2020年3月29日(日)にグロービス経営大学院にて、入学式(日本語MBAプログラム)を執り行いました!
東京、大阪、名古屋、仙台、福岡の5キャンパスとオンラインを合せた入学者数は今年も過去最多の計1,095名に達し、日本最大のビジネススクールに成長しています。近年では、医師や弁護士などの専門資格職、エンジニアやデザイナーなどのクリエイティブ職、NPO職員や公益財団職員などの非営利職、 またプロスポーツ選手などの入学者も見られ、学生の多様性は急速に増しています。
例年、入学式はキャンパス毎に実施してきましたが、本年度の入学式は、国内外における新型コロナウイルス感染症の影響拡大に鑑み、初となる全拠点合同・オンラインによる開催となりました。東京校の入学式を開催するだけでも、いつも大きなプレッシャーを感じていましたが、今回は全キャンパス1,000人を超える新入生やご家族の期待を一身に背負うこととなり、いつも以上に緊張感が高まります💦
新入生の皆さんにとって、晴れ舞台である入学式。参加を心から楽しみにしていた方々のために、一生、思い出に残るような式典にしたい。そんな想いを持ち、スタッフ全員で心を込めて準備を重ねてきました。
東京では快晴🌞で桜🌸が満開!
....と思ったらまさかの大雪...⛄ 色んな意味で記憶に残る一日のスタートでした。
式典会場の設営をするために、前日までにある程度機材を揃えておきますが、本格的に準備をするのは当日の朝になってから。参加者だけではなくスタッフのウイルス感染リスクを下げるために、今回は少人数で準備を行いました。
ただ、その裏側では多くのスタッフが朝から各キャンパスや自宅で待機し、電話やメール対応、登壇者との連絡、新入生向けのお祝いWEBサイトの構築など、入学式の成功に向けてそれぞれが自らの役割を全うし、一丸となって準備を行っていました^^
式典中継会場はまるでテレビ局のスタジオの様子さながら📺。
スタッフもテレビ局のスタッフになった気分で、音声や映像のテストを繰り返していました。
会場の設営が終わると、次は本番を想定したリハーサルの時間。
実際に司会をつけながら、本番さながらの様子で行いました。学長の堀も何度もスピーチの練習を繰り返し、新入生に届ける言葉一つひとつにこだわりを持ちながら、ギリギリまで原稿をブラッシュアップしていました。
そして、入学式がスタート
学長の堀は式辞で新入生のみなさんに3つの期待を提示しました。
「1つ目は、グロービスが提供する『能力開発』『人的ネットワーク構築』『志の醸成』の場を最大限活用すること。 2つ目は、リスクを取り『創造と変革』を成し遂げる姿勢を身に付けること。3つ目は、世界観・歴史観・倫理観・人生観・使命感という『5カン』を持って、 リーダーとしての意思決定を行うことを期待しています。」と述べました。
続いて1,095名の新入生を代表し、3名の方による決意表明が行われました。
シリアご出身の医師の方は、「医療観光を通じて日本をがん治療のメッカにしたい」と大志を語ってくださいました。続いて、創業180年を迎える家業を継ぐことを決意した女性の方は、経営を通じて地元東北への貢献を誓いました。そして最後は中国・上海でスポーツスクール等を経営されている方。コロナウィルスの影響で経営に大きなダメージを受けているものの、負けずに立ち向かい、スポーツ業界への貢献を果たそうと力強くスピーチしてくださいました。
新入生による代表挨拶の後は、グロービス経営大学院 研究科長の田久保 善彦より新入生の皆さんへ感謝とお祝いの言葉をお伝えしました。
続いて、大阪校からグロービス経営大学院 副研究科長の村尾佳子がスピーチ。「成長する人」とはどんなことを心掛けて行動している人なのか、激励のメッセージを贈りました。
そして最後に、入学式の司会を務めたグロービス経営大学院 副研究科長/事務局長の廣瀬 聡より、経営者(リーダー)のあるべき姿と共に、お祝いの言葉を述べさせていただきました。
式典の会場には10人にも満たないスタッフしかいなかったため、終わった瞬間は静寂に包まれていたものの、オンラインのチャット機能を使って、たくさんの新入生の皆さんが「素晴らしい式典だった」、「感動した!」といったコメントを書いてくださり、ジーンと感動が込み上げてきました。
2020年入学生の皆さんが、ご自身の「志」を胸に、これからの時代に通用する能力を鍛え、「創造と変革の志士」としてご活躍されることをスタッフ一同、心より応援いたしております。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます^^