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『あくまでも主役は仲人さん』日本一の連盟組織を陰で支える面白さとは。

IBJ働く人シリーズ第19弾!加盟店本部にて企画や結婚相談所のサポートを行う大久保さんを紹介します!


PROFILE

▼茨城県出身 明治大学 ・経営学部卒(組織心理学専攻)

▼2012年IBJ入社 加盟店本部で企画や加盟店サポートに従事

▼2018年、努力により多くの成果を上げたことが評価され「敢闘賞」受賞

▼趣味は、食べること、仲人ブログを読むこと、ラグビー観戦

(左)担当役員・土谷さん(右)大久保さん


INTERVIEW

横のつながりを強くすることで成婚数を増やす

広報:よろしくお願いいたします!大久保さんは入社されてから加盟店本部にいらっしゃいますが、具体的にはどのようなお仕事をされているんですか?

大久保:全国にある結婚相談所、約2,200社が加盟する日本結婚相談所連盟を運営しているのが加盟店本部です。その中で私は企画のお仕事をさせていただいています。

広報:企画??

大久保:社内外から新しいプロジェクトや企画が日々立ち上がるのですが、それらのアイディアを形にするためロジ周りを関係者と調整したり、加盟店の皆様へのプロモーションをメインで担当しています。プロモーションでは、IBJ新聞という広報紙を書いたり。四半期に一度行っている定例会や、ハッカソンという仲人様と共創する事例共有会、年に一度仲人様が全国から集まる「IBJサミット」などの企画運営を通して、連盟組織の求心力を高めています。

広報:企画されたイベントは基本的に大久保さんが指揮されているのですか?

大久保:有難いことに担当させていただいています。どうしたら多くの仲人様にご参加いただき「参加してよかった、明日からまた成婚を生むためにがんばろう」と各自の現場に戻っていただけるか、試行錯誤を繰り返しています。結果、数年前は30名程度の参加者数だった定例会も、関東では200名の仲人様にご参加いただけるようになりました。来年はさらに倍まで増やしていきます(笑)

広報:連盟内を活性化させるような企画を日々考案されているのですね。

大久保:そうですね。常に新しいことにチャレンジしていきたいと思っています。ただ私たちが企画しても実際にワークしていただくのは仲人様になるので、現場で新しいことを積極的に受け入れてくれる姿勢にいつも感謝しています。仲人様がチャレンジしてくれないことには連盟内での変化は起こせないので。楽しみながら挑戦してくださるという心意気がIBJの仲人様らしいなと思います。

広報:大久保さんは仲人様と直接関わることもありますか?

大久保:かなり多いです。むしろそれがメインかも(笑)直接お電話などでご連絡いただくこともありますし、定例会で仲人様が声をかけてくださったり。直接定例会等で仲人さん同士を繋いだりしています。

広報:横の連携を作って差し上げることが大切なんですね。

大久保:そうですね。もともとお一人で相談所を経営する仲人様が多かったので、「情報や知識を共有できる場がほしい」「仲間がほしい」というお声をいただくこともあって。2年位前にIBJアンバサダークラブという仲人様の部活動のような企画をし、今では全国各地でクラブが立ち上がっています。横のつながりが強くなったおかげで成婚数も増えてきましたね。仲人様同士の連携は必要不可欠になってきますし、私自身も仲人様に信頼していただくため、日頃から関係作りに努めています。

広報:具体的にはどのようなことを?

大久保:基本的なことですが、仲人様のお顔とお名前は徹底して覚えるようにしています。相談所業界では仲人様のことを「先生」とお呼びする慣習があるのですが、入社したばかりのころに統括の土谷さんから「先生と呼ぶな」とご指導を受けて。呼ぶことに問題があるわけではなくて、新卒時代から先生という括りで覚えるなと。顔と名前を一致させ確実に覚えることで信頼関係が生まれていくのだから、というご指導だったんですね。

広報:確かにお名前を憶えてもらえていたら嬉しくなります。でも4,000名近くの仲人様が登録されているわけですが、どのように覚えているんですか?

大久保:Facebookで友達申請をしてその人のお人柄を知ることや、仲人様のブログはほとんどの記事に目を通しています。「この相談所はこういう気持ちなんだ」「こういう動きがあったんだ」と、読むことで伝わってきますし、お会いしたときにお声がけすることも出来るので。

広報:かなりの記事数ですよね!?

大久保:そうですね、もう趣味になっています(笑)アメブロの仲人・結婚相談所ランキングって、実は上位ほとんどがIBJの相談所なんですよ。皆さん文才もやる気もあり、読むだけで勉強になる。寝る前や移動中に読んでいるので、婚活知識は人一倍ついていると思います(笑)会員様向けのお見合い婚活ハンドブックを制作する際にもかなり参考にさせていただきました。

広報:たしかに仲人様が書いているブログってリアルで面白いですよね。私もよく読みます(笑)人のために何かをしてあげたいという素敵な人間性をお持ちの方ばかりですよね。


大炎上させた経験が、長期的には信頼へ

広報:仲人様の大半が大久保さんより年上かと思いますが、信頼関係を構築されているうえでのコツ等はあったりするのですか?

大久保:コツと言うにはおこがましいですが...仲人様をお客様として接するのではなく、「主役」として接するように心がけています。主役の方々にアクションしていただき活躍していただかないと結婚カップルは生まれませんので、マネージャーと芸能人という感覚なのかな?主役が輝くためにはどうすれば良いのか考え、自分から先に動けるように常々意識しています。

広報:お客様として接することで生まれる壁もありますもんね。どちらかといえばチームのような関係性ですかね?

大久保:そうです!活躍している仲人様は高齢の方も多いので、伝わりやすい言葉選びも大切にしています。

広報:どれくらい上の年代の方まで活躍されているのですか?

大久保:80代の方も現役でバリバリ活躍されていますよ。逆に最近はお若い仲人様も増えてきたので、色んな年代の方とお仕事できるのは楽しみの一つかも!年代もバックボーンも異なる方々が同じ連盟内で足並みを揃えて、活躍いただくにはどうすれば良いかという意識はあります。

広報:毎月50社ほどのペースで加盟店が増え続けているわけですが、大変だと感じることはありますか?

大久保:今はあまり思いませんが、入社したばかりの頃は大変でした(笑)その頃私は電話対応がとにかく苦手で。相談所と相談所の間に入りこじれてしまった案件を調整することもあるのですが、一回私のせいで大炎上させてしまって...。ある仲人様をものすごく怒らせてしまったんです。言いにくいことを伝える必要があったのですが、言葉選びも下手でしたし一方的に伝えてしまって。
先輩方に助けていただいて何とかその場は収まったのですが、相手側の仲人様には「私のせいでごめんなさいね」と菓子折りとお手紙をいただいて。私の力不足で大炎上させてしまって申し訳ない気持ちと、お手紙をいただけて嬉しく感じたのとで号泣(笑)今でもそのお手紙は大切にとってあります。

広報:今の大久保さんからは想像ができないです!その時の仲人様とは今はどのような関係に?

大久保:それ以降は何度かやりとりをさせていただきながら、2~3年後には仲良くさせてもらえるまでになりました。今では、お電話で話したり定例会でお会いすると「まりちゃ~ん♪」と下の名前で呼んでくれます(笑)その時に感じたのは、仲人様全員に好かれようとするのではなくて、一緒にお仕事をしていく仲間だからこそ、中長期的視点で関係性を築けたらいいのだと学びました。

広報:定例会で沢山の仲人様から「まりちゃん」とお声をかけられている大久保さんをみて、仲人の皆さんから可愛がられているんだなと感じました。

大久保:本当に有難いです。自分の娘や孫のような感覚で可愛がってくださる方も多くて、下の名前で呼んでくださるのは個人的にすごく嬉しい!仲人様たちとの関係を築いてきた土台があって、いまの仕事にいかされていると強く思います。


日本一の連盟組織で働くことのワクワク感

広報:大久保さんが入社されたのは2012年ですよね。どのような就職活動をされていたのですか?

大久保:もともとコンベンション関係の会社に就職したいと思っていて。

広報:コンベンション???

大久保:国際展示場などで開催しているような展示会や、学者さんたちが研究発表や意見交換する学術会議、国内外の方々が集う国際会議の企画運営のお仕事です。日本の大きな会社だと数社しかないので、そのどこかに行きたかったんです。

広報:イベント会社は検討されていなかったのですか?

大久保:新しい情報や知識が飛び交う最先端の現場で、国と国や人と人を繋げる仕事がしたかったんです。どちらかというとお堅いイメージの。ただ、残念ながらご縁がなく...。どうしようかと考えていた時に、IBJの求人を見つけて。ピンと来たんです(笑)大学4年の3月だったので、ここを受けてだめだったら実家の茨城に帰ろうという想いで受けたら採用をしていただけて。「ご縁がある皆様を幸せにする」という経営理念に惹かれて入社を決めました。あのとき自分の直感を信じてよかったです(笑)

広報:入社されてから7年程経った今、仕事や会社に対してどんなことを感じていますか?

大久保:日本一の連盟組織で仕事ができるということは、業界の歴史や連盟の未来を作れるかもしれないということなので、そのスケールの大きさは仕事のワクワク感に繋がっていると思います。日々の業務は地道なんですが(笑)あとは、うちの会社は社員のやりたいことや強みをよくみてくれているなと思っていて。実は入社当時1度だけ、社長の石坂さんに「コンベンションの仕事がしたかったんです」と立ち話程度でお話したことがあったんですね。そのことを覚えてくださっていて、IBJサミット(コンベンション)をやるなら、大久保が担当になれ、とチャンスをいただきました。2020年は1,000名規模で開催したいと思っています。


結婚の先にあるライフデザインの価値を広げたい

広報:大久保さんはお休みの日、何をされていることが多いですか?

大久保:友達とごはんに行くことが多いです。お見合い場所の見学もかねてホテルのラウンジもよくいきます(笑)この仕事をしているからか、友人から恋愛や婚活の相談を受けることもあって。

広報:お外で仲人のようなことをされているわけですね(笑)

大久保:完全に趣味の一環ですが(笑)丁度先週、仲介した2人の結婚式があったんです!

広報:え、すごい!すでに実績があるんですね!どのような仲介を?

大久保:友人同士を紹介をしたらたまたま上手くいった感じです。あまりアドバイスをしたわけではないですが、女の子側からたまに相談を受けていて。「結婚したいんだけどプロポーズをしてくれない」など、実際に仲人様が受けているような感じで(笑)

広報:そのときは何とアドバイスをされたんですか?

大久保:女性側から少しは仕掛けてあげないと気づかない男性も多いと思うのですが、相手の男性側の性格的にそういうのが嫌なタイプというか、リードしてあげたいという気持ちの強い人だったから、「期日を決めて。もうちょっとだけ待とう?」と言いました。その通りに何もせっつくことなく普段通りに接していたらプロポーズに。

広報:普通「行け行け~」と言いたくなってしまいそうですが、男性側の性格を理解していたからこそできるアドバイスですね。

大久保:いえいえ...2人はたまたま上手くいきましたが。その時に感じたのは、人と同じことをすれば上手くいくわけではなく、色んな性格の人がいるからその人に合わせたサポートが必要で。改めて結婚相談所のような第三者目線のサポートって大事だなと感じましたね。

広報:こうしてお話していると、大久保さんに相談したくなるご友人の気持ちがすごくよく分かります。親身になってお話を聞いてくれそうだなぁと。最後に、大久保さんの今後の目標を教えてください!

大久保:ずっと相談所部門にいる身として、ユーザーの皆さんに「婚活するならIBJ」という認識から一歩踏み込み、「婚活するならIBJの結婚相談所」と思っていただけるまで、日本の成婚の1%を生み出している組織なのだという認知を加盟店様と一緒に広めていきたいです。今後加盟店が3,000社・4,000社と増えていけば、全国で草の根運動のようにもっと広がっていき、仲人様の活躍機会をもっと作っていけると思うので。

広報:婚活や結婚相談所の実態など、まだまだ知られていないことはたくさんありますよね。

大久保:そうそう。IBJに勤めてみて感じたのが、結婚のその先にある、お金のことや保険のことなど、若いうちから知っておいたほうがいいと思えることってたくさんあるんだなと。結婚したいと思った時、皆さん真っ先に”婚活”のことだけを考えると思うのですが、ライフデザイン(将来設計)は、この先生きていくうえで知っておくべき知識で、知らないと損する可能性もあって。早いうちから動くことがすごく大切だなと気付かされます。せっかくこの会社にいるのであれば、結婚の先にある”ライフデザイン”という価値も今以上に世の中に発信して、これから婚活を始めようと思っている方々にもっと届くといいなぁ。

広報:加盟店様と一緒にもっと婚活やライフデザインの正しい認識を広げていきたいですね!大久保さんの想いがすごく伝わるインタビューでした。今日はありがとうございました!

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