こんにちは!GOOPASSコーポレート部の小菅です。
今回は、コーポレート部 部長であり、私の上司でもある髙瀨拓真さんにインタビューしました。
総務、人事労務、採用、法務、情報システムなど幅広い領域に携わりながら、内部監査室長も務める髙瀨さん。
日々一緒に働く中で感じるのは、とにかく相談しやすく、物事を前に進めるのが速いことです。
仕事で困ったことを相談すると、すぐに状況を整理して「こういう方法もあるんじゃない?」と、自分では思いつかなかった視点から解決策を提示してくれます。悩んでいたことが、相談した直後には前に進み始めていることも少なくありません。
また、単に答えを教えるのではなく、「次はどう考えれば自分で進められるか」という視点まで伝えてくれるのも印象的です。私自身、日々の仕事を通じて学ぶことがたくさんあります。
そんな髙瀨さんのキャリアは、エンジニアから始まり、営業、人事、コーポレート、COO、そしてプロダクトまで実にさまざま。
なぜ、これだけ幅広い経験をしてきた髙瀨さんが、次のキャリアにGOOPASSを選んだのでしょうか。
これまでのキャリアや入社理由、現在の仕事について聞いていくと見えてきたのは、「みんなが動きやすくなる状態をつくる」という一貫した仕事への向き合い方でした。
普段のマネジメントにもつながる、髙瀨さんらしい仕事観に迫ります。
エンジニアから営業、採用、コーポレート、COOへ。「会社に必要なこと」をやり続けたキャリア
-これまでのキャリアについて教えてください。
最初はワークスアプリケーションズで、エンジニアとしてキャリアをスタートしました。ERPパッケージの開発をしていて、最初に担当したのは給与計算のロジックです。社会保険労務士事務所に連絡して、法改正時の端数処理を確認するような仕事もしていました。
その後、現在のMETATEAM(当時のシアトルコンサルティング)に転職しました。お客さま先に常駐して開発をしながら、代表と2人で自社サービスも開発していました。通常業務が終わってから自社サービスをつくったり、代表とお客さま先へ行ってプリセールスのようなことをしたり。そこから営業に転向して、2年ほど営業も経験しています。
営業をしながら社長室も兼務するようになって、リファラル採用の仕組みをつくったり、採用の数値設計をしたりと、徐々に人事やコーポレートにも関わるようになりました。
営業を任されているときに印象に残っているのは、お客さまから「予算はあるけれど、仕事を任せられる場所がない」と言われたときですね。プロジェクトのマネージャーと連携し「場所もこちらで用意するので、仕事をください」という趣旨の提案資料を作成し、実際にニアショアのラボの賃貸借契約、内装工事を行い、売上、地代家賃、そこで働くメンバーのシステム利用料、PCの調達を含めて予実を管理し、防犯カメラや入退室管理などのセキュリティ環境までつくって、そこで売上をつくるところまでやりました。その時の同期からは「髙瀨工務店」って呼ばれてました(笑)
そこから代表が直接管掌していた総務・労務・経理を引継ぎ経営管理部の立ち上げ、新卒採用、中途採用も入るようになり人事部のマネジメント。結局、コーポレート全体の統括へと担当が広がっていきました。さらにエンジニア組織の改善にも入り、最終的には取締役COOも経験しています。
振り返ってみると、「自分の職種はこれ」と決めてキャリアをつくってきたというより、会社に必要なことをやっていたら、どんどん担当範囲が広がっていった感覚に近いですね。
「エンジニアから営業、人事、コーポレート、COOへ。職種の枠を越えながら、会社に必要な役割を担ってきました。」
子どもが生まれて気づいた、「この働き方は続けられない」
-かなり幅広い仕事を経験されています。そこから転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?
大きかったのは、子どもが生まれたことです。
当時はSESの事業に関わっていて、19時以降に面接やトラブル対応が入り、夜間の対応が続くこともありました。子どもが生まれて、「この働き方は無理だな」と思ったんですよね。
当時、育休をとる際に自身の業務の引継ぎを済ませていたこともあり、自分の手元に置く業務が案件の対応のみとなったことも、転職のきっかけにはなっていると思います。
それで、公私のバランスを考えて、知人からの紹介もあり、freeeサインを提供していた会社の社長とお話をして転職して、社長室で仕事をしようとしたのですが、2カ月もしない間に、freeeへの転籍が決まり、1年ほど、開発組織の生産性の分析、管理会計や予実の管理など、開発組織のバックオフィスのような仕事をしていました。
-大きな会社を経験したことで、見えてきたこともありましたか?
ありましたね。組織が大きくなるほど、役割がきれいに分かれていくじゃないですか。それ自体は正しいことなんですが、自分にはその距離感が少しもどかしかったんです。
転籍するときも、「私は担当領域だけに集中するのが得意なタイプではないと思うのですが、本当にいいんですかね」と確認した記憶があります(笑)。それでも求めていただけたので、まずはやってみようと。
実際に働いてみると、開発組織にいるのに、いろんなことが気になってしまうんですよ。整った組織を経験できたからこそ、自分は境界をまたいで動くほうが力が出るタイプなんだと、はっきり分かりました。
そこで改めて、会社全体が見える規模のほうが自分には合っているんだなと気づきました。
「上場準備」「ToC」そして「人生を彩る」
-そのタイミングでGOOPASSと出会ったんですね。
そうですね。
次のキャリアを考えたときに、いくつかやりたいことがありました。
一つは、バックオフィスとして上場に向けた経験をすること。それまでバックオフィスはかなり幅広く経験してきましたが、上場準備はまだ経験していませんでした。
もう一つは、ToCのサービスに携わることです。これまではずっとToBのシステムやサービスが中心だったので、ユーザーに直接価値を届けている会社のバックオフィスをやってみたいと思っていました。
その条件を考えていたときに出会ったのがGOOPASSでした。
-GOOPASSの事業との接点もあったのでしょうか?
もともと旅行も写真も好きだったんですよ。
中学の同級生たちと毎年旅行に行っていて、そのときに撮った写真を残して、写真や動画とBGMを組み合わせた動画を作成してくれる仲間がいて、年末にみんなで飲みながら動画を見て笑いながら「思い出」を思い返す、ということを10年以上続けています。
旅行用に最初に持ったのがミラーレスカメラ(SONYのNEX-3)、ダイビング用にハウジングと合わせてタフカメラ(OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough)を持っていたり、フェスに行くときには雨や汚れに強い防塵・防滴処置のカメラ(PENTAX K-5II)を使ったり。カメラそのものを極めているというより、「このシーンならこのカメラ」という使い方をしていました。
そういう話を社長の高坂としている中で、事業との接点も感じましたね。
昔から「経験がすべて」という思考で、ビリヤード、ダーツ、バンド活動、レコーディング、スノボ、ダイビング、キャニオニング…等々、経験している「趣味」の幅はかなり広いほうなので、趣味の越境ができるサービスを進めたいという意向もかなりマッチしていました。
入社してからは、その延長でGOOPASSを実際に使っています。気になる機材を借りて、シーンごとに試して、そのうえで「これは手元に置きたい」と思ったSONY α7C IIを購入しました。買う前に納得いくまで試せるというのは、自分がユーザーとして一番ありがたいと感じているところです。
-子育てとの両立という意味でも、GOOPASSは選択肢になったのでしょうか?
そうですね。それもあります。
子どもが生まれてから、仕事だけではなく、プライベートも含めた人生全体をどうするかを考えるようになりました。
GOOPASSは「人生を彩ろう」というパーパスを掲げています。働くことだけを重視するのではなく、プライベートの充実も含めて考えられる。その考え方の中で、自分は会社を伸ばすことにも、子育てにも向き合えるんじゃないかと思いました。
私自身がこれまで経験していなかった「上場準備」と「ToC」、会社全体を見られる規模、そして自分の好きな旅行や写真との接点。いろいろなものが重なったのがGOOPASSだったんだと思います。
「旅行や写真は、10年以上続く大切な趣味。GOOPASSの事業にも自然な接点がありました。」
「バックオフィスの財務経理以外はほぼ全部」。会社のみんなが動きやすい状態をつくる
-現在はどのような仕事を担当していますか?
コーポレートの中で、いわゆるバックオフィスと呼ばれる領域のうち、財務経理以外はほぼ全部ですね。
具体的には総務、人事労務、採用、法務、情シスです。それ以外にも内部監査を担当しています。
日々の業務では、朝に承認系の確認をして、外部からのメールや外部との連絡、採用関連の対応などを確認します。そのうえで、経営会議、取締役会、株主への月次報告会などの準備を進めながら、空いた時間で、情シス業務や内部監査対応等、それぞれのタスクを進めています。
時期によっては、株主対応や資金調達関連の業務が大変ですね。株主が多い会社なので、上場準備も含めて、この環境だからこそ経験できることは多いと思います。
-仕事をしていて、一番やりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?
やっぱり「助かった」と言ってもらえたり、「ありがとう」と感謝されたりしたときですかね。
相談されることや壁打ち相手として扱われるのも嬉しいです。相談が増えると自分の仕事は全然終わらなくなるんですけど(笑)。自分の業務優先度より、会社全体としての優先度が高いところはどこなのか。を考えながら、日々対応してます。
それでも、相談してくれた人が抱えていた課題を解決できたときが、一番やりがいを感じる瞬間だと思います。
「自分も会社の一員として何ができるかを考える」。自分の評価より、みんなが楽になること
-髙瀨さんは、担当領域を越えて動くことが多いですよね。その仕事の仕方はどこから来ているのでしょうか?
新卒の頃から「他責NG」という言葉で育ってきたことは大きいと思います。
だから「会社のせい」という感覚が、私にはあまりないんですよね。誰かのせい、何かのせいにするのではなく、会社の一員として自分にできることを考える。それはずっと根っこにあると思います。
もう一つは、やってもらうことを当たり前だと思わないことですね。周りがやってくれていることに感謝を持っていると、自然と「じゃあ自分は何ができるだろう」と考えるようになると思います。
-だから、自分の担当業務以外の相談にも入っていくのでしょうか。
そうかもしれないですね。
私の仕事って、自分の業務を進めるというより、みんなの業務支援をしている時間がかなり多いんです。
でも、それでいいと思っています。自分の評価より、会社の生産性が上がることのほうが大事なので。
自分の評価は、自分でコントロールするものではなくて会社が決めるものだと思っています。会社が楽になること、そこで働いている人たちが少しでも幸せになることをやった結果、それが評価につながればいい。私はそんな働き方をしています。
「人生を彩ろう」を、働く人の制度や環境にも。
-GOOPASSだからこそできるコーポレートの仕事はありますか?
「人生を彩ろう」というパーパスがあるからこそできるコーポレート業務は、結構あると思っています。
たとえば、社員のプライベートの充実を支援することもそうです。仕事の数字だけを上げるための制度ではなく、仕事以外の時間を充実させたり、お客さまに価値を届けるために社員自身がいろいろな経験をしたりすることを、制度として考えやすい環境だと思います。
社内のコミュニケーションの活性化や、お客さま、社員の「人生の彩り」を推進する提案はいろいろできると思います。
-パーパスが、言葉だけではなく実際の仕事にもつながっていると感じますか?
感じますね。
人事制度について話しているときも、経営陣から数字の話だけが出てくるわけではないんです。働く人の気持ちに寄り添いながら話ができる。
「人生を彩ろう」という言葉があるから制度をつくるというより、経営陣自身にもそういう考え方があるから、パーパスと実際の会社づくりがつながっているんだと思います。
-これから、どんな方と一緒に働きたいですか?
楽しく仕事ができる人ですね。ネガティブなことだけではなく、前向きに話ができる人と一緒に働きたいです。
課題だけをずっと見ていると、「課題ばっかりだな」となって楽しくないじゃないですか(笑)。課題があったとしても、その先をどう良くするかを一緒に考えられる人がいいですね。
仕事もプライベートも充実させたいと思っている方には、ぜひ一緒に働いてほしいです。
最近、人生が彩られた瞬間
仕事だけでなく、家族との時間も大切にしている髙瀨さん。
第二子の誕生にあたっては、産後パパ育休と育児休業を合わせて約1か月取得しました。休業前には担当業務や判断基準を整理して周囲へ引き継ぎ、自身が不在でも仕事が進む状態を整えたといいます。
「会社での役割は、仕組みや段取りを整えることで周囲に託すことができます。でも、夫や父親として家族と過ごせる時間は、誰かに代わってもらうことはできません」
育休中は、生まれたばかりの息子さんのお世話をしながら、お兄ちゃんになった長男との時間も大切に。最近の「人生が彩られた瞬間」として、そんな息子さんたちと過ごした時間を挙げてくれました。
「第二子の誕生を機に約1か月の育休を取得。家族と過ごす、代わりのきかない時間も大切にしています。」
仕事も、プライベートも、どちらも大切にする。そして、誰かが休んでも仕事が止まらない状態をつくる。
髙瀨さんの働き方からも、GOOPASSが掲げる「人生を彩ろう」というパーパスとのつながりが感じられます。
インタビューを終えて。「相談すると、すぐに前へ進む」理由が少しわかった
今回あらためて話を聞いて、普段一緒に働く中で感じていた髙瀨さんの姿と、「会社のみんなが楽になることを考える」という言葉が、私の中でつながりました。
私が何かを相談したときに、髙瀨さんがすぐに状況を整理し、解決策を一緒に考えてくれること。それは単に判断が速いからではなく、目の前の人が動きやすくなるにはどうすればいいかを考えることが、これまでのキャリアを通じて一貫しているからなのかもしれません。
エンジニア、営業、人事、コーポレート、COO、そしてプロダクト。一見するとさまざまな仕事を経験してきたキャリアですが、その中心にはずっと、「会社にとって必要なことを、自分のこととして考える」という姿勢があります。
そして今はGOOPASSで、会社を前に進めることはもちろん、そこで働く人たちが仕事もプライベートも大切にできる環境を、コーポレートからつくろうとしています。
私自身も同じチームで働く一人として、これからどんな仕組みや環境が生まれていくのか楽しみです。
髙瀨さんのこれまでのキャリア
新卒でワークスアプリケーションズに入社し、エンジニアとしてキャリアをスタート。その後、現在のMETATEAM(当時シアトルコンサルティング)で開発、営業、採用、経営管理、人事、コーポレート部門の統括など幅広い業務を経験し、取締役COOも務める。
その後、freeeにて開発組織の生産性の見える化や数値管理などに携わり、2023年8月にGOOPASSへ入社。現在は、総務・人事労務・採用・法務・情報システムなどのコーポレート領域に加え、内部監査も担当している。