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今回は先日開催された、第5回目勉強会(LT.23)の様子をご紹介します。
前半テーマ:「編集者って何者?」
前半では編集者の山下 雄登さんに登壇してもらいました。 今回は「編集」の仕事がわかる、かつ編集者のイメージがアップデートされるようなお話が聞けました。
山下 雄登(やました ゆうと):編集者。横浜国立大学経済学部卒業後、岩手県のNPO法人に就職。一次産業に特化した雑誌の編集・運営に携わる。2018年11月にGIGにジョインし、現在はコンテンツチームのマネージャー兼編集者としてクライアントワークに従事
前半テーマで当日使用したスライドはこちら
「集めて編む」だけが編集ではない!
編集者は文章を書いたり校閲したりする存在だと思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし編集者は、ただ文章を修正しているだけではありません。
たとえば文章を推敲する以外には、以下のような業務があるそうです。
- 営業提案
- 受注・契約
- 企画
- ライターのアサイン
- アポ取りなどの取材調整
書くこと自体よりもディレクションに近い業務が多く、コンテンツ制作の「流れ」を作っていることがわかりますね。
そして山下さんいわく、編集者は「日本語まわりであればどこにでも登場する存在」だそう。
- メール
- ABテスト
- Webサイト制作
- 採用(求人票)
- 広報
ビジネスを進めるうえでは言葉は必要不可欠。書籍や映像を作るシーン以外でもさまざまな場面で活躍しています。
編集者の能力のひとつとして「作り手側のエゴを抜いて、ターゲット視点に立った言葉の選択」があると山下さんは話していました。
勉強会にはエンジニアやデザイナーなど編集者以外の方も多くいらっしゃっていましたが、他チームがどのような仕事をしているかを知り、Making a great teamが深められるいい機会になったのではないでしょうか。筆者もまた、執筆・編集の仕事をする立場として、ためになるお話でした。
後半テーマ:「新人目線で語る「新人エンジニアへの8の教え方」」
後半はエンジニアの福田 拓実さんが登壇し、福田さん目線で見る新人エンジニアを素早く成長させる方法を教えてもらいました。
福田 拓実(ふくだ たくみ):神戸大学海事科学部卒業後はWeb広告代理店でアカウントプランナーを経て、約1年後には友人が立ち上げた会社で主に営業に携わる。その後、独学でプログラミングを学習し、2019年6月にGIGにジョイン。現在はフロントエンドエンジニアとして従事
後半テーマで当日使用したスライドはこちら!
新人エンジニアに教える方法は3つ!
福田さんは教え方として3つの方法を紹介してくれました。
- OJT
- OFFJT
- SDS
この3つの項目の中でも重要度が高いのが「OJT」だそう。OJTは業務を行いながら学んでいく方法です。
福田さんはまず以下のように話しました。
「ぶっちゃけOJTの質を上げるのは難しいです……。なぜならOJTは不確定要素を多くはらんでいるから。なのでコントロールできる要素で質を上げていくしかありません!」
そして、そのコントロールできる要素というのがズバリ「社内コミュニケーション」!
社内コミュニケーションのコツとして「先輩はヒマじゃなくてもヒマであるかのように振る舞うことで新人が質問しやすい環境をつくること!」「何がわからないかを聞いたらゲームオーバー!何をしたいかを聞いてあげて頭の中を整理してあげること」などを挙げていました。
また福田さんは新人エンジニアを指導するときの心構えとして、新人エンジニアが「言葉の通じない赤ちゃんである」ことを忘れずに、と話していました。福田節が炸裂していますね(笑)。
先輩エンジニアと共通言語が少ない新人は、無意識のうちに意向のすり合わせができてない可能性があります。
もしわかっていなさそうであれば随時確認していきましょう。
後半のテーマは、エンジニア視点での教育の仕方でしたが、指導する側される側の悩みはどの職種にも共通していることがわかりました。エンジニアに関わらず、新人教育の極意として、勉強になるお話でした!
学びのあとは乾杯の時間!
勉強会のあとは楽しい交流の時間です。学びのあとのごはんは、格別においしく感じます! お酒を片手に、参加者同士の会話にも花が咲いていました。
GIGではMaking a great teamをより深められる仲間を募集しています!
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