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数字にシビアな経営陣の意思決定をリードする存在に…経営企画としての市場価値を磨ける環境

ふだんは活躍ぶりがなかなか表にあらわれにくい経営企画。しかし企業の成長に伴い、その役割は重要性を増すばかり。Gunosyの経営企画も予実管理から経営戦略立案、M&Aや投資、果ては組織課題の解決まで幅広い領域をカバーしています。では実際にどんなやりがい、どんな醍醐味があるのでしょうか。経営企画チームの二人にマイクを向けました。

岡村さん(左)/CEO室 室長 兼 経営企画マネージャー 兼 広報マネージャー
2004年新卒でエン・ジャパン株式会社に入社。転職メディア営業を経て経営企画に異動。2016年よりSupershipホールディングス株式会社にて経営企画としてIPO準備等に携わる。その後、株式会社メドレーを経て2019年よりGunosyにジョイン。現在に至る。

林さん(右)/CEO室 経営企画
2016年4月、食品商社に新卒として入社。営業として活躍するもキャリアに不安を感じ、2017年2月クラウドエース株式会社に転職。営業事務、営業、人事、経営企画など幅広い業務に携わる。2022年1月、さらなるキャリアアップを図るためGunosyにジョイン。

キャリアのターニングポイントで

ーそれぞれどのような経緯でGunosyへ?

岡村:Gunosyに至るまで計3社で経営企画としてのキャリアを積んできました。10年ほど経験を重ねる中で、予算策定や管理会計の設計や実務に強みを持ちつつ、J-SOXの運用や内部統制構築なども手掛けていました。いわば経営企画業務の中でも守りの部分へと業務を広げてきたわけです。そこで今度は攻めの部分として、M&Aや純投資など会社の業績にダイレクトに貢献できる領域にチャレンジしたいと考えていました。そのタイミングで出会ったのがGunosyです。

林:私は前職でIPO準備の経験をさせてもらえてありがたかった一方、予算管理や業績の分析などいわゆる経営企画としての業務経験がほとんどないことに不安を覚えるようになりました。IPOのスケジュールと自分の将来のキャリア形成を考えた結果、転職活動を始めたという経緯です。

ー林さんのGunosyの第一印象は?

林:最初の面接が岡村さんだったのですが、業績の件から組織の課題、何が足りなくて何を求めているかなどものすごく正直に語ってくださったんです。それで私も素直に感じていること、悩んでいることなどを話せました。その後に面接してくださる社員のみなさんもフラットかつオープンな感じで、自分にとってのフィット感と、ここで働くイメージが持てたのを覚えています。

ー岡村さんの場合は?

岡村:Gunosyは2018年7月にGunosyCapitalを設立しており、投資やM&Aにも注力するタイミングでした。その中で投資関連を進めているのが当時CFOで現在CIOの間庭さん。投資銀行でオルタナティブ投資を数多くこなしてこられたプロフェッショナルです。攻めの部分に挑戦したかった私にとって、明るくない分野について学べる点に惹かれました。一方で当時のGunosyは経営企画業務が兼務対応という状態。予算策定についてもリソース不足でした。前述の通り私は予算策定の経験が豊富だったので、早期に会社に貢献できる、と考えました。

ー実際に入社されてからはいかがですか?

岡村:個人としてはこれまで強みとしていた領域でもチャレンジできましたし、新しい領域へ仕事の幅を広げられたと思っています。予算策定においては入社以来、毎年改善を進めています。予算策定におけるプロセスをブラッシュアップしたり、見やすさ、業務効率等の改善を目的にSaaSの導入にも踏み切りました。その他、2021年には行動指針であるGunosy Prideの策定PJも推進いたしました。念願だった攻めの部分ではM&AのPMを担当したり、純投資も2件実施。今後はよりチームとして価値を最大化できるよう、私の権限を移譲しながら組織を作っていくことに力を注いでいきたいと考えています。

林:雰囲気やマインドの面では本当に入社前の期待通りで、すっかり馴染ませていただいています。業務については正直はじめてトライすることのほうが多い。業績シミュレーションを作ったりもしてますが手探り状態です。でもほんと、岡村さんをはじめとする周囲のみなさんのおかげで一つずつクリアしつつあります。

意思決定のプロセスに曖昧さがない環境

ー岡村さんから見て林さんは期待通りですか?

岡村:期待通りの活躍ぶりです。特に胆力、実行力の点を高く評価しています。たとえば仕事上で社長と向き合う場面が少なからずあります。当然、林さんにとってはハードルが高いはず。でも臆することなく意見や発言をしてくれる。このマインドは経営企画にとっては基本中の基本でありながら、とても重要な点でもあります。もちろんスキル面のキャッチアップにも目覚ましいものがあります。

林:岡村さんってめちゃくちゃ忙しい方なんですよね。CEO室長ということで複数の部署を管掌しているし。にも関わらず忙しいからちょっと無理、って言われたことがないんです。そして優しいけれど決して甘いわけではなくて、変な忖度がない。気をつかわれて何も言われないと私が一生成長できないので逆にありがたいです。あと常にミーティングでは私のキャリアのことを気にかけてくれます。いまやりたいことをやれているか、って聞いてくれますよね。

岡村:1on1の意義はメンバーのキャリアの道筋をつくること。そして仕事に前向きに取り組んでもらうことにあります。これがないと仕事をしていて壁にぶつかったとき、立ち返る軸がなくなってしまいますからね。こうした1on1は個人的にも大事にしていますが、Gunosy全体でも丁寧にやっていこうという動きがあります。

ー経営企画として学べる点はどんなところに?

岡村:当然のことながら経営に近いところで業務を進めるので、経営における意思決定について理解を深めていけます。特にGunosyの場合、議題の大きさにもよりますが論点が可視化された中で納得感ある意思決定が行なわれています。人で決まるのではなく、きちんとした根拠を持って決まる。とてもシンプルなのですが、どういった目的で、どういったリスクを認識した中で、最終的にどういった判断をするのか徹底的に検討します。そのリスクは回避可能なのか、リターンとのバランスを考えて呑み込めるものなのか、それとも実行しないのか。判断基準が実に明確なのです。

林:私もそれを感じます。数字に対してかなりシビアですし、その一方で定性面においてもしっかり考え抜かれている。全役員のみなさんが事業に真剣にコミットしているのが伝わってきます。

ー数字にシビアというのは経営企画にとってはプラスですね

岡村:結局、経営企画のバリューとは経営者の意思決定をどこまで支援できるかという点に集約されると思います。そのための情報集約やデータの整理も大切ですが、もう一歩進んで経営陣の視点で判断基準材料の提言までできるようになると経営企画としては相当市場価値が高いレベルといえるでしょう。そういうスキルを磨きやすい環境がGunosyにはあるのではないか、と思います。

林:役員の方々と話していても「で、経営企画としてはどうなの?」と聞かれることが多いですね。経営企画としての見解を問われた時にきちんと打ち返せるようになりたい。そのためにはまず足元の数字に対する感性を磨くことからやんなきゃ、と個人的に感じています。

経営企画としてやりたいことが叶う

ー林さんが自覚しているご自身の強みはどんなところですか?

林:さっき岡村さんからも馬力ある、って言われましたが(笑)前職で割となんでも屋だったこともあり、特に何も決まっていないけどやることだけ決定みたいな、前例が特にないものを拾って形にするのは得意ですね。

岡村:抽象度の高い状態でオーダーが降りてくることも少なくありませんから、そういう時でもしっかりと受け止めて形にしようと動けることは大事だと思います。Gunosyもまだまだ決まっていないことが少なくありませんから。

ーどんな方がチームに加わると理想的ですか?

岡村:やはり予算策定やM&Aの検討など数字を扱う業務なので、数字に強い方だと良いと考えています。予算策定も高度化してきている中で私があまり関与しなくてもスムーズに予算策定業務を推進できるような体制にし、業務を移譲していきたいです。ロジカルな役員が多いので論理性はもちろん重要ですが、いろいろな部署の方と関わりますし、他人と気持ちよく仕事ができる人柄も大事にしたいと思っています。

林:人数が少ないからポジションいっぱい空いてますしね。私もいずれはIRを深くやっていきたいのでチームのメンバーが増えるのはウエルカムです。

岡村:2名体制だとできないこともありますからね。。メンバーが増えたらやりたいと思っているのは、新規事業の種蒔き。海外の事例が参考になるのですが、そういった情報を経営企画で事前に仕入れて社内に発信していきたいです。またマクロ環境や競合の状態なども能動的に取りにいけたら、より経営企画のプレゼンスが上がるのではないでしょうか。

ージョインするならいまが旬、って感じですね?

岡村:まだ安定とまでいっていないフェーズですから結構いい経験できると思います。あと私の権限もどんどん移譲していきたいのでキャリアアップの道もある。予算伸ばすのもM&Aも投資も、経営企画としてやりたいことは何かしらできるはずです。

林:CEO室はもちろんですが、、事業部側の人たちの経営企画への理解の深さにいつも助けられていて。経営企画って単独で仕事にならないので、どうしても事業部にお願いしたり一緒に動くことが多くなるんですよね。そこでの連携のしやすさは抜群です。また相談されたり、頼られることも多々あるのでそのあたりで物足りなさを感じている方にはぜひ、とおすすめします。

岡村:机上だけじゃなくて実行する力もつきます。林さんの得意領域ですが、誰も実行する人がいない中、そこをひろって動くという。型にはまった経営企画の姿を打ち破って、ビジネスパーソンとしての総合的なスキルも磨きたい方には最適な環境だと思います。

ーありがとうございました!

Gunosyでは一緒に働く仲間を募集しています!ご応募お待ちしております。

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Gunosyのミッションは「情報を世界中の人に最適に届ける」ことです。情報が増え続ける社会において、データとアルゴリズムの力で1人1人に合った情報を適切に届けることにより情報格差がある社会の課題解決を目指しています。 主力事業はスマートフォン向けメディアアプリである「グノシー」「ニュースパス」「auサービスToday」などを展開しているメディア事業です。メディア事業では、web上に存在する様々な情報を独自のアルゴリズムで収集し、評価付けを行い、パーソナライズしてユーザーに届けており、メディア累計のダウンロード数は6290万ダウンロード(2023年3月時点)を超え、国内最大級の情報キュレーションサービスとなっています。 継続した事業拡大に向けて強みであるテクノロジーの更なる強化に向けて、社内組織「Gunosy Tech Lab」において、自社プロダクトのアルゴリズム改善など、データによるプロダクト改善を続けると共に、社外への技術提供および学会における論文発表を中心とした研究開発も行っています。 新規事業への挑戦も行っており、2021年6月には変化の激しい時代背景や昨今のコロナ禍の影響で変化する情報の受け取り手の環境、ライフスタイルに寄り添う一つの方法として創業以来初のD2C事業『『ムードペアリングティー「YOU IN」』の販売を開始しました。 「情報を世界中の人に最適に届ける」というミッションのもと、「メディア」だけではなく「お茶」という手段を通じて1人1人の気持ちに寄り添う「ムードペアリング」を目指しています。 リリース後は、ふるさと納税の返礼品に選ばれるなど、新たな収益の柱となっています。 子会社のゲームエイトでは、国内有数のゲーム総合情報Webサービス「game8.jp(ゲームエイト)」を運営しており、月間4,200万人以上のユーザーが利用をしています。同社は、「game8.jp(ゲームエイト)」の海外展開など、更なる成長に向けた挑戦を行っています。 新規領域における非連続的な成長に向けた取り組みも実施しており、国内外の有望なスタートアップ企業に対するベンチャーキャピタル投資を推進しています。直近では高い成長率を見せるインド市場への投資も積極的に行っており、厳選された投資機会に対する出資・M&Aを通じて、既存事業以外の成長の柱の確立を目指しています。
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