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IT業界志望の私が、SIerではなくHENNGEに新卒入社した理由

こんにちは、HENNGE新卒採用マネージャーの菅生です!

今回の記事では、IT業界を軸に就職活動を行い、最終的にSIerとHENNGEで迷った末にHENNGEに新卒入社した紫垣さんにお話を伺います。

もともとは教員志望だったという紫垣さん。そこからなぜ、IT業界を志望するようになったのか?SIerではなくHENNGEに入社を決めた理由とは?

今回は紫垣さんのお話を通じて、SIerと比較したSaaSの特徴や、新卒でHENNGEに入社する魅力を紐解いていきます!

紫垣 沙耶(しがき さや)

Cloud Sales Division, Partner Sales Section
千葉県船橋市出身。群馬大学卒。教員を志し、大学では教育学部に入学。学生時代は教職課程を履修する傍らで、シンガポールへの交換留学や、国内のスタートアップでのインターンに取り組む。2021年にHENNGEに新卒入社。現在は東京本社でパートナーセールスを担当する。

留学とインターンをきっかけに、教員志望からIT企業志望へ

──まずは就活当時の紫垣さんの企業選びの軸を教えてください。

紫垣:成長できる環境を求めて、成長している業界であり企業であることを軸にしていました。

私は学生時代に、学生団体での活動やスタートアップでのインターンなどを経験しました。その際に裁量を持って様々な業務に取り組み、自分の成長を実感できた経験から、社会人になっても若いうちからどんどん経験を積める環境で働き、キャリアの選択肢を増やしたいと考えるようになったんです。

──紫垣さんはもともと教員志望だったんですよね。そこから一般企業への就職に進路を変えたのはどうしてだったんですか?

紫垣:大学4年次に経験したシンガポールへの交換留学が、大きなきっかけの一つです。私が留学したのはNTU(南洋理工大学)という世界ランク上位の国立工科大で、ITに明るい学生が多く、留学生も世界中から集まっていました。そんな刺激的な環境で1年間過ごしたことで、世界が一気に広がりましたね。

私の家系には教員が多く、特に校長として多くの生徒に慕われていた祖父の影響を受け、私も昔から教員を志していました。しかし留学先での経験や、帰国後に国内のスタートアップでインターンをした経験から、教員以外にもたくさんの選択肢があるんだと実感したんです。

──シンガポールではスタートアップ支援が盛んで、起業する学生も多いと聞くので、本当に刺激的な環境だったと思います。数ある成長業界のなかでもIT業界に絞って企業選びをしていたそうですが、それはどうしてだったんでしょう。

紫垣:教職課程のなかで小・中学校での教育実習を経験した際、想像以上にDXが進んでいない日本の教育現場の実態を目の当たりにしたことが、原体験の一つです。ITツールをほぼ使っていないため、非効率的な業務が多く、先生たちの仕事量が増えていることに強い課題感を持ちました。

一方で留学先のシンガポールでは、教育現場でもITを大いに活用していました。そうしたギャップを目の当たりにしたことで、教育現場のDXや、ITを活用した働き方のアップデートに興味を持つようになったんです。

SaaSの魅力は、顧客とWin-Winの関係性を構築しやすいこと

──IT業界の中では、どんな企業を受けていたんですか?

紫垣:ITコンサルやSIer、SaaS企業などを受けていました。私には技術的なバックグラウンドがなかったので、入社してからITに関する知識を身につけられる企業を中心に見ていましたね。

最終的には某SIerとHENNGEで迷った末に、HENNGEに入社を決めました。

──SIerではなくHENNGEを選んだ理由を教えてください。

紫垣:お客様とWin-Winの関係性を築けるSaaSのビジネスモデルに魅力を感じたことと、HENNGEには若手社員でも挑戦しやすい環境があると感じたことが大きな理由です。

就活をしていた頃は、どうしても「営業=売りたくないものも売らなくてはいけない」というネガティブなイメージがありました。しかしSaaSのビジネスモデルは、製品を売って終わりではなく、継続して課金してもらうサブスクリプション型です。つまり製品を使い続けてもらうためにも、お客様にとって真に価値のある製品を提供し続けることが自社の利益にもつながるビジネスモデルであり、「売りたくないものを売る」というジレンマを抱えづらい点に魅力を感じました。

また、自社製品を持っているからこそ独創的なアイデアを具現化できる点にも、SIerとは一味違った面白さを感じましたね。

──他のSaaS企業ではなくHENNGEを選んだ理由も、教えていただけますか?

紫垣:社内公用語が英語で、外国籍のメンバーも多く、英語を学び続けられる環境が整っていたことが大きな理由です。

留学で得た英語力やグローバルな視点を社会人になっても維持したいと考えていた私にとって、海外支社で働く一部の社員に限らず全社員が日常的に英語を使える環境はとても魅力的でしたし、そうした環境がある企業は他にはありませんでした。

──挑戦しやすい環境の有無は、どんな点から判断したんでしょう。

紫垣:HENNGEでは、新規事業開発に積極的に取り組むカルチャーがあり、新卒1年目から参加できる新規事業立案イベントなども行われていました。そうした点から、立場や年齢を問わずチャレンジできる環境があると感じましたね。

また、受託開発をメインにするSIerではITの知識は豊富に身につけられるものの、ビジネスを自分で作り出す力を身につけるのは難しいのではないか?と感じたことや、常に製品をアップデートし続ける必要があるSaaS企業は、より挑戦が求められる環境なのでは?と考えたことも相まって、HENNGEに入社した方が成長できるイメージが湧いたんです。

──新たな事業が次々と生まれれば、それだけポジションも増え、若手でも裁量のあるポジションにつきやすくなりますよね。

紫垣:とはいえ意思決定の一番の決め手は、社風と人のよさでした。面接で会う社員の皆さんがとてもカジュアルに接してくれ、年齢や立場に関係なく、対等に関わり合えるカルチャーを肌身で感じ、とても魅力的だと感じましたね。

パートナーセールスに加え、教育機関向けのプロジェクトも担当

──続いて紫垣さんの現在の仕事内容についても教えてください。

紫垣:私は現在パートナーセールス*を担当しており、パートナーさんとの打ち合わせや、パートナーさんがエンドユーザーさんに提案を行う際の商談同席が、毎日1〜2件ほど入ります。それ以外は、案件の進捗共有などの社内ミーティングや、その他のプロジェクトの業務を行っていますね。

*パートナーセールス…販売代理店などと協力してプロダクトを販売する営業のこと。主な役割は代理店との関係構築や販促支援で、施策の企画や、プロダクトを販売するノウハウの展開、代理店がエンドユーザーに提案を行う際の商談支援などを行う。

──その他のプロジェクトとは、具体的にどんなものですか?

紫垣:HENNGE One for Educationというプロジェクトで、学校や教育委員会などの教育機関向けにセキュリティサービスの提案を行っています。

文部科学省が提唱したGIGAスクール構想により、2020年度から生徒一人に一台のコンピュータ端末が配備されるようになりました。それに伴って生まれるID・パスワード管理やセキュリティ強化などの課題に対するソリューションを提供するのが、HENNGE One for Educationです。

──どんな経緯で、その担当をすることになったんでしょう。

紫垣:私はもとから教育現場のDXに興味があったので、採用面接の時から「HENNGE One for Educationに関わりたい」と伝えていました。入社後もブレずにその思いを伝えていたところ、入社2年目で担当させてもらえることになったんです。

HENNGE One for Educationには専任がおらず、現在は私ともう一人の二名でプロジェクトを動かしています。そんな裁量のあるポジションを新卒2年目から任せてもらえた点に、HENNGEのカルチャーが表れていると思いますね。

──具体的にはどんな業務を行っているんですか?

紫垣:基本的にパートナーさんから引き合いがあった案件に対して商談を行っています。その他、プロダクトに新たな機能を追加して新しい契約プランを作ったり、IT×教育をテーマにした展示会への出展を行ったりもしていますね。

──プロジェクトを担当するなかで感じるやりがいについても教えてください。

紫垣:授業の効率化や教員の働き方の改善に寄与できている実感が持てることです。

「児童・生徒はIDとパスワードなしでログインできるので、パスワード忘れがなくなり、授業時間を無駄にせずに済んだ」「セキュリティが強化されたことで、教員が端末を持ち帰ってリモートワークができるようになり、働き方改革につながっている」という声をいただくことも多く、やりがいにつながっています。

ゆくゆくはSaaSの醍醐味を味わえる既存営業にもチャレンジ

──入社前後で、なにかギャップはありましたか?

紫垣:ほとんどありませんでしたね。実際にHENNGE One for Educationのプロジェクトにも関われており、期待した通り若手でも挑戦しやすい環境があると感じています。

今年新卒入社した別のメンバーも、「英語に興味がある」という意思表示をしたところ、HENNGE社員の英語力を上げることをミッションにしたプロジェクトにアサインされたと聞きました。 

こうした裁量の大きさやスピード感を味わえる会社はなかなかないと思うので、私のように成長環境を軸に就職活動をしている学生には、HENNGEは心からおすすめできる環境です。

──最後に、紫垣さんの今後の展望を教えてください。

紫垣:HENNGE One for Educationは、まだまだこれから実績を積んでいかなくてはならないフェーズなので、まずはしっかり売上を立てることを目標に取り組んでいきたいです。

また、私はこれまでパートナーセールスでの新規営業にのみ携わってきたので、今後は既存のお客様への営業にも挑戦してみたいという思いもあります。

先ほどもお話ししたように、一度売って終わりではなく、契約後もお客様と二人三脚で同じ方向を目指せるのは、SaaSならではの特徴です。そんなSaaSの醍醐味を味わうためにも、ゆくゆくは既存営業にもチャレンジしていきたいですね。

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以上、紫垣さんへのインタビューをお送りしました。記事を通じて、HENNGEのカルチャーや特徴が伝わっていれば嬉しいです。

文字数の都合で記事の中では触れられませんでしたが、紫垣さんは登山とハイキングと旅行が好きなアウトドア派。最近はバイクにハマっていて、今年のGWには中型バイクで国内を一人で旅していたそうです!(かっこいい…!)

記事を読んでHENNGEにご興味をお持ちいただけた方は、こちらからぜひ説明会にお申込みください^^

edit by 高野優海
Photo by Yui Sasaki


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