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音楽事業者向けマーケティング企業やデジタルエージェンシーでのアカウントディレクター、Web・アプリサービス企業の代表取締役 そしてライブハウス経営など、弓場氏の歩んできた経歴はユニークだ。 これまでエンタメ〜メディア〜広告畑を渡り歩いてきた氏は、CRESTという会社をどのように捉えているのか。そして、これからのCRESTにはどのような可能性が秘められているのか。管掌するSales&Alliance事業部の展望も含め話を訊いた。
K.Yuba
プロフィール
音楽事業者向けマーケティング会社での営業職からキャリアをスタート。米国の老舗音楽ブランドの日本再上陸に伴うサービス開発から、個人でライブハウスの経営、Webサービス会社の代表取締役、デジタルマーケティングエージェンシーなどを経てCRESTにジョインし、執行役員に就任。Sales&Alliance事業部の責任者として、事業拡大に取り組む。
アニメ・ゲームのフィールドで挑戦できるワクワクの方が大きかった
Q.はじめに弓場さんがCRESTにジョインした理由を教えてください。
今までいくつかの業界を経験してきましたが、正直アニメやゲーム領域について突出した経験や実績はほぼなかったです。ただゲームプロモーションやアニメーション広告には携わってきましたし、広義のエンターテインメントという意味ではある程度の経験をしてきたつもりなので特に不安はなかったですね。むしろエンタメのメインストリームになりつつあるアニメ・ゲームのフィールドで挑戦できるワクワクの方が大きかったです。周りには豊富すぎる知識を持つメンバーが多いのでそこは彼らに頼ろうと(笑)。
Q.入社して感じたCRESTの印象や文化はどのようなものでしたか?
CRESTという会社単体もですが、PTW HDグループ含め大きな成長と変革のなかにあると思っています。ですので、今現在のCRESTの社風やカルチャーを語るのはあまり意味がないかもしれません。2.5億回以上再生された楽曲を生み出した音楽チームや、四半世紀に渡り錚々たるゲームタイトルのチューニングを行ってきた猿楽庁があれば、100studioというアニメーションスタジオが立ち上がり、未だ世に出ていない新たなサービスを準備している新規事業部がある。エンタメを軸としながらCRESTが行っていくIPプロデュースやメディアミックスのスピリットが社内に浸透していくなかで、今後新たなカルチャーも醸成されていくのかな、と。
結局はヒト対ヒトに帰結していく
Q.CREST内でSales&Alliance事業部がどのような役割を担っているのか教えてください。
CRESTの事業部はゲーム、アニメーション、クロスメディア(音楽・舞台)、MD、猿楽庁、新規事業と大別され、個々や横断でのプロジェクトが進んでいます。これらに、PTW HDグループやパートナー企業も含めると、その事業領域はさらに拡がります。これら多岐に渡る部門間を横串で連携しながらクライアントに対して最善の提案をすることが、我々Sales&Alliance事業部のミッションです。また、今まではゲーム・アニメをはじめとしたエンタメ関連企業とのお仕事が多かったのですが、培ったリレーションと実績を活かしつつ、非エンタメ領域にも積極的にアプローチしていきます。
Q.各事業部と連携していく上で重要なことはどのような点になりますか?
結局はヒト対ヒトに帰結するので日々のコミュニケーションを大事にしています。加えて代表の三上が日頃からメンバーに説いている「トランザクティブ・メモリー*」は特に意識するようにしていますね。クライアントやコンテンツホルダーから引き合いやご相談をいただいた際、自社の事業部に限らずグループや他社サービス含め「今、何処の誰が何をできるのか?」を把握していることで、その引き出しから如何に有機的な提案をクイックにできるかが重要になっていると思います。
*トランザクティブ・メモリー
アメリカの社会心理学者、ダニエル・ウェグナーが1980年代半ばに唱えた定義。組織内の情報の共有化において、「組織の誰が何を知っているか」を組織の全員がよく知っていることを重要としている。
Q.Sales&Alliance事業部として今後の目標を教えてください。
今後は、CREST社内はもとよりPTW HDのメディアセグメントグループでの連携を強化していきます。企画段階でのアイデア立案やプロデュース業務、制作・開発段階ではデザインやグラフィック含めた制作にデバッグやチューニング。リリース後のプロモーションやCS、その先のグローバル展開まで、できることがさらに増えていく。”Sales”の文脈でいくと、営業の型を作ることも大切ですが、我々はそれぞれのファンクションとヒトとをブリッジしながら、エンターテインメント業界におけるCRESTのプレゼンスを上げていかなければなりません。
Q.いまジョインしてきてほしいのはどのような人になりますか?
アニメやゲーム、音楽業界などでのビジネス経験がありドメインを広げたい方はもちろん、これからエンタメ業界を志す人であってもぜひエントリーいただきたいです。他の会社では得ることができないような濃密なキャリアを積めると思います。 セールスのノウハウや人脈はあるに越したことはないですが、情熱とコンテンツへのリスペクト、変化を恐れない“ワクワク”があれば大丈夫です。望みすぎですかね(笑)。