こんにちは!株式会社funakuインターンの星です。
2025年11月に入社したコンサルタントの大友萌夏さんに、学生時代のfunakuでのインターン経験からファーストキャリア、funakuへの転職を決意して再出発をした理由についてインタビューをさせていただきました。”funakuでの働き方”に興味がある方はぜひご一読ください。
funakuとの出会い
ー大友さんは学生時代にインターン生としてfunakuで働いていたとお伺いしました。funakuでのインターンに興味を持ったきっかけと、どのような活動をしていたか教えてください。
高校時代まで打ち込んでいたスポーツから離れて以降、「何かに熱中して取り組める環境」を探していたことがきっかけでした。コロナ禍で時間にも余裕があった大学3年生の時、ゼミの先輩からfunakuのインターンを紹介してもらい、活動内容を聞いて、ここでなら「高い熱量を持って頑張れる」と感じて参加を決めました。
当初は、会社の広報やPRに携わり、新しくできたこの会社を知ってもらう、そのよさを広める活動をしていました。その後、塩竈プロジェクトが発足し、実際に現地に出向いて街の方にインタビューをし、地域の困りごとを探る活動をしていました。
ーご自身が立ち上げに関わり、0からスタートした塩竈プロジェクトが、現在23回続く「がまっこ食堂」という子ども食堂の形で受け継がれていることを率直にどう感じましたか?
感慨深かったですね…。当時は、インタビューを通じて「困っていることは何か」「funakuとして何をすべきか」をひたすら考える日々でしたが、正解が分からずに手探りで活動をしていました。「この方向性で合っているのだろうか」と考え、悩みながら進めていた部分が大きかったです。
だからこそ、現在あれほど多くの子どもたちが「がまっこ食堂」に集まっているのを見て、「これは地域に必要とされている活動なんだ」と強く感じることができましたし、自分たちが0から始めたものが形になり地域に受け入れられていることに感動しました。
ー学生時代、インターン生として間近でfunakuの社員と関わる上で、心に残っている言葉やエピソードはありますか?
代表の悠介さんから教えていただいた「自分なりの答えを出すことから逃げない」という言葉です。
正解がない課題に対して、自分なりの見解を持ち、それを伝えることが自分にしかできない価値になる、と教わりました。自分の考えを表に出して伝えることは時に勇気がいりますが、そこから逃げずに考え抜き、伝えることがfunakuのスタンスであると学びました。
ー funakuでのインターンの経験が、ご自身のキャリアを考える上でどのように影響しましたか?
率直に「社会人ってかっこいいな」と感じました。難しい課題に対して、日々試行錯誤しながら、それでも楽しそうに働く社員の姿を間近で見ることができたからだと思います。また、元々は公務員就職を考えていたのですが、「ビジネスを深く理解した上で課題解決をしたい」と考えるようにもなり、自身の進路と照らし合わせて、民間企業での就職を選ぶことに決めました。
総じて、とても大きな影響を与えてもらいました(笑)
「成長」を追い求めたファーストキャリア
ーファーストキャリアは人材業界での業務をご経験されたと伺いました。この業界を選んだのはなぜですか?
人材業界は、若手のうちから裁量権を持って難易度の高いミッションを任せてもらえるという特色があります。また、企業の中核である「採用」に関わるため、業務を通して多様な業界や経営課題に触れることができます。
中長期的に自分が本当にやりたいことを見つけた時、その選択ができる自分でいられるように早期に成長したいと思い、人材業界でのキャリアを選択しました。
ー成長環境を求められた大友さんが、実際にスピード感のある現場で働く上で、最も大切にされてきた仕事への向き合い方やモットーはどのようなものですか?また、その成長意欲を支えるモチベーションの源泉はどこにあるのでしょうか?
大切にしているのは、「目の前のことから逃げずにやりきる」という姿勢です。これはfunakuのインターンで学んだことでもあります。
上手くいかずに逃げたくなることは何度もあったのですが、そこでやりきることが自分のためにもなりますし、周囲からの信用にもつながると思っていました。技術的なスキルが自分に不足しているとしても、やりきるスタンスだけは貫こうと意識してきました。
モチベーションの源泉は、「負けず嫌い」なことだと思います!インターン経験の中でも、またファーストキャリアの中でも、自分にはまだ到達できないレベルの考えや能力を持つ人たちと接する機会が多くありました。その「自分にできないことがある状況」が悔しくて。自分もそのレベルに到達したいと強く感じることが、前向きな努力の原動力になっています。
ー人材業界で数多くの経営者やビジネスパーソン、そして社内のメンバーと出会う中で、大友さんが理想とする上司や同僚像はどのようなものですか?
理想の上司像は、「仕事を楽しんでいて、メンバーに対して上下の関係はありつつもフラットに接してくれる人」です。上司だからという理由で一方的に指示するのではなく、メンバーにも意見を聞いてくれるような、対等に近いコミュニケーションを取る上司には信頼がありましたし、私自身もそう在れるように心がけていました。
同僚については、「仕事に前向きで、同じ熱量で深く話せる関係」が理想です。前職ではプライベートでも、「もっとこうしたらいいんじゃないか」と仕事の話をよくしていました。立場や役割に関わらず、プロジェクトに対する高い当事者意識を持って、遠慮なく意見を出し合える関係性を大切にしたいと感じています。
funakuでの今後のキャリアについて
ーファーストキャリアから転職をし、funakuに戻ることを決意された決め手はどのようなものでしたか?
決め手は大きく二つあります。一つは、学生時代お世話になった悠介さん、谷津さんともう一度一緒に働きたいと思ったことです。あの時の沢山学ばせていただいた濃い時間は自分にとっても特別でしたし、違う環境で得たことも含めて、もう一度funakuのために働いていきたいと思いました。
もう一つは、funakuだからこそさらに成長ができると感じたことです。自分のこれまでのあらゆる決断を振り返ると、「あえて困難な道を選ぶ」という軸を一貫して大切にしてきたと思っています。今回の転職でも、funakuに戻ることでより多くの挑戦と成長を求められることは分かっていましたが、困難が多くても自身を高め続ける環境を選びたいという思いから、「今行くべきだ」と決断しました。
ーその「あえて大変な方を選ぶ」という軸で意思決定をするのはどうしてですか?
よく変わっていると言われますが、「できないことが明確にある環境」が自分にとってありがたいものだと感じているからです。自分のできないことが分からない状態だと、次にどこに向かって頑張ったら良いか見失ってしまうことがあって。自分の能力ではまだ到底及ばないような「できないこと」が目の前にあると、できるようにするために前向きに仕事に打ち込むことができると思っています。
あとは、困難な道や一見大変そうな環境を「あえて選べる人」はそれほど多くないと思うんです(笑)だからこそ、そうした環境で得た経験やスキルが自分を豊かにし、自分にしかない価値になると信じています!
ー一度funakuを離れ、キャリアを積んだ客観的な目線で、インターンをしていた数年前のfunakuと現在で何か変わった点はありますか?
会社の規模や人数、動いている案件の幅などは大きく広がりましたが、根本にある価値観は何も変わっていないと思っています。
その根本にある価値観というのは、「徹底的にお客さんに向き合うスタンス」です。一度社会に出て、他の会社や業界を見てきたからこそより感じるのですが、funakuには「そこまでやるの?」と驚くほどの当たり前の基準の高さがあります。ただ依頼されたことをこなすのではなく、顧客の課題を自分のこととして捉え、そこに深く入り込んでいく当事者意識の高さです。これはインターン時代から一貫して変わらないfunakuの根幹であり、組織の成長とともにそのレベルがさらに洗練され、高まっていると感じています。
ー最後に、大友さんがfunakuで今後実現したいことはどのようなことですか?
まずは、目の前の課題に向き合い、価値を発揮できる一人前のコンサルタントとして自立したいです。今は日々インプットの繰り返しですが、自分が会社に貢献できる存在になることで、社会課題解決の幅も広がると考えています。
そして中長期的には、標準化や仕組みづくりなど、今後新しいメンバーが増えた際に組織のマネジメントも任せてもらえる存在になりたいです。
funakuをさらに大きくしていけるよう、一歩ずつ精進していきます!
以上でインタビューを終わります。大友さん、ありがとうございました!