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グローカルのブランドを知覚価値の観点から解説※フレームワーク活用事例※

みなさん、こんにちは。
想いをもち挑戦する中小企業の経営支援を行う戦略コンサルティング会社・グローカルです。

私たちは「地域の中核企業と共に、地域経済の持続的な発展に貢献する」を企業理念として掲げ、地域の中小/中核企業の戦略立案から実行支援を1社1社に合った形でご提案、ご支援しています。
先日は私たちの”目指すもの”を、WHY-HOW-WHATの3つの観点(ゴールデンサークル)でお伝えいたしました(記事はこちら→https://www.wantedly.com/companies/glocal/post_articles/528292)。
本日は、その目指すもののために、どういった方をターゲットにして、どんな価値を提供するのかを、ブランドピラミッドの観点で解説します。

グローカルのことを良く知っていただくだけでなく、ブランドピラミッドというの考え方の枠組みについても理解できる内容になっているので、コンサルタントや戦略立案に興味のある方はぜひご一読ください。


■そもそもブランドとは


ブランドとは何か、と聞かれたら、皆さんは何と答えますか?
ロゴマークやその会社の代名詞となるような商品などを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

諸説あるかもしれませんが、ここではデジタル時代の基礎知識「ブランディング」(著:山口 義宏)の内容を参考に説明します。
ブランドという言葉の語源は「焼き印を押す」という意味のburnedだと言われています。
ここで大事なのはその焼き印自体ではなく、焼き印を押す目的です。
焼き印というのは、持ち主を示すために押すものです。

つまり、商品やサービスにおけるブランド、とは他社のものと区別し、自社のものであると認識してもらう事と言えます。

したがってブランドはロゴやサービス自体ではなく、それらを通じて顧客が知覚するもの、顧客の知覚する価値(以下知覚価値)に依存するということです。
例えば、かの有名な掃除機は「吸引力の落ちないただ一つの掃除機」として顧客に広く認知されており、それがこのメーカー、商品のブランドであるわけです。

■ブランドを構造的に捉えるためのブランドピラミッド

上記を要素に分けて図式、フレームワーク化したのがブランドピラミッドです。

【生活者・ターゲット主語の知覚価値】
・ブランドターゲット:
 象徴的な顧客像
・インサイト:
 象徴的な顧客像を刺激する(動かす)リアルな本音

【ブランド主語の知覚価値】
・コアバリュー:
 一言に集約した価値、キャッチコピーではない
・パーソナリティ:
 人格イメージ
・ベネフィット:
 心理的・物理的な便益
・エビデンス:
 証拠・事実・スペック

ブランドピラミッドでは「ターゲット(顧客)主語」の知覚価値と「ブランド主語」の知覚価値が対になっています。

特に、「インサイト」と「コアバリュー」はきれいな対応関係になる必要があります。

自社の「エビデンス」から考えるとプロダクトアウト的に、上から順に検討していくことがマーケットイン的な視点になります。

■グローカルのブランドピラミッド


グローカルでブランドピラミッドのフレームワークを使う時には、なるべく解像度をあげ、マーケットインの考え方で作成しています。
私たちも、私たちがご支援しているお客様も、大手企業ほど知名度が高くなく資金も限られた中小企業であるため、その中で勝ち筋を見出すにはマーケットインの考え方が有効なことが多いからです。
グローカルでは中小企業向けの支援の他に、行政向けの支援も行っているため、2つのブランドピラミッドを作成しています。

■その1:事業者(民間企業)向け

■その2:自治体向け

■おまけ:採用向け

最後まで読んでくださった皆様に、おまけコンテンツです。

当社の採用も、このブランドピラミッドを方針としてターゲットの詳細や採用フローの設計をしています。

グローカルでは、一緒に働いてくれる仲間を募集しています。
少しでも興味をもった方は、お気軽にご連絡ください。
みなさまとお話しできるのを楽しみにしています。


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