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サービス業への新提案。激動な今こそ、これからの店舗運営はDXを追求せよ。

こんにちは、KMWの星野です。
連日コロナの感染者数が報道され、緊急事態宣言が出され、
街は閑散とし、まさに世界は一変しましたね。

外出が制限されても、仕事ではテレワークやビデオ会議、プライベートではオンライン飲みなど
人々は制限下の中で新しい方法や代替え手段を常に考え実行していきます。

では私たちKMWが考えるべき新しい方法や代替えは何か、新しい時代の価値は何か、
今回は真剣に、これからくるべき時代への備えについて考えてみました。


▼With コロナ ーコロナの存在を前提に経済を回すー

外出が制限され、テレワークやオンライン授業を実施する企業・学校が増えました。
コンサートやスポーツなどのイベント、8月以降の有名な夏祭りも相次いで中止が発表されています。
ほんの数ヶ月の辛抱、というわけにもいきそうにはありません。

コロナショックをリーマンショックと比較する記事や報道も多いですが
カネが回らなくなったリーマンショックと違い、ヒトとモノが回っていないコロナの経済危機を脱却するにはコロナウイルスの存在を前提に経済を回す必要があるようです。

エコノミストが「コロナショックはリーマンショックより厄介」と考える理由 ヒトとモノが回らない経済危機 (2/3)
国土の全面封鎖でイタリア景気は腰折れ 筆者が専門的にウオッチしている欧州の場合、代表的なホットスポットは北イタリアとなる。感染者はすでに1万人を超えており、残念ながら600人以上の死者が出ている模様だ。連立与党の一翼を担う民主党のジンガレッリ党首も新型コロナウイルスに感染したようだが、幸いなことに容態は安定しており、自宅静養に努めているそうだ。 ...
https://president.jp/articles/-/33624?page=2


KMWは店舗サービス業のお客様をメインとして事業を展開していますから、
店舗サービスがこれからどうなっていくか、について考えてみます。

緊急事態宣言が出され、今店舗サービス業は休業を余儀なくされたり営業時間短縮などで経営に大打撃を受けています。
在宅勤務に切り替わるビジネス街、外出自粛で歓楽街からは人がいなくなるので飲食店やアパレルなどのサービス業を展開する店舗にお客さんは来ません。

緊急事態宣言が解除された後も感染防止策を取らなければいけないので
“3密”を避ける、ソーシャルディスタンスを保つなど
今まで通りの店舗運営は難しいでしょう。
(消毒を徹底したり、客間の距離を保つための場所を確保したりなど)

店舗数を拡大し続けることによって成長してきた店舗サービス業ですが
コロナによってお店を開けるほどに赤字が増える店舗があるのなら不採算店舗を大量閉店させ、注力店舗や事業へ会社のリソースを集中させる必要があります。
すでにその流れは現れてきています。

オンワードHDが前期・今期で約1400店舗を閉鎖 コロナ危機でデジタルシフトを加速 | WWD JAPAN.com
オンワードホールディングス(HD)は21年2月期に国内外で約700店舗を閉店する。13日に行われた決算会見で、保元道宣社長が明らかにした。リアル店舗は主力の百貨店販路の低迷に加え、足元では新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な流行)に直面している。これを受け、デジタルシフトをさらに加速させる。同社は20年2月期にも国内外で約700店舗を閉めた。これにより、前回の構造改革の発表(19年10...
https://www.wwdjapan.com/articles/1069628

(こちらはコロナだけが原因ではなくもともと脱リアル店舗の構造改革をされているようですが)

今まで通りのお店を開けて収益を確保する方法から
ECサイトやデリバリーの検討やリアル店舗の運営方法の見直しなど収益構造の改革が必要になってきます。


▼Afterコロナはどんな社会 ー適切な店舗数と運営体制の構築ー

在宅勤務やオンライン授業などで社会の構造が変わっています。
田舎の実家でもリゾート地でもネットが繋がれば仕事ができます。
コロナが収束しても、“会社に行かなくても仕事ができる”を知った企業は家賃の高い都心にわざわざオフィスを構える必要もないかもですね。

街から人がいなくなると、店舗は集客数や売上を再計算し、
人件費の削減や運搬費などの見直しなど店舗運営の“ムリ・ムダ・ムラ”を削減し運営効率を上げないと利益が出ません。

After コロナ時代の店舗サービスの経営変革について、詳細はKMW代表の染谷がコラムを上げています。
弊社HPの「染谷のSWX総研」をぜひチェックしてみてください。

ナレッジ・マーチャントワークス株式会社 Knowledge Merchants Works Inc.
はたLuck®︎の掲げる「SWX」とは「Shift Worker Experience(シフト ワーカー エクスペリエンス)」を意味します。ビジネスシーンでは既に「CX:Customer Experience」=顧客体験の向上や「EX:Employee Experience」=従業員体験の向上、が謳われています。しかし、小売・飲食・サービス業において、お店の主役であるはずのアルバイトさん・パートさんの「仕事における体験向上」は本当に考慮されているでしょうか?顧客との接点を担う、重要なポジションであるシフト
https://kmw.jp/column/



▼KMWが社会に存在する意義を考える

店舗運営のムリ・ムダ・ムラを削減するために、私たちが提供できる価値とは。
先ほどご紹介した「染谷のSWX総研」でも触れていますが、
ITの活用がキーポイントになってくるでしょう。むしろ、ターニングポイントかもしれません。
今までもそうだったように、技術の発展は人間の不可能を可能にします。

KMWは店舗サービスに特化したRetail techだからこそ提供できるものがあると思っています。

1、ヒトの働き方を広げる
 Before:シフトワーカーは所属している店舗の中でシフトが決まる。希望通りのシフトは難しい。
 After :店舗やブランドをまたいでシフトワーカーの希望やスキルに合わせたシフト作成が可能に。

2、働くヒトの人数を最適化する
 Before:基本1店舗に1人の店長の存在が必須。休みなども考慮して店舗に店長が2人もいることも。
 After :遠隔でもメンバーへわかりやすく指示。店長が複数店舗を担当することが可能に。

3、業務を効率化する
 Before:何店舗も抱えるSVは毎日臨店をして何店舗も何店舗も回って売場や従業員などを確認。
 After :店舗の様子を遠隔で確認。移動時間の削減や売場の導線を分析して最適な売場提案も可能に。

4、職場の状況を可視化する
 Before:人間関係は観察するか噂で確認。誰がどこまでのスキルを持っているかは店長の頭の中。
 After :従業員のスキルや職場の関係性、離職可能性の可視化が可能に。

KMWではこの他にもAfterコロナ時代の店舗運営を支えるためのサービスを鋭意開発中です。
激動の今だからこそ、店舗サービス業界がコロナショック後の長い苦境を乗り越えるためにはDX化が必要不可欠。
そのために我々は「人とテクノロジーによって店舗サービスを革新へと導く」ためのサービスを開発・提供し続ける必要があると思っています。今後のKMWのサービスにもご期待ください!

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