昨年9月、練馬区立北町小学校で、北海道ぎょれんの皆さんと連携して食育授業を実施しました。「秋鮭とサーモンの違いは?」「昆布はどうやってできるの?」など、北海道を代表する水産物である秋鮭、帆立、昆布の特徴や美味しさについて、北海道ぎょれんの山田さんと大野さんが5年生の子どもたちに楽しく伝えてくださいました。また、給食時には北海道産の水産物を使用した献立が提供され、児童たちは北海道の恵みを身近に感じることができました。
和食給食応援団として行う調理講習会や食育授業は、その波及効果を最大化するために、栄養教諭や学校栄養職員向け8割、児童生徒向け2割くらいの比率で実施しています。児童生徒を育てる立場にある栄養士の先生方の意識改革こそが、学校給食を大きく変える力になると考えているからです。この方針はこれからも変わりませんが、やはり児童生徒の笑顔に触れられる食育授業はとても楽しいお仕事です。回数は少ないですが、1回1回の食育授業をしっかりと調整して、子どもたちの心を育む取組みにしていきたいと思っています。