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【クロストーク】失敗よりも、行動をしないことが一番のリスク。チャレンジを応援する社風で経験できた新規立ち上げストーリー

西原和彦 ホテル飲食事業部 料飲部 マネージャー(2019年5月入社) ※写真左

田中旭子 ホテル飲食事業部 システム開発担当(2014年12月入社) ※写真中央

廣田章剛 HR本部 マネージャー(2013年11月入社) ※写真右

ープロジェクトや新しい部署の立ち上げを経験している皆さんに集まってもらいました。まずは入社後の経歴からどんな立ち上げに携わっている(きた)のか教えてください。

西原 もともと料理人畑で、ホテルレストランでシェフを務め長い期間飲食業界に身をおいています。グローバルエージェンツ(以下、GA)とは外部コンサルとして縁があり、その後2019年のホテル5棟の立ち上げメンバーとして入社することになりました。

主にホテル併設レストランの開業準備、人材採用などに携わっていましたが、2020年のコロナ禍で業界全体が厳しい状況を迎えた時に、飲食事業のノウハウを活かして中食産業への参入に挑戦しようと、PB商品の開発をスタートしました。

自身の経験を生かした食物販の開発に留まらず、ホテルのアパレルやグッズなどをECサイトで販売する話に広がり、新たに立ち上げる事となったEC事業を担当しています。

田中 私はソーシャルアパートメントの営業担当として入社し、部内の顧客管理システムの変更を担当した事をきっかけにソーシャルアパートメント運営部のシステム変更も担当することになり、部署異動しました。

そのうちに今度は、新しく立ち上がるカプセル型ホテル「The Millennials 京都」でスタートするコワーキングスペース事業「.andwork」を「やらない?」と社長に声をかけられ、ホテル事業部に異動することになりました。アンドワークのシステムや事業全体の構築、ホテルフロント業務をお手伝いするうちに、ホテルの楽しさを実感し、ブランド2棟目となるThe Millennials 渋谷では、ホテルの立ち上げから担当させてもらいました。

そこから先は、ホテルの開業ラッシュでしたが、主にミレニアルズブランドのオープンを中心に関わり、コロナ禍で本社に戻ってからの現在は、ホテルシステムの入れ替えやリブランディングに携わっています。

廣田 私は会社として初参入となる飲食事業でソーシャルアパートメント併設カフェの店長として入社し、その後飲食事業部のマネージャーと、広報事業であるコミュニケーションデザイン部のマネージャーを兼務していました。

2019年のホテル5棟の開業で、それまで14年かけて大きくなってきた会社の従業員構成が正社員60人から120人、アルバイト250人から500人と、1年で一気に倍の600人規模かつ多拠点に増加し、評価制度を見直す必要性が出てきたことを背景として、HR(Human Resources)を担当する部署に所属する事になりました。会社全体の環境変化に伴う評価制度の見直しで、半分リニューアル、半分立ち上げ、という形で始まったのが自分としては未経験でのチャレンジでしたね。

評価制度としては一旦形にしましたがこれから2〜3年かけて人事制度として構築するため、現時点で完成形というよりは、完成に近づけていくプロジェクトのスタート地点にいるという感じです。


ー自分が担当するにあたって何を求められていたと思いますか?

廣田 自分の中では現場からスタートしていたのは大きかったかな。現場でひとりひとりが働くイメージを把握しているので、それを意識しながら構築していけるというのは強みとしてあったと思います。

田中 私は、物事を合理的に判断する所があり、業務内容で無駄や修正箇所を見つけて、それらを改善する力があると思っていて、これまでの開発やシステム構築の部分で活かしてきました。


一番苦労したこと、大変だったことはどんなことでしたか?

廣田 自分が経験したことがないことばかりで知見がない中、情報収集からのスタートでした。GAで求められている人事や評価などの役割や成果ってなんだっけというのを探るところから始めるので、準備期間に1ヶ月を要し情報を集めるのに苦労しました。

もっと知識があったら、専門的な人が近くに居たらと思うものの、ゼロベースで身につけていけるというのはやりがいのあるところですね。

田中 今までの古いものがあってなかなか改良できないというよりは、新しいものを取り入れて作り上げていくスタイルがGAらしいですよね。

西原 自分に経験がないのはECも全く一緒で、知っていることだけで小さくまとまるんじゃなく、知らないからこそ外部を交えて自分自身のアップデートを体感できる、全く未経験のこともチャレンジできて枠に捉われないのはGAの魅力という気がしますね。

廣田 最近リクルートサイトの立ち上げで会社のミッションにある”自己実現”について考える機会が多いのですが、ここでいう自己実現って自分のやりたいことを好き勝手やることではなく会社の方向性と自分のやりたいことを重ねて行くことだと思っていて、西原さんのECはまさに、ノウハウを活かしたいという自己実現からスタートして、ECの展開につなげていく事で会社の利益と重ねているなと思います。自己実現を履き違えない活躍の仕方こそ、これから求めていきたい姿だなって思いますね。

西原 社内では多方面から無茶振りっていう声も聞こえてくるけど、それを乗り越えるとすごく成長するよね。

田中 無茶振りってけっこう良いワードだと思います。(笑)

西原 乗り越えたときの達成感は半端なくて、10〜20代でその経験をたくさんしている人って成長スピード早いよね。

”チャレンジ精神のある人のやりたい”と”保守的な人のやりたい”って、真逆くらいの意味合いがあると感じているんだけど、無茶振りがその”やりたい”とちゃんと結びついて行動ができると、結果がどうであれ自己成長につながる。そういう意味で”無茶振り”が良い言葉として伝わるといいよね。

もともと外部のコンサルとしてGAを見てきて、会社の魅力を感じたのって前者のスタッフの多さだったんですよね。行動や言動でチャレンジしてたり、すごく大変そうな仕事をしている裏に充実感を持ってる人が多くて良い会社だなと思ったし、だから今ここにいるんだよね。

ー立ち上げる中で挑戦したことや、自分なりに工夫したことはありますか?

田中 ホテルの開業時にソーシャルアパートメント事業、部署を跨いだイベントなどを行いました。せっかくなのでと思い、The Millennials 渋谷のホテルオープン前にオペレーションテストも兼ねてソーシャルアパートメント入居者を招待した試泊を開催しました。オープン前にいきなり100人泊めたのは大変でした…(笑)

廣田 自分自身でも無茶振りしがちやな。(笑)

ーこれは失敗したなと感じたことはありますか?

田中 2019年のホテルオープンラッシュで各施設の開発メンバーの間で情報共有ができず混沌としてしまい、もっと内部で知見の共有ができたらなど、それぞれがバタつきすぎてできなかったんだと思うんですけど。

西原 でもそれで結果カタチにしてきてるのはすごいよね。失敗をどう定義するかだけど新しいことをやるときは失敗だらけ、それよりも一つでも二つでも成功したって事のほうが大切じゃないかな。

田中 まずはやってみて、エラーが出てきたら修正を繰り返していくのがGAのスタイルかな。

廣田 それ前提の所があるし、その方がやりやすいよね。

西原 そういったメンタルで仕事に取り組める人はチャレンジしやすい環境だと思う。逆に考えすぎて行動しづらいタイプはスピード感についていけなかったり、この会社に向いてないかもしれない。トライアンドエラーが主なので、そのエラーを失敗で終わりにしなければアリだと思います。

ーなにか挑戦したいと感じている人に伝えたいことを教えてください。

西原 やりたいことがある人はそこに向かって邁進していってほしいですが、何をしたいかわからないけどエネルギーがある人って、結果的にうちの会社で活躍しているなと思っています。

ポテンシャル採用と呼んでいますが、全然違う文化に入ることでカルチャーショックを受ける事もあるけど、チャレンジした先に自分にプラスになる成長があって、やりがいのある会社なんじゃないかなと思います。

田中 これから入社する人もすでに入社している人も、やりたいことは自分からもっとやりたいって言ったほうがいいと思います。よく色んな事やってていいねと言われるんですが、私はわりと自分から手を挙げて色んな経験をさせてもらっているので、やりたいことは言わないとと思っています。

廣田 成長できることやポジティブに捉えられることってスキルだと思っていて、任されたことに対して嫌だなと思うよりも、自分のチャレンジがどう会社に貢献できるか、自分もどう成長できるか、というマインドに持っていくのは重要だと思っています。

一人のチャレンジを周囲が応援してくれる社風で、そういう人達が揃っていると思うから、部署の垣根を超えて人を巻き込んでチャレンジしていけるのが、この会社の魅力だと思います。

(取材・文:Yoshida、撮影:Misha)

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