今回は、Groovesでプロダクトデザイナー(PD)を担当している、おおすみより、とある日のデザイナー交流会についてお話ししたいと思います。
こんにちは、Groovesでプロダクトデザイナー(PD)を担当している、おおすみです。
※以下よりプロダクトデザイナーはPDと表記します。
Groovesのプロダクトチームでは、デザイナー同士が気になるトピックや技術についてカジュアルに情報交換する会、通称「デザバナ会」を毎週開催しています。 今回は、先日「デザイナーの生存戦略」というテーマで話されたトピックで多くの学びがあったので、ご紹介したいと思います。 年齢やバックボーン、雇用形態も様々なメンバーが集った中で話された、デザイナーがどう生き残っていくか!?というテーマ。様々な視点が集まりました!
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わたしたちのチームの雰囲気を感じ取っていただけると嬉しいです!
目次
生存戦略1:技術領域に染み出す「Figma MCPでStorybookを作った話」
生存戦略2:進化し続ける「インプットとアウトプットはセットの話」
生存戦略3:バリューを発揮しきる「地道なコンポーネント管理をきっちりやる話」
生存戦略4:健康第一「時間と費用を健康に投資する話」
【一緒にはたらく仲間を募集中!!】
生存戦略1:技術領域に染み出す「Figma MCPでStorybookを作った話」
デザイン職務にもAIによる様々な業務改革が起きる中、トライアルとして 「cursorを使ってFigma MCPと連携し、FigmaファイルからStoryBookを作る」という取り組みのデモをふじおかさんに発表いただきました。

Figma MCP x Storybook x cursor
FigmaファイルをMCPを介してそのままStoryBookのコンポーネントに落とし込んでいく工程を、画面共有しながら紹介いただきました! これには参加者も興味津々!

デザイナーが、AIの助けを借りてコードやコマンドベースで作業を進めている様子
デザイナーが、AIの助けを借りてコードやコマンドベースで作業を進めている様子
参加メンバーからは、「Figma MCPの記事はいくつか見るけど、StoryBookを絡めたのは珍しい!」 「デザイナーがAIを使ってここまでできると職能の定義が変わってきそう」などの意見が出ました。
デザイン情報をプログラミング可能な形に変換したり、AIツールを使ってデザインワークフローを効率化したりといった、まだ世の中に確立されたベストプラクティスが少ない領域であっても、積極的に試行錯誤し、日々様々な可能性を模索してます!
生存戦略2:進化し続ける「インプットとアウトプットはセットの話」
このテーマでは、日々デザイナーはどのようなところから情報をキャッチアップしているか?について話しました!
海外の最新情報やトレンドをX(旧Twitter)やMediumでキャッチアップしたり、国内のデザイナーの知見をnoteで参考にしたり、あるいは最も身近なチームメンバーや同僚との会話から学びを得たりと、多様なチャネルを活用しています。
おおすみが普段収集しているサイト↓
https://x.com/
ふじおかさんが普段収集しているサイト↓
全員が普段収集しているサイト↓
そして、学んだことは頭の中だけでなく、必ず「手を動かして」実践することを重視しています。気になるアプリのUIを模写してみたり、Shopifyのような広く使われているプロダクトのデザインを参考にしたりと、実践を通じて理解を深め、スキルとして定着させていきます。
デザインスキル向上の鍵は、スペーシングなどの「原則」をしっかり理解すること。その原則に基づいた「反復練習」を通じて、質の高いアウトプットをより速く生み出せるようになると考えています。
生存戦略3:バリューを発揮しきる「地道なコンポーネント管理をきっちりやる話」
このテーマでは、デザイナーがバリューを出すには?ついて話しました!
私たちのデザイナーは、単に見た目を整えるだけではありません。散らばった情報や要件を整理し、プロダクトとして「何をするべきか」という問いに対する解をデザインで示していくこと。これが私たちの重要な役割だと考えています。
エンジニアやプロダクトマネージャーといった多様なバックグラウンドを持つメンバーと密に連携し、デザインを通じてプロダクトの方向性をリードしていくことに、大きなやりがいを感じられる環境です。
また、デザインの一貫性を保ち、効率を高めるためには、コンポーネントのような「パーツ」を丁寧に管理していくことが不可欠です。こうした地道な取り組みが、プロダクト全体の品質向上に繋がると信じています。
生存戦略4:健康第一「時間と費用を健康に投資する話」
このテーマでは、デザイナーが日々気をつけていることについて話しました!
日々のパフォーマンスを最大限に発揮するためには、自己管理も欠かせません。 特に複数のプロジェクトが並走する場合や、業務委託で稼働する場合などは時間管理が難しくなりがち。 「早朝など集中すべき時間を意識的に作ってそこでやり切る」 「逆に『オフ』を作らず、思いついときにサクッと作業する」 など、各人の取り組みや工夫が紹介されました。
また、体力維持のために毎日トレーニングを行ったり、長時間作業でも快適な椅子として、 ハーマンミラーや、hinomi、アウトレットで安く購入したイタリア製の高機能メッシュオフィスチェアなど、フィジカル面や作業環境への投資も惜しみません。心身ともに良い状態でいることが、良いデザインを生み出す源泉だと考えています。
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ハーマンミラーストア【公式】
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HINOMI Japan - 快適を超えて
多様なプロフェッショナルとの心地よい共創
私たちのチームは、エンジニア、プロダクトマネージャーなど、様々な専門性を持つメンバーが集まっています。こうした多様なチームと円滑に連携し、最大限のパフォーマンスを発揮するためには、コミュニケーションにおいて相手の立場に共感して思いやることが非常に大切だと感じています。
相手の立場や専門性を理解し、チームや状況に合わせて最適な言葉や、わかりやすい表現を心がける。相手に寄り添ったコミュニケーションを意識することが、スムーズな情報伝達とより良いチームワークに繋がります。ツールの中には、デザイナーとエンジニアの共通言語になり得るものもあるといった可能性も感じています。
【一緒にはたらく仲間を募集中!!】
私たちのプロダクトデザイナーチームは、新しい技術やツールを積極的に試し、デザインと実装の連携強化、効率的なデザインシステム管理、AI活用といった未来を見据えた挑戦を続けています。
この環境は、
- 常に新しい情報に触れ、自らをアップデートできる
- 実践と探求を通じて、デザイナーとして高速で成長できる
- 多様なプロフェッショナルと共に、プロダクト開発の上流から深く関われる
- 自己管理と健康を大切にし、最高のパフォーマンスを目指せる
といった魅力に溢れています。
もしあなたが、こうした環境に共感し、変化を楽しみながら、デザインの力でプロダクト、そしてあなた自身を成長させていきたいと考えているなら、ぜひ私たちと一緒に働きましょう!
この交流会で話された内容や、チームの雰囲気を少しでも感じ取っていただけたら嬉しいです。ご興味を持っていただけたら、ぜひお気軽にご連絡ください。チーム一同、あなたにお会いできるのを楽しみにしています。