ワークスイッチコンサルティングのこと、もっと知ってほしくて。【第6回】ワークスイッチにおける、RPA導入コンサルタントのお仕事とは
前回までの連載はこちら!
【第1回】ワークスイッチにおける、業務コンサルタントのお仕事とは(BIツール導入)
【第2回】ワークスイッチにおける、人事業務コンサルタントのお仕事とは(シェアード化)
【第3回】ワークスイッチにおける、業務コンサルタントのお仕事とは(会計業務改善)
【第4回】ワークスイッチにおける、人事業務コンサルタントのお仕事とは(人事システム導入)
【第5回】ワークスイッチにおける、人事業務コンサルタントのお仕事とは(人材活用)
本連載では候補者様や社員からよく聞かれる、「ワークスイッチのコンサルタントって実際何やってるの?」という声に対してお答えすべく、ワークスイッチコンサルティングの仕事内容について、実際にフロントで働いているコンサルタント達の生の声に乗せてご紹介します。
第6回は業務コンサルタント職(RPA導入案件)に注目!
新卒2年目の浅賀さんにご紹介いただきます。
数あるPJTの中でも特に「団結力」の強いPJTです。
自己紹介
浅賀 真知子(2017年新卒入社)
銭湯・居酒屋・ラーメン、好きなものを並べるとオッサン臭いとよく言われる浅賀です。笑
少しは綺麗なものも紹介すると、最近ボルダリングにもはまっています!
経験PJT
・RPA社内推進体制構築PJT
担当役割:ライセンス管理/申請受付業務/問い合わせ対応、左記担当業務のフロー図/業務一覧作成
・外販サービス拡販支援PJT
担当役割:新規サービス業務手順書作成、左記業務担当者への業務引き継ぎ/研修
PJT概要
顧客: 大手通信企業RPA推進部署
※RPA(Robotic Process Automation)とは
パソコン上の操作手順を記録して人の代わりに作業するソフトウェア型のロボット、またはその一連のサービスを指します。従来「人」が担っていた業務を「ロボット」が行うことの効果として、コスト削減・品質向上・業務スピード向上が挙げられます。
RPAは、「人」に変わる新たな「働き手」として考えられており、社会的にも今注目の市場となっています。
PJT発足背景:RPA社内推進体制の構築と外販化に向けた取り組みを進める上でスムーズな運用ができるようにしてほしいとご依頼された。
プロジェクト期間:2017年6月〜
プロジェクト体制 :上期は「RPA社内推進体制構築PJT」のみとなっており、下期より「RPA社内推進体制構築PJT」と「外販サービス拡販支援PJT」が並走する。
◆RPA社内推進体制構築PJT
ライセンス管理:2名 ツール作成/環境整備3名 社内RPA事例管理3名(PJT発足時)
→14名に増員
◆RPA社内推進体制構築PJT
ライセンス管理:2名 ツール作成/環境整備3名 社内RPA事例管理3名 外販サービス設計:6名
勤務形態:お客様先常駐
お客様先にデスクを持っているため、お客様との距離がとても近く、リアルなご意見に触れながらご支援させて頂いております。
お客様の目指すもの
今回ご紹介する案件のお客様は、大手通信企業様でRPA分野における事業展開を行っており、お客様がRPAを普及させることで企業の働き方改革の牽引役となることを目指しています。
ワークスイッチコンサルティングに求められていることは、
「RPA」をお客様と共に社会に広めるために水先案内人となることです。
RPAサービス外販に向けてRPA導入企業のモデルケース作りを行い、そこで得た知見を外販サービス展開に繋げることが私たちに与えられたミッションです。
また、RPA推進部署に所属する人々は、私たちのような委託を含めて150名近くが活動しています。
ロボットのライセンス管理や契約・請求を担当する方、営業業務を担当する方、ロボット開発エンジニアの方がいます。たくさんの方々がそれぞれの役割を持ちRPAサービスを支えています。
PJT推進における課題
その1: 関係各所の業務内容把握と連携強化
総勢150名のPJTとなるとメンバーの団結が不可欠です。それぞれの関係者がどのような業務を請け負っているのかお客様に現状把握をして頂く必要がありました。
その2: RPAを推進する上での課題整理と既存業務プロセスの見直し
お客様自身も多くの業務を請け負っているため、業務手順の整理や、運用ルールの策定、関連部署への周知に時間を割くことができず曖昧になっているという現状もあり、早急な対応が私たちには求められていました 。
私たちのプロジェクトにおける役割
私たちは、RPAサービスを展開するお客様に対して2つの方向からアプローチしています。
その1:「お客様社内でRPAを広める取り組み」
具体的には「推進体制の構築」、また「RPAを導入する際のツール/セキュリティ面の環境整備」などを行っています。
その2:「外販サービス展開に向けた取り組み」
具体的には「新規サービスの業務設計/運用ルールの設定」や「既存運用業務のプロセス改善」など行っています。
案件を進める上で苦労したこと
1年を振り返ってみて、特に苦労したことをまとめました。
その1:「RPA」や「業務改善」に関する知識のインプット
新卒で初めて経験したPJTであったので「RPA」や「業務改善」の知識もないところからスタートしました。当時は(今もですが…笑)ネットや本、先輩方からのアドバイス、あらゆる情報を取り入れることに必死でした。
その2:顧客要望のキャッチアップ
新しいRPAサービスの業務設計を担当した際、業務フローや手順書を作成することになりました。
0からの業務設計を行うことへの戸惑いもあり、初めは、ひとつをフロー書くのにも「これでいいのかな」という思いがぬぐえず自信がもてませんでした。お客様が望んでいる状態は何かを明確にしなければ…!そんな思いでいました。「これでいいのかな」を払拭するためにはどうしたらいいのか―
お客様の要望は何か見極めるしかない。
奔走、また奔走。
あるときは先輩方を質問攻めに、またあるときはお客様のご意見を伺いにいきました。
自分ひとりでぐるぐると思いあぐねるのではなく、広く意見を聞くことが大切だと思いました。
お客様と共に答えを探すこと、探し続けることで理想としている業務設計ができるのだと思います。
また、お客様のスピード感が早く、日々ご要望を伺いながら課題の再整理や、課題解決までの段取りを修正/改善することが求められており、それに負けじ…!と課題解決に向け日々奮闘しております。
休日にみんなで焼き肉に行きました! PJTを超えての交流も盛んです。
ワークスイッチコンサルティングのBPMコンサルティングサービスとは
BPMコンサルティングの特徴としてまず始めに挙げられることとして、「お客様のご要望に寄り添うコンサルティングスタイルであること」があります。
お客様とのコミュニケーションを大切にすること、お客様が望んでいること/悩んでいることに耳を傾けること、お客さまと共に解決策を探すこと、そして課題解決後のお客様のフォローアップを欠かさないこと。お客様望む状態をすり合わせ、業務を実際に行っていただき、新しい課題に向けて取り組むようなPDCAサイクルを繰り返すことで、お客様の要望に応え続けることができるのだと思います。
また、もう一つの特徴として、お客様の色にあわせることが挙げられます。
私たちは「RPA」に特化した先鋭部隊と捉えられがちですが、実際はお客様先についてから見聞きする情報の方が多いです。「新しい知識」をお客様の求める水準まで吸収し、お客様の課題解決を目指します。お客様の企業風土、業務のスピード感に合わせてお客様のご支援をします。
こんなメンバーと共に働いております!
PJTのメンバーの特徴をご紹介したいと思います。
・ママさん、パパさんが多い…!!(様々な経歴、得意分野をお持ちの頼れる先輩方です。)
・若手メンバーももちろんいます!!(元気溌剌、PJT内のつなぎ役はお任せください。)
・仲が良い!!(休日に遊びに行くほどです。)
・意見が闊達(大人数PJTであるため情報共有は欠かせません。)
・働き方のバリエーションが豊富(時短勤務、在宅勤務の方がいます。)
・社内ベストPJT賞を受賞(日々の取り組みを評価して頂きました!)
それぞれの得意分野や知見をPJT内で総動員しお客様の課題に臨む「団結力」。
そして、お客様のご要望にとことん付き合う「パワフルさ」がこのPJTの魅力だと感じます。
こんな人と働きたい(経歴/スキル/人柄)
・業務改善の経験をお持ちの方
・RPA導入経験をお持ちの方
・自分の意志を持って業務に向き合っている方
頼りになる先輩方です! サンタの帽子がよく似合ってます♪
さいごに
この1年を通して感じたことは、「お客様は私たちに期待をしている」ということです。
お客様とお話をすると「〇〇に困っている」「□□ということをやりたいんだよね…」という声をよく聞きます。それを聞くたびに「その思いや期待に応えたい」強くそう思いました。そしてどうしたら実現するのかを考えるようになりました。この1年で私自身の行動も大きく変わったと思います。
1年前、自信が持てず「どうしよう」「これでいいのかな」という思いが尽きなかった私ですが
自分がアクションを起こさなかったら、きっとあの時お客様の思いや要望も聞けなかったのだと思いました。「お客様のご要望は何か」これからも常に考えなければならないことだと感じます。
お客様が喜んでくださるよう今日も変わらず、奔走することが私の役目だと思います。