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SYCL(サイクル)で働くコミュニティマネージャーの1日

🟡SYCLのコミュニティマネージャーとは?

SYCL(サイクル)は、下北沢駅徒歩2分「ミカン下北」の一部にある「誰かの”やってみたい”が街とつながる」ワークプレイスです。ただ働く場所としてだけでなく、地域に根ざしたクリエイターや事業者、学生など、さまざまな人々が集まり、交流し、共創することで新たな価値を生み出す場として機能しています。

SYCL by KEIO | 下北沢駅すぐのワークプレイス
「SYCL by KEIO」は下北沢駅すぐにある「ミカン下北」内のコワーキングスペース/シェアオフィスです。「誰かの"やってみたい"が街とつながる」をテーマに、遊ぶと働くが混ざる下北沢ならではの新しい働き方・街との関わり方を提案していきます。
https://sycl.space/

そんなSYCLの施設管理とコミュニティ醸成を担っているのが、【コミュニティマネージャー】です。

コミュニティマネージャーは単なる管理者ではなく、メンバー同士の関係性を育み、場全体の温度や空気感をつくっていく役割を担います。日々の対話やイベント企画・運営を通じて、人と人、人と地域、メンバーとSYCLをつなぐ“ハブ”のような存在です。

たとえば、何気ない一言から会話が生まれ、そこから新たなコラボレーションにつながることも。

コミュニティマネージャーは、そうした偶発的な出会いの種を見つけ、育てていく存在であり、メンバーの挑戦や活動を後押しする支援者でもあります。

🕰️ある日のSYCLコミュニティマネージャーの1日

▼09:20 出勤&オープン作業(受付整理・備品補充など)
▼09:30 SYCLオープン
▼10:00 郵便物&問い合わせ対応など
▼11:00 メンバーさんとコミュニケーション
▼12:00 内覧応対
▼13:00 お昼休憩
▼14:00 メンバーさんとコミュニケーション
▼15:30 予約管理&情報発信など
▼16:30 事務処理&問い合わせ対応など
▼18:00 クローズ作業
▼18:30 退勤

★基本的にはメンバーさんとのコミュニケーションを重要視しています。その中で、随時お問い合わせ対応や事務作業等を進めています。

★イベントがある場合は、事前準備や当日の運営も行っています。

📣コミュニティマネージャーの「生の声」をお届けします!

SYCLでは、コミュニティマネージャーというポジションが、メンバーさんとSYCLをつなぐ大切な“ハブ”として活躍しています。今回は、そんなコミュニティマネージャーの1日に密着! 実際に働くAさんへのインタビューを通して、仕事内容ややりがい、必要なスキルなどを深掘りしました。


Q. メンバーさんとは、日頃どのように関わっているんですか?

ーコミュニティマネージャーAさん
日常的な雑談から仕事の相談まで、幅広くお話しています。たとえば「この前ここに行ってきたんですよ〜」といった他愛ない話もあれば、「最近仕事が忙しくて大変で……」みたいなちょっと深めの相談も。仕事のことからプライベートまで、いろんな話題で日々やり取りしています。


ー編集者
雑談から、信頼関係ができていくんですね。


ーコミュニティマネージャーAさん
そうですね。あと、メンバーさんが新しく事業を始めるときに相談に乗ることもあります。私たちは、単なる施設の管理人というより“伴走者”のような立ち位置だと思っていて。その方の事業や挑戦を応援することが、コミュニティマネージャーの大事な役割なんです。


ー編集者
基本的には対面のコミュニケーションなのでしょうか。


ーコミュニティマネージャーAさん
Slackで連絡をもらうこともあります。うまくツールも活用しながらコミュニケーションを取っていますね。


ー編集者
メンバーさんを巻き込んだイベントも開催されていますよね?


ーコミュニティマネージャーAさん
定期的に大きな交流イベントを開いています。ヒトカラメディア側で企画することが多いですが、最近ではメンバーさん発信で「こういうイベントやりたい!」と声をあげてくれることも増えてきました。自発的な動きから生まれるイベントが増えてきているのも、すごく良い傾向だなと感じています。


ー編集者
SYCLの利用者さんにはどんな方が多いですか?


ーコミュニティマネージャーAさん
フリーランスや経営者など、独立して事業を始めたばかりの方が多い印象ですね。近隣に住まれている方もいれば、士業の方、エンジニア、学生のキャリア支援をされている方、人事や人材系のコンサルの方もいらっしゃいます。あとは、夜間プランを使って副業や資格の勉強をしている方も。さまざまなバックグラウンドの方が集まっているからこそ、毎日刺激的です。

Q. コミュニティマネージャーの“やりがい”とは?

ーコミュニティマネージャーAさん
大きく言うと、やりがいは2つあると思っています。ひとつ目は、メンバーさん同士が自然と仲良くなっていたり、繋がって会話している様子を見かけたりするときです。たとえば、誰かが新しい事業を始めたときに、他のメンバーさんたちも交えてアイデアを出し合ったり、応援していたり。そういう瞬間に立ち会うと、前向きな熱量を感じるんです。メンバーさんが生き生きしている姿を見ると、「この仕事していてよかったなあ」って思います。


ー編集者
まさに“人が主役”の現場ですね。


ーコミュニティマネージャーAさん
はい。ふたつ目は、「SYCLのおかげでチャレンジできるようになったんです」や「下北沢にあるこの場所を選んでよかった」と言ってもらえると嬉しいですね。なかには、そういった内容を外部の方にシェアしてくれる方も。自分ごとのようにSYCLを大切に考えてくれていると思うと、感慨深いですね。


ー編集者
メンバーさん同士の「つながり」や「輪」を生むうえで、大切にしていることは何ですか?


ーコミュニティマネージャーAさん
うーん……一番は、「愛」だと思います。


ー編集者
愛……!ぜひ詳しく聞かせてください。


ーコミュニティマネージャーAさん
日々の会話の中で、自然と情報が溜まっていく感覚があるんです。たとえば別の誰かと話してるときに、「あ、そういえばあの人もこんなこと言ってたな」ってふと思い出す瞬間があって。そういう“思い出せる関係性”って、相手に興味がないとできないじゃないですか。

なので、「繋げよう!」というより、「自然と仲良くなってくれたらいいな」という気持ちの方が強いんです。これが「愛」の所以です(笑)。


ー編集者
自然に輪ができていくんですね。


ーコミュニティマネージャーAさん
そうですね。コミュニティマネージャーは受付業務って一言で言えるような仕事ではないと思いますね。私たちがこの場所にいることで、メンバーさんの事業や生活そのものがちょっとスムーズに回るようになる――そういう役割だと思ってます。


ー編集者
一方で、大変なことはありますか。


ーコミュニティマネージャーAさん
一番難しいのは、「最大公約数」を見つけることです。たとえば共有スペースの使い方ひとつとっても、すごく気にする方もいれば、まったく気にしない方もいて。どちらの意見も大事にしたいけれど、特定の人だけの意見を優先するわけにもいかないですし。かといって提案を無視するのも違う。全員が納得できる“ちょうどいい形”を探るのって、実はとても難しいんですよね。


ー編集者
バランスが大切なんですね。


ーコミュニティマネージャーAさん
はい。あとは、メンバーさんともっとお話ししたいのに、タイミングが合わないときもあるんですよ。お話しているときに、郵便が届いたり、大事な処理をしなきゃいけなかったりして、その場を離れなきゃいけないことも。なので、今の願いは「一緒にSYCLを支えてくれる仲間を増やすこと」ですね。メンバーさんとのやりとりもさらに丁寧にできますし、この場所の魅力も、もっと広がると考えています。

Q. 働く前のイメージと、実際に働き始めてからのリアルな違いは?

ーコミュニティマネージャーAさん

「コミュニティマネージャー」って名前には“コミュニティ”ってついてるんですけど、実際の業務は、コミュニティ的なことだけじゃなくて、施設運営の要素も意外と強いなって思いました。といっても、人によって得意・不得意があるのは当然なので、施設運営すべての業務を一人で完璧にこなす必要はありません。SYCLでは、誰かに頼ったり、適材適所で相談・連携しながら進めていける環境が整っているので、そこは安心してもらえたらなと思います。


ー編集者
業務の中で、イレギュラーな対応はありますか?


ーコミュニティマネージャーAさん
「個室のドアが壊れた」や「照明がつかない」「トイレが詰まった」といった施設まわりのトラブル対応はあります。自分たちで対応できることはその場で対応しますし、必要があれば業者さんを手配して来てもらうことも。メンバーさんからのお問い合わせには、できるだけクイックに対応できるように意識しています。


ー編集者
内覧や見学の対応もありますよね?


ーコミュニティマネージャーAさん
内覧は予約制ですが、たまに突然いらっしゃる方もいるので、その場で対応することも。また、ときどき外国の方もいらっしゃるんです。私は英語が苦手なので、そのときは英語が得意なメンバーさんに助けてもらうこともあります。


ー編集者
仕事を通して、自分自身の成長を感じたことはありますか?


ーコミュニティマネージャーAさん
視野が広がったな、というのはすごく感じますね。SYCLには本当にいろんな方がいて、それぞれ全く違うチャレンジをされているので、「こんな仕事もあるんだ」とか「こういう働き方もアリなんだな」とか学べます。自分の中の価値観が、日々アップデートされている感じがしますね。


ー編集者
SYCLで働く魅力はどんなところにありますか?


ーコミュニティマネージャーAさん
一言で言うと、「明るい気持ちでいられる」ことです。メンバーさんたちはすごく前向きで、皆さん本当に一生懸命頑張っていて、素敵な方ばかりなんです。そういう方々に囲まれて働いていると、自然と自分も元気になるというか、「私もちょっと頑張ろう」って思えるんですよね。そうやって前向きなエネルギーをもらえるのが、この仕事の一番の魅力かなって思います。

Q. コミュニティマネージャーに向いている人とは?

ーコミュニティマネージャーAさん
素直な人、ですかね。真面目さも大事なんですけど、それ以上に「純粋に楽しめる人」とか、「貪欲に吸収しようとする人」って、やっぱり向いてると思います。あとは、メンバーさんが「こうなったらもっと良くなりそう」って言ってくれたことを、すぐ行動に移せるような素直さ、スピード感のある人は、向いている気がします。


ー編集者
なるほど。


ーコミュニティマネージャーAさん
あとは「自分」ばかりに意識が向いていない人ですね。「自分がどうなりたいか」「自分がどう成長したいか」っていう方向で考える人よりは、「誰かのために」とか「この場所をもっとよくするには」って考えられる人の方が、マッチするんじゃないかなと思います。


ー編集者
コミュニティを運営するうえで心がけていることはありますか?


ーコミュニティマネージャーAさん
“俯瞰で見る”ことですね。「コミュニティ全体として見たときにどうか」とか、「これまでの流れと照らし合わせたときに、これはどんな影響を及ぼすか」とか、常に一歩引いて考えるようにしています。それは今の自分の課題でもあるし、仕事として大事なポイントでもあるなと感じています。

ー編集者
最後に求職者の方にメッセージをお願いします。


ーコミュニティマネージャーAさん
私の中では、「下北沢」や「SYCL」っていう場所を誰よりも好きでいられる人がいいなと思っています。「この場所が好き」とか、「ここで自分も成長したい」、そして「一緒にいるメンバーさんがもっと成長できるような環境をつくりたい」って思える――そういう“前のめり”なコミュニティマネージャーが来てくれたら、すごく嬉しいです。


ー編集者
SYCLのコミュニティマネージャーとしてのやりがいや、リアルな一日がとても伝わってきました。ありがとうございました!


ーコミュニティマネージャーAさん
ありがとうございました!


🟡SYCLではコミュニティマネージャーを積極採用中!

人と人、人と場所のあいだに、あたたかなつながりを育んでいく。
そんなコミュニティマネージャーという仕事に、少しでも心が動いた方へ。

  • 人や場の可能性を丁寧に引き出していきたい方
  • チームで対話しながら、よりよい未来をつくっていきたい方
  • 「場づくり」「コミュニティづくり」に本気で向き合いたい方

この仕事には、観察する力や想像力、誠実な対話が欠かせません。
簡単な仕事ではないけれど、そのぶん得られる実感や成長はとても大きいと思います!
「まずは話を聞いてみたい」、という方も歓迎しています!気軽にエントリーしていただけたらうれしいです。

下北沢・渋谷・虎ノ門、正社員・アルバイト・業務委託、さまざまな場所&働き方で募集中です。

【ヒトカラメディア】コミュニティマネージャーの募集を開始しました! | 株式会社ヒトカラメディア
ヒトカラメディアのプロジェクトデザイン事業部コミュニティサクセスチームは、各地の拠点でコミュニティ醸成や場づくりを担う約20名近いコミュニティマネージャー(通称:コミュマネ)で構成されています。...
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