こんにちは。IBJ広報です。
今日のブログは、IBJで働く現役ママさんたちの座談会後編です。
前回は、育児スタイルや働いていてよかったと思う瞬間などをご紹介しましたが、
今回はその続きをご紹介していきます。
メンバー
石川さん / 2005年 Webシステム開発会社の立ち上げに参加。2008年に結婚、2011年に男の子を出産。IBJによる所属会社の子会社化により、2012年の復職と同時にIBJへ転籍。経営管理部人事課へ配属後、財務経理部へ異動し、現在も子育てを行いながら労務業務に携わる。
外久保さん / 小売店で販売職を経験後、2012年3月にIBJへ入社。婚活パーティーの企画運営、婚活サイトのお客様サポートを担当後、現在はビジネスプロセス部で事務関係の職務に携わる。2010年に結婚、2014年に第一子、2017年に第二子を出産。二児(4歳男の子と1歳女の子)の母として、育児に奮闘中。
田中さん / 新卒で入社したソフトウェア会社にて採用・社内広報を経験し、その後全国チェーンのカフェで接客やアルバイト研修を担当。2014年9月にIBJへ入社し、以来婚活中のお客様をサポートする婚シェルのリーダーを任される。2016年4月に結婚し、来週(9月)から産前休暇へ突入。2018年10月に第一子となる男の子を出産予定。
▲左から、石川さん、外久保さん、田中さん。
IBJ子育てママの座談会 ー後編ー
--- まもなく産休に入る田中さんの不安
田中:私の今の不安は、仕事と育児の不安ももちろんですが、まずはきちんと職場復帰できるのか。保育園が見つからないことには復帰が出来ないので...。働いている時からちょっとずつ調べていて、産前休暇に入ったら役所や見学へもいかないとと思っています。認可保育園の申込みは役所で一括、審査は点数制ですが、点数の基準は市区町村によってバラバラだし、保育園探しがこんなにも大変だったなんて思わなかったです。お二人は保育園探し、いかがでしたか?
石川:保育園探しはママさんみんな言いますが、まず最初のハードルですよね。私は妊娠中から探していました。
外久保:住む地域によっても様々ですよね。子供が出来る前に探しておかないといけない激戦区もあれば、産後に探し始めてもスムーズに入れる地区も。それを事前に調べといて損はないですね。
石川:育休って子供が1歳になる前日まで法律では取れますが、1歳になる前に保育園に入れておかないと入れにくくなるという現実があるんですよね...。一番入りやすいのは0歳児の4月の預かり開始のタイミング。1歳クラスは定員のほとんどが0歳からの持ち上がりで埋まっていて、1年しっかり育休を取ると、わずかな追加枠を争うことになってしまうので。
外久保:そうそう。だから子供の生まれ月も大切ですよね。
石川:子供を見られない度合の高い人から優先して保育園や学童に入れるので、会社勤めをしていないと審査では不利になることが多いですしね。私の夫も在宅で仕事をしているので、学童の審査は大変でした。保育園の方が厳しいので学童はまだマシですが、”家で働いているんだし”ということはまず突っ込まれますね。同じエリアにおじいさんおばあさんがいると点数が下がる自治体もあります。しかも、その年齢が65歳未満だとさらに下がったりも。”まだまだ手伝ってもらえるでしょ?”っていう。
田中:家庭によって色々な理由があるのに、一律で点数が付けられてしまうのは厳しいですね...。
--- 育児とキャリアの葛藤
石川:私は産休に入った会社と戻った会社が違うのでイレギュラーでしたね(笑)これまでやってきたことと、これからやることが何もかも違うという状況からのスタートだったので。キャリアイメージ以前に、”ああ、私どうなるんだろう?”という気持ちでした。
田中:しかも育休戻りの前例があまりなかった時期ですよね?
石川:ほとんどなかった状態でしたね。見通しが立たない状態ではあったけど”とにかくやってみよう”という気持ち。会社が働く環境をしっかり作ってくれていたので。
外久保:前は今よりずっと出産する社員も少なかったですしね。だんだんと管理職での前例が出来て、営業職での前例も出来て。今はかなり環境が変わったと思います。田中さんは来週からいよいよお休みに入りますね。
田中:なんとか順調にここまで働けたのは良かったなと思っています。人によっては悪阻がひどくて、働くどころか通勤や家から出ることもままならないという友人を何人か見てきたので。それは本人のやる気だけではどうにもならないことで、なってみないと分からないという不安がありましたが、何とかそこは1つ1つクリアしてやっとここまで来れた!という安心感は大きいです。でも先のことを考え始めると不安は尽きないので、この先ずっと不安な気持ちはあるのだろうなと(笑)
石川:手を変え品を変え、やっぱり色んな不安はありますね(笑)子育ては小さなハードルがずっとある感じ。
田中:ランチ会でもそうですが、こうしてお二人から色んなお話しを聞けるだけでも有り難いんです。色々と覚悟が出来るというか。そしたら”意外と自分は大丈夫だったな”とか、”意外となんとかなったな”と思える気がするんですよね。淡い期待です(笑)
石川:少子化と言われていても保育園が足りていないのは、昔よりも働きたい人が増えていることもあるんでしょうね。男性1人の収入だけで子育て世代の家庭を支えるのは厳しいという時代になっていて、世帯収入という考え方をする人が増えているかなと。
田中:保育園を建てることになったけど、騒音問題で近隣住民に反対されたっていうニュースも話題になりましたよね。
石川:私の住んでいる区ですそれ(笑)一時話題になりましたね。子供を産むと、今までは聞き流していたような社会問題に私たちの生活が密接に関係しているのだと分かってきますよね。自分さえよければ良いと思っていたことが、途端にそうではないと気づかされるというか。この子が大人になったときに日本はどうなるんだろうと考えたり。それは子供を産んで気づけた面白さでもあったり。
田中:いざそういう局面にならないと調べようとはならないですからね。知らないと損することばっかりなんだと。
石川:保育園や学童で知り合ったお母さんたちの話を聞くと、会社によって制度も全然違ったりするみたいですよね。会社のママたちのネットワークと、社外でのママたちのネットワーク両方あることも大事なんだなと思います。
外久保:そうですね。チャンネルが1つ潰れたらそれだけで情報が減りますし。情報が少なくなる分、知っとけばよかったと思う事も増えたり。
石川:そうそう。性別や年齢も違うけど”うちはこんななんだよ~”と言い合うだけでも安心するというか。去年はIBJのベビーラッシュで、出産された女性社員は、店舗勤務の方も含めて10人位はいたんじゃないかな?
--- 子育てしていて幸せと感じる瞬間
石川:子供が大きくなってくると、こっちの慌ただしさを分かってくれるようになるんですよね。ヒーヒー言いながらお弁当を作っていると必ず「おいしかったよ、ごちそうさま」と言ってお弁当箱を返してくれたり。
田中:えらい!でもそんな風に思いやりのある子に成長したのは、石川さんがきちんと教育されたからですね。
石川:”ご飯は出てきて当たり前ではない”ということは何度も教えましたね。夫と分担して家事しているので、たまに夫が炒飯を作ったりすると、息子はこれでもかってくらいに褒めちぎる(笑)食べることが好きだからって言うのもあると思うけど、息子も人の気持ちが分かる歳になってきたので、食べることややってもらってることに対して感謝できたりとか。
外久保:私も石川さんと似てますが、自分が教え込んだことが出来るようになり、自分に返してくれたときは育てた感があるというか、充実感に満たされた気持ちになります。特に夫が出来ていなくて子供が出来たとき。
石川:わかるわかる(笑)
外久保:子供が2人いるので、子供だけで一緒にワチャワチャ遊んでいるときは、見ていて嬉しいなと思ったり。
石川:田中さんのお子さんに会えるのがすごく楽しみ!ママ同士が集まるとつい大変なことばかり話してしまいましたね(笑)
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