みなさんこんにちは！
今回は、ITエンジニアの採用に2年程携わっている「採用担当」として

「エンジニア採用について」

過去の経験を交え、前回に引き続きストーリーにてお話ししたいと思います。

⇩前回の記事はこちら

今回は【技術面】についてお話ししたいと思います！

▍業界的に今必要とされているエンジニアって？

現在のIT業界において、求められるエンジニアの技術は日々大きく変化しているので、全体的な傾向としてお伝えできればと思います。

① クラウド技術

クラウド案件を希望するエンジニアであれば勿論ですが、他の領域においても
「AWS」「Azure」「GCP」 ＝これらの主要なクラウドプラットフォームの利用スキルを求められる事が
多くなってきています。

例えば、必須スキル事項として「AWS構築経験 3年以上」や「AWS環境での業務経験」などとして記載されているケースも。

その他、

「サーバーレスアーキテクチャ」・「コンテナ技術 (Docker)」・「Kubernetes」など
システム環境下に応じて求められてくるスキルは異なりますが、それぞれ経験をしておくと
案件選びにおいて強みになるかと思います。

② データサイエンス/機械学習

データ分析や機械学習、AI生成の案件においては、「Python」「データ分析」「機械学習モデル構築」の経験は必須スキルになってきます。ただ、私個人での肌感覚ではありますが、比較的これらの技術を習得している方は既にかなり多くいらっしゃる印象です…！なので、これとは別に他の武器と持ち掛け合わせることで、自身の強みとした方がいいような気がします。

③ セキュリティ

将来性があるとされているセキュリティエンジニア。しかし、なかなかハードルが高く希少価値が高い印象です。「情報セキュリティ」「セキュリティ監査」「暗号化」などのスキルが必要となり、
掛け合わせでオープン系のスキルや、顧客とのコミュニケーションスキルを見られることもあります。

希少性があるので、案件も比較的決まりやすく単価も高いので戦略的にここを目指していくエンジニアもいらっしゃるかと思います。

④ その他

フロントエンドなどwebアプリケーション、アプリ開発領域については、感覚的に人材が溢れかえっているわけではないですが、需要と供給が噛み合っていない事はあれど、人気言語への偏りが大きい印象はあります。

例えば、Javaでも10年以上経験しているエンジニアはかなり多いです。
(react、JavaScript、Swift、flutterも多い)

そういったエンジニアの中で、「10年の実績経験があるから、自分の単価は高いだろう」と思っている方は少なからずいらっしゃいます。

ただ、実際は10年の中でも
・【「要件定義」などの上流工程を10年やっている】
・【開発を7年、詳細設計が3年】
かで、残念ながら価値は大きく変わってきます。

※要件定義の経験はあるけど、クライアントワークがやりたくない方だと、単価を20~30万ほど下げてまで開発案件を獲得する方もいらっしゃいます。

何年の実績経験があるかではなく、
全体の市場と比較して「自分は希少価値があるか」どうかで
単価も連動していく。

ここを履き違えると、なかなか案件は決まらないので、慎重に案件を選ぶようにしましょう！

逆に言えば、みんながやりたがらない古い言語「COBOL」も、将来性は低いものの
なかなかシステムを入れ替えられない大手企業のシステムにはまだ使用されていて、
その改修のために定期的にCOBOL要員が募集されています。しかもまぁまぁ高い単価で。

何においても、人気・人が集まる・人が溢れる職種は単価が下がります。

人がやりたがらない、またはやりたくても難易度が高くてライバルが少ない領域に行くと
食いっぱぐれる事はないでしょう。

こうした情報は常に案件を見てきている営業担当が一番詳しかったります。

弊社ガイアコミュニケーションズでは、正直ベースで皆さんと向き合い、現状の市場感と現実的なキャリアプランについて一緒に考えていく形をとっております。

今のキャリアに不安を抱えている方・現状に満足していない方がいらっしゃいましたら、是非カジュアル面談にてお話しを聞かせて頂けたらと思います！