「珍しいレンズがあるんです」
警棒のような、細長く伸びたレンズを楽しそうに紹介してくれたのは「機材戦略チーム」のサブマネージャーである稲森裕也さん。
LAO0036 LAOWA 24mm F14 2× MACRO PROBE (Sony FE) [24mm/F14 マクロプローブレンズ ソニーFEマウント](ヨドバシカメラHPより)
こうした変わった機材や最新機種に日々触れながら、自然とカメラの知識が身に付くカメラブの「機材戦略チーム」。
「機材戦略チーム」は、月定額でカメラの入れ替えができるサブスクサービス「GooPass」の商品ラインナップを魅力的に揃え、在庫と稼働率を最適化する役割を担っています。
「カメラマンをしているからこそ、お客様が安心してカメラ体験を楽しめるように機材選定や検品を心がけています」
大学時代からカメラを始めた稲森さん。今はプロカメラマンとして活動しながら、カメラブの「機材戦略チーム」で知見を生かしています。
今回は稲森さんの仕事に対する思いや展望を元に、「GooPass」を支える「機材戦略チーム」の仕事を紐解きます。
サービス利用価値を高める「機材戦略チーム」の仕事
ユーザーニーズに寄り添った商品ラインナップを揃え最適化を図る「機材戦略チーム」。
新しい機材の発売やユーザー利用データ・リクエストに基づいて機材を入荷し、場合によっては「GooPass STORE」※1で販売する機材を選定するなど戦略設計を行います。
※1「GooPass」でレンタルしていたカメラ本体やアクセサリーなどを特別価格で購入できるサービス
「以前、小学生が撮影体験をするイベントがあったのですが、その時にオススメしたのが ”ニコン COOLPIX(クールピクス)” です。持ちやすくて壊れにくい、小学生のお子さんも使いやすいシンプルな構造のカメラです。用途やユーザーによって適した機材が異なるように、選ばれる機材や利用傾向は日々変わっていくんです」
新発売の機材も前モデルの稼働率を指標にするなど、機材毎の稼働率、ユーザー属性といったデータと向き合うことは欠かせないと言う稲森さん。
「機材戦略チーム」はユーザーが求める機材をスピーディーに届けるために適正な稼働状況を追い求める、まさに「GooPass」のサービス基盤を支える部署と言えます。
「常にデータや機材と触れ合うので、カメラ好きな自分にとっては面白い仕事ですね。新商品はすぐに入荷してメンバーと楽しさを共有できる、機材にすぐ触れることができるのは特別な体験なんですよ」
自分も楽しみながらユーザーに価値体験を提供する日々
鉄鋼メーカーで研究開発をおこない、製造過程の生産性向上に大きく貢献するなどやりがいを持って仕事をしていた稲森さん。BtoBビジネスで経験を積み4年が経過した頃、手触り感のある、ユーザーと距離が近いサービスに携わってみたいと2020年12月にカメラブへ入社をしました。
「すごい便利なサービス」
「また絶対使います!」
ユーザーから寄せられる手紙や反響に対して、「人に喜ばれる体験が本当に嬉しい」と笑顔で語る稲森さん。
自身も「GooPass」ユーザーとしてカメラレンタルすることがあるようで、
「富士フイルムのカメラが好きなので、最近ではX-S10というカメラを借りました。友人と旅行に出かけるので、よりキレイに撮影をして思い出を残したいと思っています。動画も始めたいと思ってDJI Pocket 2も借りました」とカメラ体験を楽しんでいます。
面接で聞いた世界がもう実現している、カメラブの事業拡大スピード
「面接で聞いた世界が実現していると日々感じます」とカメラブの面接を受けた頃を振り返る稲森さん。
「予定していると言っていた”GooPass STORE” や、”GooPassPrime” ※2が1年足らずでローンチされているんです。大きな企業にいた自分には信じられないスピード感です。」
※2 撮影体験を豊かにする体験のサブスクサービス
カメラブの展開を聞いたとき、幅広いことができると可能性を感じた稲森さんは「サブスクでカメラのハードルを下げる」点に共感し、日々の変化を楽しんでいるようです。
「GooPass」を更に魅力的なサービスに
「大型納品がある時は商品選定、見積り、発注、入荷と大忙し。段ボールをあけて、機材の動作確認、検品情報をデータベースに入力、梱包と、毎日機材と向き合います」
日時の機材管理を自動化するなど、稲森さんの功績により生産性が上がってはいるものの、利用データ分析を更に強化して在庫と稼働率の最適化を目指し続ける必要があります。
商品ラインナップを魅力的に揃え「GooPass」をよりよいサービスにするために「機材戦略」は欠かせません。
「足元の施策はもちろんですが、カメラブの思いに共感してくれる方と働きたいですね」
そのように語る稲森さんはユーザーがレンタルした機材を買い取る仕組みや、海外に向けた販売もやっていきたい今後の展望を教えてくれました。
「機材戦略」を手段に、稲森さんは今日もチームメンバーとユーザーの思いと共に機材と向き合っています。
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