくれる文化も感じられ入社を決めました。
トライアスロンを通じて、GMOイエラエにも貢献したい
━━ 実際に働いてみてどうですか?仕事とトライアスロンの両立はできていますか。
入社してからこれまでは業務量がそこまで多くない時期であることも影響しているとは思いますが、今のところ両立に困ったことはありません。フルリモート・フルフレックスと柔軟に働ける制度が整っているので、とても働きやすいです。
たとえば、朝6時から2時間ずつスイムとランニングを行い、11時に仕事を始めるといったこともできて、非常に助かっています。また、トレーニングや大会でどうしても時間が必要な時も相談すれば柔軟に対応してくれるのでありがたいですね。
チームの他のメンバーも、家庭の都合に合わせて早く上がったり遅く出勤したりと日常的に制度を活用しているので、制度を使いにくい雰囲気や特別感もいい意味でまったくありません。
━━ 仕事とプライベートの両立のため、何か工夫していることはありますか。
プライベートも含めた1週間分のスケジュールを立てておいて、その通りに動くようにしています。もしその通りに実行できなかったらできなかった理由を振り返り、次はきちんと決めたように動けるようにブラッシュアップすることを繰り返しています。
私は本来夜型で、フリーランスの時には夜遅くまで仕事をしていてかなり不健康な生活を送ってしまっていました。また性格上、細かく何をやる時間かを決めていないと漫然と過ごしてしまうタイプなので、そうならないようにきちんと計画を立てることを意識しています。
━━ 最後に、仕事とトライアスロンそれぞれでの目標を教えてください。
仕事面では、GMOイエラエの一員として活躍したいです。そのために、まずは「このデザインは任せる」と早く言ってもらいたいですね。そしてどんどん任せてもらえることを増やしていきたいと思っています。当面はまずLP(ランディングページ)を丸ごと任せてもらうことを目指して、日々業務に当たっています。
そしてトライアスロンでは、さらに高みを目指したいです。私はまだ、国内の有名な大会で一位になったことはありません。名のある大会で一位になりたいですね。また、来年は長距離トライアスロンの世界選手権で入賞することも目標です。私のトライアスロンでの活躍を通じて、GMOイエラエのパートナーの実績として世の中の人に知ってもらいたい。そしてGMOイエラエの名前を広めることにも貢献できれば非常に嬉しいです。
━━ 仕事とトライアスロン、両面で挑戦を続ける菊池さんのこれからのご活躍が楽しみです。本日はありがとうございました!
菊池さんのインタビューを通じて、仕事もやりたいこともどちらも諦めず挑戦される姿がとても印象的でした。
フルリモート・フルフレックスを導入するGMOイエラエでは、子育て中のパートナーから、菊池さんのように趣味や夢を持つパートナーまで、みんなが人生における仕事以外の部分も大切にしながら働いています。
仕事もプライベートも大切にしながら両立したい方、ぜひGMOイエラエで挑戦をしませんか?