「若き日に偶然知った言葉が、その人の生きる姿勢を決定づけることがある」
これは私が好きなこの本の一文節です。
”言葉”とは非常に不思議なもので、何気ない一言が一生忘れられないものになったり、苦しく耐え忍ぶ時の支えになったりするなと常々感じています。だからこそ言葉を生業にする”営業”という職種は私にとってはプロフェッショナルとして極めたいものなのかもしれないなとつくづく思うわけです。
さて、今回ご紹介するのは、「プロフェッショナル仕事の流儀」人生と仕事を変えた57の言葉という本です。
http://www.amazon.co.jp/dp/4140883626
NHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組から派生して生まれたもので、過去に登場したプロフェッショナル達の壮絶な物語と共に一番心に残っている”言葉”について紹介されています。
例えばどういった物語があるかというと、
ある敏腕外科医は、亡き師匠からの「批評する側になるな、常に批評される側にいろ」という言葉を胸に、医療業界のしがらみに抗い、革新的な技術で名医といわれるまでになり、
ある作業療法士は、中学生の時に見た映画の「一人では何もできぬ、しかし、まず一人が始めなければならぬ」という言葉に感銘を受け、革新的な介護施設を作り、リハビリの世界を”苦”から”楽”へと180度変えた。
はたまたある型破りな農家は、母親からの「雑草や石ころのように、強く生きていけばいい」という言葉を胸に、命を捨てる間際まで追い込まれた末、無農薬栽培を成功させ唯一無二の奇跡のりんごを作った。
かなりグッとくる物語ですよね。
でも、これはプロフェッショナルの事例だけれど、結構こういった一言って多かれ少なかれ誰にでもあるものだなと思っていて。
そして、それは自らの経験則上、なぜかもがき苦しんでいた時に出会う確率が多いような気がするなあと。
それじゃあもがき苦しんでいる時ってどんな時っていうと、勉強や仕事や夢といった、自分が熱中してこだわって絶対に達成してやろう!って120%の力を振り絞っている時なんですよね。間違ったり失敗したり、それでもチャレンジし続けて、これが正しいかどうかなんて分からないけれど、突き進むしかねえ!って。
そういった時にビビッとくる言葉と出会って目の前がパーっと明るくなるというか、「こういう考え方やこういうスタンスで挑めばいいんだ」って、いわゆる信念というか生き様みたいなものが形作られるような気がするんです。
ガムシャラになるって大人になると減ってくるような気がするけれど、実はプロフェッショナルこそその大切さを自分の経験則で知っていて、だからこそ過去の栄光にとらわれずにさらなる高みを目指して挑戦し続けられるんじゃないかと。
だからこそ、この本は自分の傍にずっと置いておきたいなと思っています。
冒頭の言葉の通り、若い時分に諸先輩方々から多くの言葉をいただいた事を忘れないために、過去の多くの失敗を乗り越えて今の時分がいて、さらに高みを目指してチャレンジするために。
ぜひ皆さんもこの本を読んでいただければ何かビビッとくる言葉やプロフェッショナルの物語と出会えるはずです。そして、自らの信念や生き様で自分なりのプロフェッショナルを一緒に目指していきましょう。
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