こんにちは!hachidori株式会社です。
弊社は創業6年目、チャットボットSaaS『hachidori』やアルバイトコミュニケーションアプリ『CAST』、ビデオメッセージツール『recit』を提供しています。
hachidori株式会社ではこれまで正社員を中心に業務を行ってきましたが、直近の副業ニーズや転職前の「お試し転職」ニーズを受けて、一部職種で業務委託メンバーも迎え入れています。今回は、hachidoriで業務委託として勤務しているWantedlyのバックエンドエンジニア・塩津さんに、働くことになった経緯や業務委託としてhachidoriで働くことについてインタビューを行いました。
(インタビュアー:フロントエンドエンジニア/デザイナー Yomo)
塩津さんとhachidoriの出会い
ーまずは自己紹介をお願いします。
塩津といいます。今はWantedlyのサービスのバックエンドを担当しており、Wantedlyには新卒で入社して、今年で2年目になります。それ以前は大学でNHK学生ロボコンに出場したりしていたので、元々ロボット畑にいてからWEBが面白いと感じてWEBの世界に入りました。
ー塩津さんは7月からジョインいただいていますが、今回のご縁は、TwitterのDMからだったかと思います。突然来たhachidoriの仕事をお手伝いされたいと思った決め手は何でしたか?
最初のきっかけは、すごくタイミングが良かったというところです。Wantedlyも2年目に入ったところで、1年間培った力が他でも役に立つのかなというところで副業を始めようと思ったタイミングでした。
カジュアル面談をしてみて、その中で技術スタックが自分がやってきたことにマッチしていて、まさに自分の持っている力が試せる場所だと思いました。
あとはYomoさんの話が「この人何してる人なんだろうな」と思い、それが面白そうだなと思ってジョインすることにしました(笑)
技術・チームについて
ーちょうどタイミングが良かったとのこと、弊社としても嬉しい限りです。
続いては技術面についてお伺いします。塩津さんの、hachidoriにおける担当範囲や技術スタックについて教えてください。
hachidoriがv2にリニューアルするということで、その中のLIFFアプリ(LINE Front-end Frameworkを使った簡単なアプリを管理画面で作成する機能)を開発しています。
本業ではメインがRails、そこから機能を切り出したものがGoやPythonで書かれているので、プロダクトをグロースさせる時はRailsが多く、技術基盤的なところを触る時はGoが多いんです。その技術スタックの配置、Goの使い方はhachidoriと似ていますね。
ーありがとうございます。続いて、弊社から業務委託として作業依頼を受けたときの印象や、hachidoriエンジニアとのコミュニケーションについて、プラス面でもマイナス面でもぜひ教えてください。
Slackのコミュニケーションがすごく丁寧だなと思いました。もっと何かの連絡に対して「ありがとうございます」とか返信くださるので、僕としてはGoodのスタンプ一つでいいくらいなんですけど(笑)
技術的な部分でも、僕は結構コードとかコミットを追って経緯を探していくタイプなので、そこはいただいた資料が揃っていたので特に困ってはいないですね。
ただ、僕が見ているのはバックエンドなのでバックエンドの印象ですが、Railsのコードを見ていてまだまだ良くしていけるな、というのは率直に思いました。
手を出している技術領域も良いと思えるので、その一つ一つに対して深い理解を持ってアーキテクチャを練るというところは、まだまだ良くしていけるところだと思います。
ー技術顧問・松田さんのインタビューの中で「コミットを磨き上げる」という言葉が印象に残っているのですが、一つ一つのコミットをメンバーみんなが徹底的に磨き尽くして欲しいなと思うので、ぜひそういった面にもご協力いただきたいです。
※8月に、Ruby/Railsコミッターの松田 明さんが技術顧問に就任しました。
ーちなみに、業務委託というポジションから、hachidoriエンジニアチームに対してどのような印象を持たれていますか?
リクエストの中でしっかりレビューして頂いて、ヤバそうなところはチェックしてもらえるので助かるなと感じています。僕としてもコミュニケーションは多めに取ってもらって、受け取る側がハンドリングすべきものだと思っているので、そこは遠慮なく通知を送っていただきたいですね。
それから、松田さんはコミットに専念して欲しいとおっしゃっていましたが、僕からはプルリクエストにも専念して欲しいなと思いました。
今のhachidoriの方針だと、おそらくSlaskとかwikiで議論があった上でプルリクエストが生まれるという流れだと思うんですが、それだと後から入った人がどんな意図や議論があったのかを察しにくいと思っているんです。
例えばコードからは「何をしているのか」は読み取れるんですけど、そこから「何をしたいのか」を読み取るのは難しいですよね。そういう議論とか意思決定の経緯をぜひプルリクエストの最初のコメントに書いておくと、すごく継続的な開発ができるソフトウェアになっていくんじゃないかなと思います。
ー会社には先人から受け継がれた方法論がカルチャーとして根付く、というのはあると思うんですけど、その中で「ここは本来望ましくない」というものもあると思うんです。でも今のhachidoriはそれを断ち切って本当に望ましい方法論を根付かせていくいいチャンスだと思っています。
hachidori v2について
ー塩津さんは当初から弊社プロダクト「hachidori」の次世代バージョン「hachidori v2」の開発に携わっていただいています。その「hachidori v2」に触れてみて、どんな印象を持たれましたか?
規模としてはリニューアルというのもあって、元々あったプロダクトなのだなと感じる規模感だなと、そして技術的にもプロダクト領域的にもグロースやリファクタリングのしがいのあるプロダクトだと思います。
コードを読んでいても、例えばユーザーごとの行動ログを取っていて、ユーザーがもっとhachidoriを心地良く使うための種が蓄積できるようになっているので、その基盤をもっと伸ばしていくとプロダクトは伸びやすいんだろうなと思いました。
採用について
ー最後に、難しい質問をさせていただきます。2ヶ月程度客観的にプロダクトやコードを見ていただいた観点から、hachidoriに似合うエンジニアってどんな方だと思いますか?
一つあるのは、バックエンドチームはおそらくまだ少人数のチームですよね。ということで、プロダクトや技術基盤に対して自分の意見を持っている、そしてそれが正しいと思うなら理由を持って押し通したいという気持ちがある人、とにかく自分の理想状態を常に持っていて、それとプロダクト、技術的な要素ならそういうところを擦り合わせられる人、というのがhachidoriには合うかなと思います。
ー塩津さん、ありがとうございました!
hachidori株式会社は現在、エンジニアの採用を進めています。
基本的には正社員での採用となりますが、塩津さんのように業務委託で入っていただくことも可能です。選考とは関係ないカジュアルな面談からさせていただく形ですので、ぜひWantedlyよりご連絡ください。
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