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ヒューマンシップ社員ストーリーVol.⑤


ヒューマンシップは今年、2023年に10周年を迎えました。リクルートに於けるHR領域での豊富な経験に加え、上場企業での人事部長を経て、満を持してヒューマンシップへ入社した日置雅彦。これまでの全ての経験を活かして、パーソナルエージェントとして働く楽しさについて語ってもらいました。

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【 豊富な経験を積んだ後に敢えての選択 】

小林久実(K): 今日は日置さんと久々に、一対一でお話しできるのが楽しみです。

日置雅彦(H): いつもオフィスでおしゃべりしていますけど、冗談ばかりですもんね(笑)

K : ほんと、みんなよく喋りますよね。お互いにあーだこーだ言いながら、大声でよく笑うし。

H : 集中力がないんでしょうね(笑) お菓子もいっぱいあるし、太って困りますよ。

K : 確かに、オフィスはいつも美味しいものに囲まれているから危険ですよね。でも楽しい雰囲気なのは大事だと思いますよ。世代も関係なく、みんなであれやこれや話すのは楽しいですし。

H : 本当に、よう喋りますよね。大事なことも、しゃーない話題も色々と含めて。求職者の方々とのエピソードも、みんな自分ごとのように嬉しそうに話すじゃないですか。やっぱり楽しいんですよね、人の人生に関わることができて、しかも感謝をされたりすることって。日常生活を送っているだけでは、そう起きないことですもん。

K : 確かに、そうないですよね。感謝の連鎖で紹介をいただいたり、それが繰り返されることって珍しいはず。みなさんが嬉しそうに、まるで自分のことのように決定者の方々とのエピソードを話しているのを聞くのが好きです。日置さんも、いつもニンマリ楽しそうですよ。

H : そうですかね。まぁ、僕はまだまだ修行の身ですから。

K : 修行だなんて、上場企業の人事部長をされていた方が(笑)
HR領域でのキャリアを積まれた後で、ヒューマンシップを選ばれた理由って、そうした個人の喜びみたいなものにダイレクトに触れたかったからですか?

H : 人生が後半戦に入って、また新しいカルチャーの会社へ飛び込むのは、ちょっと気乗りしなかったというのも正直なところでして。ヒューマンシップは元リクルートの同期(池野谷)が立ち上げた会社ですから「仕事で自分のやりたいことを実現しつつ成長して行こう」といった馴染みある空気感に共感できました。

それまでの自分とはガラリと変わって、プレイヤーとして新しいことに伸び伸びと挑戦しながら成長するには、ある意味最適な場所だと直感しました。



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【 「出来なかったこと」を 少しずつでも「出来ること」に変えてゆく 】


K : 会社カルチャー的には馴染みがあっても、仕事としては個人と向き合うプレイヤーの道を新たに選ばれた、ということですよね。若々しい!

H : この歳になってもね、ホント学ぶことばかりですよ(笑) これまではずっと組織的なミッションというか、常に何かを追いかけながらやってきたという感じだったので。個人対個人という、もう全く違う密な世界なので、まだまだ人を魅きつける対話力や提案力において、日々修行中でございます。

K : でも楽しそうですよね、日置さんが修行っておっしゃる時はいつも。全く苦しそうじゃないというか(笑)

H : いやぁ〜結構ね、本気でもがいていますよ。でもね、幾つになっても「出来なかったこと」を少しずつでも「出来ること」に変えてゆくのって、なんか嬉しくないですか。この歳になると繰り返していることが多くなるわけですよ。どうしても未経験のことや、わからないことが少なくなってきますから。
でも敢えて「わからない」とか「出来ない」という事象ととことん向き合うのって、やっぱり自分を成長させてくれますし、積み上げてゆくこと自体に意味がある気がするんですよね。

K : いや〜、やっぱりマインドが若者ですよ。豊富なキャリアをお持ちなのに、敢えてプレイヤーとして新しく挑戦されるのは、組織をまとめる側にいらした方々にとって勇気のいる事だろうな、と私にも想像ができます。周囲に営業成績も明らかになることですし。

H : 本当にね、ヒューマンシップは女性コンサルタントの方々が素晴らしく活躍されているので、とても勉強になります。何というか、皆さん凄いんですよ。対話力というか、相手の心に敢えて踏み込む姿勢や、気持ちをつかむグリップ力が。個人に寄り添うパーソナルエージェントという言葉そのものを体現していると思います。そうした皆さんの活躍を間近で感じながら、では組織の中で経験を積んできた自分の強みは何なのか?と考える日々です。


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【 「私だから出来ること」を強みにサポートしてゆきたい 】


K : 日置さんのように人事部長であられた方が、入りたい企業の人事部へ紹介してくださるのは、なんと心強いことかと思います。入社されて一年半ほどの間に、様々な年代の方々のサポートをされてきて、今どんな風に感じられていますか。

H : まだまだと感じることが多いですが、個人に対して自分の介在価値を感じられるのは幸せなことだと思いますね。中には、あまり記憶に残る介在が出来なかったまま転職された方もいらっしゃいましたが、転職されてからも定期的にご連絡くださる若い方との出会い等もありました。他人の人生にダイレクトに関われるのって、まあ時に難しいけれども、やっぱり楽しいものですよね。

K : 大企業の人事部では、ダイレクトに他人の人生を動かしている実感は感じられないですものね。

H : そうですね、人事部での仕事は規模も大きく社会的な影響度も同じく大きかったです。対照的に現在のプレイヤーとしての仕事は、個人と企業の、つまり小規模なご縁つなぎになるのですが、そこに於けるパーソナルエージェントの「両者への介在価値」は非常に高いものだと感じています。

K : どちらの規模の面白みと難しさも体感された日置さんだからこそ、発揮できる現在のサポート力があるのでしょうね。

H : そうだといいなあとは思いますね。まだそれをしっかりと出せているとは実感できていませんが、他ではない「私だから出来ること」を強みに、より豊かに生きるための転職をサポート差し上げたいと思っています。つまり日々、私自身も自己分析をしながら、勉強と実践あるのみです。


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【 目先の目標ではなく、より良い人生を送るための転職サポート 】


K : 実際に求職者の方をサポートされる中で、これは自分らしい介在の仕方だな、と日置さんが感じられるのはどんな点でしょうか。

H : そうですね、相手の方がご家庭がある場合は、その方が良いと思われている転職でも、必ず「パートナーと、きちんと話されていますか?」というのは尋ねるようにしています。やはり転職は人生を動かす大きな決断なので、ご自分が自信を持って「こうしたい」と決めて動かれたことで採用が決まっても、提示される諸条件に対してその方のご家族が実際にどう思われるかということを最終的に確認することは、当たり前ですがとても重要です。

K : 一般に言う人材コンサルタントによっては、採用さえ決まれば自分の役割は終了、と捉えるケースも少なくないのでしょうか。

H : ドライに言い切ってしまえば、コンサルタントの仕事は転職を決めて企業から報酬を得ることです。でもヒューマンシップに於けるパーソナルエージェントとしては、個人に寄り添って希望の転職を叶えることで、その方とご家族がより良い人生を過ごされて幸せになることを目標としていますから。

ちょっと余計なお世話かもしれませんが、私の仕事はその方の採用が決定する「点」ではなく、その先の人生という長いタイムラインの「線」を意識してサポートすることだと想っています。ですから大切な方ともコンセンサスをとっていただき、最終的に十分に納得されて決めていただきたいのです。

K : 転職が影響するのは自分の人生だけではないケースが多いので、大切なことですよね。パートナーの方も、ご自分の気持ちを尊重されると嬉しいでしょうね。

H : 「ついつい自分の思いだけで決めてしまいそうなところを、立ち止まってパートナーとゆっくり話し合えて、これで本当の意味で決断ができたと思います。ありがとうございます!」なんて子育て世代の求職者の方に言われると、やっぱりこちらも嬉しいです。
私も3人の娘を育てたので、まあ今は色々とお金がかかるし大変ですよね〜とリアルに想像ができるんですよ。急いで転職させて、より早く報酬を得ようとするような観点とはかけ離れた「パーソナルエージェントとしてお手伝いする幸せ」でもありますね。

K : ちょっとした声がけや気配りをしていただけるって、自分もされたいと思いますし、やっぱり嬉しいものですよ。もっともっと「本当に満足できる転職」が増えるといいですね。

H : そうですね。私はもっと勉強しないと、人生経験はあれどパーソナルエージェントとしては半人前なので(笑)新しい企業情報を良い点も悪い点も積極的に集めることで、自分自身がその企業を肌感で知って詳しくなりたいと思っています。ハイクラスの方々だけでなく若い人たちにも自信を持って、成長して行く新しい企業をマッチングして差し上げたいですね。

K : なんだか日置さん、これからやりたいことを話していると楽しそうですね。

H : 様々なバックグラウンドの方々の情報を拝見しながら、スカウトを送る時が一番楽しいですね。この方に会ったら何を話そうかなぁとか、なんかワクワクするじゃないですか。

K : 仕事でワクワクできるって大事ですよね。これからも楽しんで修行されてくださいね!



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