みなさんこんにちは!
「驚きと感動を作る制作会社」ジーアングルの広報担当、柴藤です。
今回は、新卒から入社し、入社歴13年目の「イラストディレクター」として働くスタッフにインタビューしました!
目次
■プロフィール
■主な業務内容は?
■ジーアングルに入社したきっかけは?
■ジーアングルで10年以上働き続ける理由は?
■これまでの12年間のキャリアの流れを教えてください!
■お仕事で大変だと感じることは?(入社当初と現在)
■お仕事で心掛けていることは?
■やりがいを感じる瞬間は?
■最後に、イラストのお仕事を目指す方へメッセージ!
■プロフィール
今回は顔出しNGということで、ご本人が描いた自画像でのご登場。
福岡の人ならわかる、あの名物らしきお面をつけていますが、出身地は関係ないそう。
「なんとなくインパクトが欲しかった」とのこと。
こんにちは!
ジーアングルの「イラストディレクター」大迫です。
普段、ディレクターってどんなお仕事をしているの?というところや、入社したきっかけなど、ざっくばらんにお話できたらと思います。
よろしくお願いします!
■主な業務内容は?
"イラストに関するお仕事"には、単にイラストを描く「イラストレーター」だけではなく、さまざまなポジションがあります。
ジーアングルのイラスト部門(グラフィック事業部)では、ざっくり2つのポジションに分けられています。
【デザイナー】
主にイラストを描いたり、外部のイラストレーターさんにお願いしたイラストのチェック、イラストのクオリティを管理します。
【ディレクター】
クライアントとクリエイターの間に立ち、予算やスケジュール管理などの制作進行を行います。
私のポジションは、「ディレクター」となります!
主な業務内容は、
・イラスト、デザイン、Live2Dなども含め、CG全般に関する対応
・予算折衝、スケジュール管理などの制作進行
・クライアントとクリエイターの間で確認、調整
・社内外のクオリティのフィードバック、調整
・プロジェクトに関する提案、仕様決めや打ち合わせ
・社内外に展開する資料の制作
これに加えて、イラストディレクターのリーダーを務めていますので、以下のような業務もあります。
・ディレクターチームのマネジメント
・利益向上施策の立案、対応
・チームのスキル向上育成、社内セミナーの開催
■ジーアングルに入社したきっかけは?
昔から「"ものづくり"に関わる仕事がしたい」という想いが強く、就職活動では、クリエイティブな業界を中心に探していました。
ジーアングルは、イラストだけでなく、幅広いクリエイティブを手がけていて、色んなことに挑戦したいと思っていた私にとっては、かなり魅力的でした。
――イラストレーターではなく、「ディレクター」職を選んだきっかけは?
イラストを描くのは好きでも、イラストに関わるお仕事をするには、知識がないことには難しいなと思っていて。
一社会人としても、ディレクションやスケジュール管理、お金まわりのことも含めて、もっと広く「クリエイティブ」に関わって、制作の流れが分かるようになりたいという思いもあったので、新卒でディレクター職に応募しました。
クリエイティブ全般に携われる環境に身を置きたいと考えたときに、ジーアングルは、自分にぴったりだと感じました!
■ジーアングルで10年以上働き続ける理由は?
長く働いている理由を一言で言えば、「人」と「環境」の2つに尽きます。
まず、人柄の良いメンバーが本当に多くて、会社全体の雰囲気もすごく温かいんです。
仕事で辛い場面があったときも、自然と助け合える関係性があって、これだけで続ける価値があると思っています。
もうひとつの理由は、「挑戦できる環境」があること。
ジーアングルは、幅広いコンテンツを扱っていて、部署の垣根も低く、年齢や役職に関係なく、情報交換や相談がしやすいんです。
やってみたいと思ったことは、しっかり目的をもっていれば提案を聞いてもらえる環境があり、色んなことに挑戦したいタイプの自分にとっては、飽きることがありません。
「人」と「環境」この2つが揃っているからこそ、10年以上たった今でも、変わらず楽しく働けています!
■これまでの12年間のキャリアの流れを教えてください!
入社時はディレクターでしたが、ディレクターと兼任して、デザイナー業務に従事した時期もあります。
デザイナーとディレクターの両方を経験したことで、双方の目線でディレクションを行うようになり、プロジェクトを円滑に進行できるようになりました。
売上にも直接貢献できていた実感があって、とても充実していましたね。
その後、ディレクターの人数が不足していたこともあってディレクター業務に専念する形となり、チームのセクションリーダーを務めています。
それでも、デザインやイラスト制作業務もたまに担当することがあり、理想的な形でイラスト制作に携われていると感じます。
■お仕事で大変だと感じることは?(入社当初と現在)
【入社当初】
最初の頃は、何が正解かわからないまま、毎回手探りで仕事をしていました。
先輩によってアドバイスが違うこともあって、「どっちが正しいんだろう?」と迷うこともしょっちゅう。自分なりに頑張ったつもりでも、お客様の求めるものとズレていたり、自分の力不足に落ち込んだり……。
当時は失敗することも多かったと思います。
メンバーの中でも特に多いほうで(笑)
――くじけそうになることはなかったんですか?
意外となかったですね。
入社当時に先輩が言った「新卒の3年間はめちゃくちゃ伸びるんだよ。」という言葉がずっと心に残っていて。
失敗のたびに「次に活かせば、きっとうまくやれる」「全力を尽くして良いディレクターになるんだ!」という気持ちが強かったので、辞めたいと思うことも一度もありませんでした。
それから3年後に先輩から「きみは手がかかったけど、一人前になったね。」と言われたときは、どんなに失敗しても続けてきて良かったなと思いました。
【現在】
現在は、チームをまとめる立場として、それぞれのメンバーの個性や強みを引き出しながら、チーム全体としてスキルアップしていくよう意識しているのですが、一人ひとり個性も強みも違うからこそ難しいです。
案件の内容も、昔はゲーム案件が多かったのですが、最近ではさまざまな業種の案件を扱うようになってきて、同じやり方が通用しない場面が増えてきました。
常に勉強が必要で、新しいツールを習得したり、変化するお客様のニーズを考えたり、トレンドを研究したり…日々アップデートが必要になってきます。
売上という明確な数字の目標も抱えながらなので、すごく難しいですが、だからこそ、大きなやりがいにもなっています。
■お仕事で心掛けていることは?
常に「相手目線」で考えることです。
お客様が本当に困っていることを100%言語化してくれるとは限らないからこそ、相手の立場に立って意図を汲み取りながら進めるように意識しています。
それに加えて、オンラインでのやりとりが多い今だからこそ、画面越しでも柔らかく親しみやすい印象を持ってもらえるよう、表情や声のトーン、身振りにも気を配るようにしています。
また、課題やトラブルが発生したときは、その日のうちにPDCAを回して改善に取り組み、問題を放置しないことを徹底しています。
そうして得た学びは、個人の中だけにとどめず、チームにも積極的に共有することで、チーム全体の業務の質や効率を底上げできるよう取り組んでいます!
■やりがいを感じる瞬間は?
何年経っても、自分が担当した制作物をたまたま街中の広告で見かけたり、作品がリリースしたときなどは、やっぱり嬉しくなります。
自分だけでなく、後輩が頑張って制作していたものを見かけたときも、「一緒にやって良かったな」としみじみ感じています。
また、以前担当したお客様にリピートしていただく場面もよくあるのですが、ちょっとした雑談で私が「小動物が大好き」というのをお客様が覚えてくださっていて。
その流れでハムスターをモチーフにしたキャラクターデザインのご依頼をいただけたんですよ!
単なるリピートではなく、私のことを覚えていただけて、それが実際のご依頼に繋がったのはすごく嬉しかったです。
■最後に、イラストのお仕事を目指す方へメッセージ!
世の中には意外と沢山の「イラストに関わる仕事」があります。
漫画家やイラストレーターといった職種だけではなく、もっと自分に合った仕事が見つかる可能性もあるので、「自分が本当にやりたいイラストの仕事は何か」をじっくり探してみることがおすすめです!
好きなコンテンツが沢山あるなら、「制作会社」という選択肢もあります。
私もこれまでIPを生みだすお手伝いをしてきましたし、大好きなIPに携わることもできました。
毎日を楽しく過ごせる、あなたにぴったりなイラストの仕事が見つかるといいですね。