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【社員インタビュー Vol.16】「キャスティングディレクター」の仕事とは?

みなさんこんにちは!
「驚きと感動を作る制作会社」ジーアングルの広報担当、柴藤です。

今回は、イギリス出身の「キャスティングディレクター」として働くスタッフにインタビューしました!


目次

  • ■プロフィール

  • ■業務内容を教えてください!

  • ■日本に来たきっかけは?

  • ■ジーアングルに入社したきっかけは?

  • ■業務で大変だなと思うところは?

  • ■お仕事で心がけていることは?

  • ■やりがいを感じる瞬間は?

  • ■最後に、今後入社される方へメッセージ!

■プロフィール

名前:Gordon Lewis(ゴードン ルイス)
出身:イギリス・ソリフル
趣味:ゲーム・読書・イラスト
入社歴:2年目

主な業務内容
・国内外のクライアントとのやり取り
・声優・ナレーターのキャスティング
・収録スケジュールの調整
・収録時の通訳
・ディレクターとしての現場対応
・収録音声のチェック
・納品作業

■業務内容を教えてください!

主に、ゲームで使われる音声収録の進行管理や、声優・ナレーターのキャスティングを担当しています。

僕が担当している案件は、海外ゲームの日本語吹き替えのプロジェクトや、逆に日本のゲームを英語に吹き替えるパターンなど、様々な言語の収録のマネジメントが中心になります。

収録現場では、クライアントや声優、レコーディングエンジニアの間に立って、通訳や収録中のやりとりをサポートすることもあったり、最近では、ディレクターとして演技についての指示を出すこともあります。

また、ロサンゼルスをはじめ各国のスタジオと提携しているので、現地のスタジオで現地のプロ声優を起用した収録を行うこともあり、その際はオンラインでやり取りをしています。

■日本に来たきっかけは?

幼い頃から日本のゲームやアニメが大好きで、日本には憧れがありました。
(特に『銀魂』や『NARUTO』にハマっていました!)

大学まではイギリスにいましたが、在学中に「もっと世界を広げたい」と思い、休学して海外でのボランティア活動に参加したんです。

ネパールで英語教師として授業や衛生教育を行ったり、マレーシアでも活動をしていた途中で、初めて日本を訪れ、特に都会の活気や雰囲気に惹かれました。

日本語の響きも大好きで、収録でも日本語に触れると一番テンションが上がります!
当時は、日常会話程度しかできませんでしたが、「日本で暮らしたい」という思いが強まり、卒業後、日本で英語教師として働くことになりました。

■ジーアングルに入社したきっかけは?

前職の英語教師は最大3年の契約だったので、日本での転職に備えて勉強し、日本語資格も取得しました。

次は大好きな「ゲーム」に関わりたいと思いましたが、外国人が日本のゲーム業界で働くといえば翻訳くらいしか思いつかなくて…。

そんな中で偶然ジーアングルの求人を見つけ、「こういう仕事もあるのか」と知り、未経験では難しいだろうなと思いつつ、挑戦しようと応募しました。

実際に訪れた会社は、社員さんが明るく迎えてくれて、BGMも流れていたので“会社というよりホテル”のような雰囲気でしたね。
業務内容も、声優に関する知識も活かせそうですし、努力して成長するのが好きな自分にとってはぴったりだと感じ、入社を決意しました。

■業務で大変だなと思うところは?

同時に複数の案件をまわすことですかね。
マルチタスクなので、常に集中していないと難しいです…!

少しの不注意でメールの内容を間違えたり、別のお客様に誤って送ってしまわないように、常に注意深く対応できるように集中力は欠かせないです。

特に大型案件が重なったりしてくると、集中力に加えて、柔軟な動きも必要になってきます。
現在は、アルゼンチンやドイツのスタジオと7言語の収録を進行中なんですけど、時差を考慮した調整もしていて。

長いタイムラグが発生してしまう可能性があるので、1通のメールにできる限り情報をまとめて送るように工夫しています!
急なリスケもあり得るため、そのあたりも、柔軟に対応できるようにしています。

■お仕事で心がけていることは?

一番大切なのはコミュニケーションで、誰に対しても「オープンな姿勢」で接することを心がけています。

国籍や立場を問わず誠実に向き合うことで、相手も本音を話しやすくなり、やり取りもスムーズになるんですよね。
特に国や文化が違うと誤解が生じやすいからこそ、最初から誠実に接することが大切だと思っています。

また、文化によって求められるスタイルも異なるため、海外のお客様にはフランクに、日本のお客様には敬語を中心に、と相手に合わせて使い分けています。

僕、日本語のビジネス用語を使うのもすごく楽しくて…!
ゲームも必ず日本語でプレイしています。読書も日本語版と英語版どちらも読むことで、翻訳の勉強にもなっています。

■やりがいを感じる瞬間は?

制作に携わりたい想いが強いので、ディレクターとして現場に入れるのが一番好きですね。

台本の言葉が声となり、作品として形になる瞬間は感動しますし、担当作品のクレジットに自分の名前が載ったときや、実際にプレイしてキャラクターが動き出すのを見たときは胸が熱くなり、やりがいを感じる瞬間でした!

別の案件では「どうしても現場に入りたい」とアピールしたこともあって。時間的な余裕が無いんじゃないかと、周りから心配されていたんですけど、翻訳まで自分で引き受けたことで収録がスムーズに進められて、結果的に全ての収録現場に“一緒に立ち会ってほしい”と言ってもらえたので嬉しかったですね。

さらに今度、自分が涙を流すほど好きだった海外ゲームの日本語吹き替え収録を担当できることになり、今から待ちきれないほど楽しみです!

■最後に、今後入社される方へメッセージ!

やる気があれば挑戦できる環境があることは、この会社で働く魅力の一つだと重います!

会社では、他の海外出身のメンバーと英語で話すこともあったり、業務以外にも飲み会などで、友人のような感覚で過ごせる時間もあったりするので充実しています。

未経験だと不安に思うかもしれませんが、やってみると意外となんとかなったりするので、ぜひ何事も怖がらず挑戦してみてください!


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