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「早期退職の不安より、現状維持の怖さがあった」第二新卒でGIGを選んだメンバーに聞く、転職と入社の理由

「同じ会社で、3年は頑張れ」

よく耳にする言葉。以前までは、新卒で入社した会社で最低でも3年以上働くべきという考えが一般的でした。

ですが、昨今では新卒3年以内に転職する「第二新卒」を対象とした求人も増えており、早い段階で転職することを肯定する風潮もあります。しかし、早期退職し経験が少ない状態で転職をすることに、不安を抱く人はいまも少なくないでしょう。

そこで本記事では、第二新卒としてGIGへ入社したメンバーへインタビュー。第二新卒の転職のリアルを伺いました。

青山 桃佳(あおやま ももか)写真左:青山桃佳(あおやま ももか):フロントエンドエンジニア。中央大学を卒業後、Web広告代理店でエンジニアとしてサイト制作の経験を積んだのち、2022年10月にGIGに入社。現在はサービス開発事業部のエンジニアとして、クライアントワークを行なっている。

阿久津 有紀(あくつ ゆき)写真中央:デザイナー。埼玉大学を卒業後、新卒で不動産会社の営業職を経験したのち、クリエイタースクールであるデジタルハリウッドSTUDIO by LIGのWebデザイナー専攻を卒業。2022年11月にGIGに入社、現在はCreative事業部のデザイナーとして、クライアントワークを行なっている。

廣内 眞文(ひろうち まさふみ)写真右:DX事業本部 プロデュース事業部 マネージャー。明治学院大学を卒業後、Webマーケター兼編集者としてコンテンツ制作、BP(ビジネスプロデューサー)として新規事業開発に従事。2021年4月にGIGへジョインし、コンテンツ企画・編集、キャッチコピー制作、アクセス分析などを行っている。

早期退職の不安<現状維持で時間を消費する怖さ

ーまず、みなさんが第二新卒でGIGに入社するまでの経緯を教えてください。

廣内:
前職にはWebマーケター兼編集者として新卒入社したのですが、入社後すぐ社内の組織変更があり、自分も部署異動をすることになりました。

異動後はビジネスプロデューサーという肩書きで、新規事業開発を担当。データ分析を中心にWebマーケティングや人事などの業務を行っていたのですが、だんだんと「言葉を扱う仕事がしたい」という思いが強くなってきて。入社して2年が経ったタイミングで、自分が本当にやりたいことを考えた結果「やっぱり編集者だな」と転職を決意し、GIGへ入社しました。

阿久津:
前職では不動産会社の営業として働いていました。主な業務は、リノベーションマンションの案内や販売でまさに営業職という感じ。ただ、業務のなかで、Illustratorなどのデザインツールで資料やチラシを作ることがあり、それを見て来店してくれるお客さんもいたんです。

営業の仕事も楽しかったのですが、それ以上に自分がデザインしたものが、商材と人が出会うきっかけになることに喜びを感じるようになって。デザイナーとしてのキャリアをスタートさせるために、転職を決意しました。

ただ、未経験での転職は難しいだろうと思い、一旦仕事をしながらデザインスクールに通うことに。それから1年ほど時間をかけて、デザイナーとしてGIGに入社しました。

青山:
私は大学卒業から半年ほど留学していて、いわゆる「新卒カード」は使わなかったんです。

就活もすることなく学校を卒業して、留学が終わった後に小規模な広告代理店にコーダーとして入社し、エンジニアとしてのキャリアをスタートしました。転職したのは、そこで1年半ほど働いてからでしたね。

ー青山さんから「新卒カード」という言葉が出ましたが、早い段階での転職を決めたのはいわゆる「第二新卒カード」を使うことを意識していたからですか?

青山:
そうですね、「第二新卒カード」を使おうという意識はありました。

1社目が15人規模の小さな会社だったので、第二新卒という立場を活用して、エンジニアとしてのキャリアアップを目指そうと。

ある意味「これが最後のチャンスになるかも」とも考えていましたね。20代後半になって転職しようと思うと、実績重視で見られるじゃないですか。だから、ちゃんとスキルアップできる会社、規模の大きいプロジェクトに関われて実績を積める会社に行こうと転職先は慎重に選びました。

阿久津:
私も基本的には第二新卒であることをポジティブに捉えていました!GIGのようなWeb業界の会社は、若い人が活躍しているイメージがあって、前職に染まってないこともメリットになるかもという期待も少しありましたね(笑)

とはいえ、早期退職していることは面接で詰められるポイントだろうなとも感じていました。私は職種未経験での転職だったので、さらに不利だろうなとも。だからこそ、逆境も覆せるだけのスキルを身につけようと、働きながらでもスクールでの学習を頑張っていました。

不安もあったけど、それ以上に頑張ろう、やってやろうという気持ちが大きかったです。

廣内:
僕は特に不安はなかったですね。むしろ何となくダラダラ会社に在籍して時間を消費してしまうことのほうが怖かったです。

ー新卒での就職活動と、第二新卒での転職活動に違いはありましたか?

廣内:
企業の選考基準には違いがあったと思います。

新卒の場合、完全なポテンシャル採用になると思うんですが、転職の場合、前職でのことが選考に影響します。それは第二新卒でも同じで。そのため面接では、自分の能力をどうやって仕事で発揮していたかを整理して伝えるようにしました。

第二新卒は「未経験ではないけど即戦力とまでは言えない」という微妙な立場だと思うので、新卒時の面接とは対策する内容が違いましたね。

阿久津:
私の場合は、廣内さんとは違ってデザイナー未経験での選考だったので、前職のことより、意欲が重視されていた気がします。業界への興味関心や目指すデザイナー像、どんなデザインが好きかといったことを根掘り葉掘り聞かれました。

同一職種でのキャリアアップか、別職種へのキャリアチェンジなのかで、第二新卒採用での選考基準は異なるのかもしれません。

「挑戦したい」という思いを大切にしてほしい。人生を変える転機は何度も訪れない

ーGIGに入社された入社の決め手はなんだったのでしょうか?

廣内:
自分がやりたい仕事ができることがまず1つ。僕は、言葉を軸とした仕事ができるかを転職先の第一条件と考えていたので、編集者として入社できるGIGは魅力的でした。

GIGを選んだもう1つの理由は、会社として戦略立案から制作、運用まで一気通貫で対応していること。

デジタルコンサルティング企業であるGIGは、PMからディレクター、デザイナーやエンジニア、マーケター、編集者などとデジタル領域に携わる人が全て社内に揃っています。そんな環境であれば、言葉だけでなく、言葉を掲載するサイトや関連する事業のことまで考えられるようになり、結果的に言葉も磨かれるのではと思い入社を決めました。

青山:
私がGIGを選んだ理由も廣内さんのものと似ています。

前職には、社内にデザイナーとエンジニアしかいなくて、作ったサイトやサービスがどのように運営されるかまでは詳しく知ることができなかったんです。だから、戦略/運営に携わるディレクターや編集者まで揃っている会社には憧れがありましたし、なかでもGIGが作ってきたサイトやサービスは素敵なものばかりで。こういったものを作る方々と一緒に働けることは自分にとって大きな経験になると感じました。

阿久津:
私は環境をメインに見ていました。

GIGは自社サイトで社員や会社のことをたくさん紹介しているじゃないですか。だから、選考を受ける前から、働いている人たちに勝手に親近感を持っていましたし、面接でお話しした方もすごく優しくて。未経験での転職ということもあって、業務中も気軽に相談できそうなオープンな雰囲気に安心しました。

この環境なら楽しく、デザイナーとしてキャリアを高めていけるだろうなと思い、入社を決めました。

ー第二新卒としてGIGに入社したみなさんが考える、20代の人がGIGで働くメリットを教えてください。

青山:
裁量がありまくることですね。

GIGのクライアントには大手企業やメガベンチャーが多く、大規模なプロジェクトにも挑戦しやすい環境です。

もちろんプレッシャーもあるんですが、ここまで任せてもらえる環境は探してもなかなか見つかりません。挑戦したい、成長したいと考えている方には向いてる会社だと思います。

阿久津:
同じ意見で、挑戦できる環境があることは若い人にとってすごく大きなメリットだと思います。

くわえて、昇進昇格もスピーディなのもGIGの魅力ですね。会社の人事などをみていると、ただ仕事を任せてもらえるだけでなく、やった仕事を正しく評価してくれるんだとも感じています。刺激があって、モチベーションが上がりやすい環境ですね。

私のように、未経験職種へのキャリアチェンジを目指す人は、成長を実感できると思います。

ー最後に、転職するかどうか迷っている第二新卒の方に、みなさんからアドバイスをお願いします

廣内:
迷って1社目に居続けるくらいなら、使える時期が限られている「第二新卒」というカードを有効活用して、転職に挑戦してみてもいいんじゃないかなと思います。

迷ったまま5年、6年となんとなく働いていると、次の挑戦をするためのハードルがどんどん上がり、選択肢も狭まってしまいます。

やりたいことや明確な目標があるなら、第二新卒として転職を目指してみてください。

阿久津:
コロナ禍を経て、安定が大切という空気が世の中に漂ってきている気がします。そんななかで、せっかく入った会社を早期退職して転職するというのは、簡単に決断できることではないと思います。

ですが、転職したい、環境を変えたいという思いがあるなら、それを大切にしてほしくて。自分の行動次第で、理想の結果を手に入れることができます。もちろん頑張ることは前提ですが、自分の気持ちを信じて挑戦してみてほしいなと思います。

青山:
仕事と転職活動の両立は正直大変です。

それでも転職によって新しく出会う人や環境は、人生を変えるきっかけになります。人生の転機って、何度も訪れるものではなく、社会人になると転職以外ではなかなかないと思うんです。

第二新卒での転職はみんな不安だと思います。とくに、私たちの親世代だと、理解を得られず反対されるかもしれません。

でも、いまは転職する人も、転職した先で活躍する人も多い時代です。ぜひ勇気を持って一歩進んでみてください。

(この記事はGIG BLOGからの転載です)

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