J-POPかるた 狩歌 基本セット - Xaquinel
「かるた」×「歌」、それが狩歌。 - J-POPかるた 狩歌 基本セット
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こんにちは。
卓上遊戯倶楽部 略して遊部の平野です。お元気でしたか?
かつてゲットイットには「ボードゲーム部」が存在していました。卓上遊戯倶楽部 略して遊部です。僕が部長でした。みんなでボードゲームで遊ぼう!!と人を集めるだけ集め、ゲームも買うだけ買ったら役目は終わったと勘違いしてそのまま飲んで酩酊していくだけの生き物でした。
今回はそれが顕著に出てしまい反省した会を紹介させていただきます。あれは今年の4月のことでした。僕はただ、ボードゲームで遊びたかった。本当。でもお酒も飲みたくなってしまって。最終的にカラオケ屋でボードゲームしようとしたけど最初に狩歌を出したらそのまま4時間歌うだけの会になってしまったのです。
本当は「ゲームマーケット2023秋」で買った「ミッドナイトカクテル」とか「バーテンダウト」とか「ディスクカバー」とかをやりたかった。でも12月にちょっと説明を聞いただけのゲームを4月に説明できる訳はありませんでした。明らかに予習不足でした。
開催にあたり、カラオケ屋を選んだのはいつも区民館や事務所ばかりだったのでもう少し遠慮なく騒げる場所で遊びたかったのです。敗因はそこかもしれない。もし事務所とかPCが使える環境であればYoutubeで説明を聞けたかもしれない。わからなくても図を見ればイメージができたかもしれない。ある程度緊張感があるので無理はしなかったかもしれない。飲まなくてもよかったかもしれない。
でもね。飲み放題頼んじゃったからね。ハイボール飲みまくってさ。集合10分後にはすでに呂律が回んなくなって。そしたらどうしますか?この絶体絶命な状況。酔っぱらっててゲームの説明もできなくてさ。横を見るとふざけて持ってきた狩歌。最後の30分くらいだけ遊ぼうと思って持ってきたやつがあるじゃん。しかも持ってきたゲームの中で唯一遊んだことがあるやつ。もうマイク持つしかないじゃん。握りしめたマイクとデンモクで狩歌を始めるしかないじゃないですか。
マイクロフォンの中からガンバレって聞こえてきた気がしました。
「狩歌」は実際に曲を流して遊ぶカルタです。「愛」「君」「約束」などのJ-POPの歌詞によくある言葉が「取り札」になっているので、「読み人、読み札」の代わりである音楽を聴いて歌詞が流れたら素早く取るゲームです。
そもそもカルタのルールなのですが、知ってますか?改めてWikipediaで読むとルールは下記になります。
歌詞が読み札ってシンプルにテンションがあがりますよね。発売当初は人気すぎて手に入れることが出来なかったのはいい思い出です。最初に遊んだのが2017年、つまり7年前です。そこから寝かせてました。寝かせすぎだろ。
今回は7年前のルールと思い出をひねり出すところからスタートしました。また7年後に遊んだときのために嚙み砕いたルールをこの地に記載いたします。っていうかHPに噛み砕かれすぎたルールがありました。説明終わり!次に遊ぶ時の俺!HPを読め!
各カードには点数が書いてあり、カードを広げる際は100枚あるカードを点数ごとに分け、1点カード10枚、残りのカード40枚の計50枚をランダムに選んで広げていきます。取ったカードの点数で最後に得点計算を行い、合計点の一番高い人の勝利になります。ちなみに自分の取ったカードの歌詞がもう一度流れたときはカードを読み上げて裏返すことによりそのカードの点数が2倍になりますお得。サビに「愛」とか流れまくるやつは絶対にゲットしましょう。他に得点計算では1点を3枚とると10点になったりします。
我々は当初はルールに従い50枚テーブルに広げてしっかり点数計算をしていましたが、4曲目くらいでもう100枚全部並べて計算もざっくりにしてました。飲みすぎ。そしてテンション上がりすぎ。
では皆さんが一番頭を使うことになることを話しましょう。何を歌えばいいかですよね。わかります。通常のカラオケですら何歌えばいいかわからない時ありますよね。白けたくないもん。空気を悪くしたくないもん。狩歌に至ってはそこに「カードにあってゲームが盛り上がる」制約が追加されます。試練ですよね。どうすればいいんだよ。
今回学んだことは「アイドル、アニソンならなんとかなる」ということです。おそらくこのゲームはオタが強い。いいんだよ。自分を解放しようよ。基本的には「愛、友情、勝利」みたいな歌詞だと楽しめるかもしれません。さすがJ-POPカルタ。というかアイドルマスター シャイニーカラーズ(シャニマス) とラブライブの曲が強かったです。すべての歌詞がテーブルに広がってて驚きました。個人的にとても感心していたのですが、飲みすぎて何歌っていたかは覚えてないです。すごい盛り上がってました。改めて歌詞サイトの歌いだしをみたら最初から札が3枚取れるくらいの勢いがあった。
結局僕は4時間叫び続けていたため、最後のほうは声が枯れ散らかしてました。大声を出そうとすると息の根が止まりそうになってました。学生の部活でもこんなに叫ばない。声帯が取れそうになりました。
ゲーム自体の総評なのですが、基本的にカルタなので反射神経ゲームです。やはり全体を把握して誰よりも早く取るのが一番強いです。しかし歌詞を覚えていれば先にカードの場所を把握することができるのでいい勝負ができます。戦略もある程度兼ね備えた面白いゲーム。それが狩歌です。
さらにカラオケというフィールドでの戦いは合いの手やシャウトや突如寸劇が始まったりするので強者達の実力が出しずらくなり、反射神経よわよわの人でも勝機が見いだせるかもしれません。でも飲みすぎないでください。あと飲み物はテーブルからおろしたほうがいいです。グラスの置くところ次第では確実に割ります。僕らはちゃんとテーブルから離してたので無事でした。酔っぱらっていてもこの気遣い。みなさんもこの気持ちを忘れないでください。
ということで皆様もカラオケに持って行ってみてください。飛びます。
以上になります。よろしくお願いいたします。
ある日の社長と私とカラオケ