2025年に向けてIPO準備中の弊社。審査を通過するには、経営や会計についてはもちろん、システムについても厳しい条件があります。そこでフルカイテンは、システムを安定させ、ステークホルダーの信頼を勝ち取るべく専任のSREエンジニアを大募集します!
このnoteでは、【運用グループマネージャー横井】×【バックエンドチームリーダー横田】
にヒアリングし、専任のSREを採用する理由・現在の課題感・求めている人物像・やりがいなどについて紹介していきます。
目次
- ■どうして今フルカイテンにSREが必要なの?
- ■SREの業務内容
- ■SREのやりがい
- ■こんな人を求めています
- ■カジュアル面談を実施しています!
■どうして今フルカイテンにSREが必要なの?
IPO準備を視野に入れたSRE業務が必要なため
フルカイテンは2025年にIPOを目指し、既に準備段階に入りました。IPO審査では
・システムの安定性、信頼性
・セキュリティの確保や適切な情報提供の確保
・ドキュメント類
・体制・組織作り
・インシデント発生時の体制・復旧手順
など、様々な場面でメスが入ります。
IPOを見据えたSRE業務として、投資家や関係者に信頼してもらえるための組織・基盤作り、運用チームのスキル向上などをリードしていく人材が必要なのです。
既存エンジニアの兼任が負荷となっているため
現在、専任SREが存在していないために、既存のエンジニアが手分けして業務を兼任している状態です。
横井:私は運用・セキュリティを担当していますが、専任ではないので確かなノウハウがなく、調べながら不安な気持ちで行っています。
横田:私は開発に必要な環境構築を行っています。インフラの自動化については特定のプロジェクト以外はほぼできておらず、インシデント発生時には手作業で作り直さなくてはならない状態です。今はマニュアルなどを参照しながら手作業で行っていますが、専任のSREエンジニアにお任せして、開発環境を簡単に立ち上げられるようにしたいですね。
専任SREが入社してくれることで、他のエンジニアが自身の業務に集中でき、開発もよりスムーズに進むようになるはずです。
■SREの業務内容
AI×SaaSプロダクト『FULL KAITEN』の開発部門で、インフラ環境の構築と運用、パフォーマンスやコスト改善などの業務を担当いただきます。
FULL KAITENは、大手小売企業を中心に導入が進んでいます。
契約の増加とともに扱うデータ量も増えています。データの月刊流通総額で言うと、2023年11月:約520億円、12月:約630億円にもなりました。
今後もハイペースで増え続けるため、より高い性能・安全性・障害耐性・効率性が必要になっています。
- セキュリティ対策
アカウントセキュリティ、マネージドサービスによる防御と検知の設置、ログ集約、障害テストなど - マルチアカウント対応
アカウントの組織管理、サービスコントロールポリシーとガードレールの設定など - システムのスケーラビリティの確保
サービスレベルの策定、モニタリング設置、インフラ・アプリ環境の最適化、性能テスト実施など - 自動化の推進
リソース構成のIaC化、監視ツールの導入、セキュリティ検知の自動通知など - 上記タスクに伴う組織体制、運用ルール、ドキュメントの整備、監査レポートの作成
- 最新の技術やベストプラクティスの習得、トレーニングや教育の実施
行動方針
システムの信頼性を最優先にする
SREはシステムの信頼性を確保し、サービスの可用性、パフォーマンス、セキュリティを最優先に考えます。障害の予防、迅速な障害復旧、システムの改善に努めます。
システム全体を理解する
SREはシステム全体を理解し、異なるコンポーネントやサービス間の相互関係を理解します。システムの構成や動作について深い洞察を持ち、トラブルシューティングや最適化に取り組みます。
自動化を重視する
SREはリソースの自動化を重視します。インフラストラクチャの自動化、デプロイメントの自動化、監視の自動化などを通じて、人的ミスを減らし、効率的かつ信頼性の高いシステム運用を目指します。
データに基づいた意思決定をする
SREはデータに基づいた意思決定を行います。システムのパフォーマンスデータやログを分析し、トレンドや問題点を把握し、改善策を見つけ出します。
持続的な改善を追求する
SREは常にシステムの改善を追求します。過去の障害や問題を分析し、予防策や改善策を見つけ出し、持続的にシステムの信頼性を向上させます。
チーム協力を重視する
開発チーム、運用チーム、セキュリティチームなどとの連携を図りながら、システムの信頼性を向上させます。コミュニケーションスキルや協力能力を持ち、チームとの連携を大切にします。
連携するメンバー
メインで連携・協力していくのは下記メンバーになります(画像をクリックすると記事や動画に飛びます)
また、フルカイテンは開発がバックエンド・フロントエンドに分かれているので、それぞれのエンジニアとのコミュニケ―ションを密に取っていくことになります。
運用グループマネージャー横井
バックエンドチームのリーダー横田
フロントエンドチームのマネージャー赤木
SREに重要な「プロアクティブなアプローチ」
SREの活動はプロアクティブなアプローチが重要です。プロアクティブとは、「事前に行動を起こす」という意味で、予防的な対策や事前の準備を行い、問題や障害を未然に防ぐことを指します。リアクティブ(問題が発生してから対応する)とは対照的に、プロアクティブなアプローチは、問題が発生する前に事前に対策を講じることで、システムの信頼性を高め、障害を未然に防ぐことを目指します。
チームのフォロー体制
SREは、システムの信頼性を担保するために責任が重く、ストレスが高いポジションです。システムの障害や問題はビジネスや顧客に直接影響する可能性があり、迅速かつ正確な対応が求められるためです。
横井:私達エンジニアが、SREだけに依存することなく、組織全体での連携やコミュニケーションを重視し、共同での問題解決やチームの協力を促進することが大切だと考えています。
その中でSREメンバーが自己成長を達成し、成果を出しやすい環境を整える必要があります。
1人目SREですが、「ぼっちにしない」ことが大事だと考えています。
■SREのやりがい
スタートアップの成長に貢献
あなたは最初のSREメンバーとして、システムの信頼性を高め、事業の成長を支える重要な役割を果たします。「世界の大量廃棄問題を解決する」というミッションに向け、やりがいを感じることができます。
ミッションへの共感は選考においても最も重視していることです。
自らのアイデアを形にできる
私たちは新しいシステムやプロセスを構築し、改善を実施する機会が多くあります。あなたは自らのアイデアや技術スキルを活かし、システムの信頼性向上に貢献することができます。自己のスキルやアイデアを発揮する環境を提供します。
最新技術の学習とキャリア成長
私たちは常に最新のテクノロジーを追求しています。あなたは新しい技術に触れ、学習し、自己成長を促進することができます。また、チームの中での知識共有やメンタリングを通じて、自己啓発をサポートします。
チャレンジングなプロジェクトに参加
私たちは高い可用性と信頼性を要求されるプロジェクトに取り組んでいます。あなたは、システムの設計、運用、監視、トラブルシューティングなど、幅広い技術スキルを駆使しながら、チャレンジングなプロジェクトに参加することができます。
チームの協力と風通しの良さ
私たちはチームの協力を重視しています。チームメンバー同士のコラボレーションを促進し、情報共有やコミュニケーションをスムーズに行います。また、意見や提案を尊重し、風通しの良い環境を提供します。
■こんな人を求めています
技術的な興味や知識
SREはシステムの信頼性を向上させるために、技術的な問題に対処する必要があります。技術的な興味を持ち、幅広い技術的な知識を持っている人。
問題解決能力
SREはシステムの障害やトラブルに対処するため、問題解決能力が高い人が向いています。複雑な問題を迅速かつ効果的に解決する能力。
チームプレイヤー
SREは開発チームや運用チームと連携してシステムを運用・改善していくため、チームプレイヤーとしての能力が必要です。コミュニケーションスキルや協力性がある人。
プロアクティブなアプローチ
SREはシステムの信頼性を向上させるため、積極的なアプローチでシステムの改善や自動化を行う必要があります。自発的に問題を解決し、システムを改善する意欲のある人。
作ったものの成果が見える
明確にお客様から感謝の声をいただくことができます。
・カスタマーサクセスのメンバーから随時Slackで、「フルカイテンを使うことで在庫の圧縮ができた!」など、導入企業からの声を共有されます。
・店舗でどのようにFULL KAITENが活用されているのか、noteやテレビなど、メディアでお客様のインタビューを見る機会が多くあります。
・TOKIOテラス
フルカイテンのお客様が出演。現場で利用する様子が良くわかる。
社員同士で自己肯定感を上げる仕組み
3ヶ月に1度の全社会議にて、チームの良いところを発表するような企画もありました。社員同士で認め合う機会を定期的に作り、自己肯定感・会社肯定感を上げています。
■カジュアル面談を実施しています!
こちらのページをスクロールして頂き、「カジュアル面談」ボタンからお申込みください。お気軽に質問だけでもOK!お待ちしています。
フルカイテンではエンジニアを大募集中!
フルスクラッチではなく、専任開発を行っています。
バックエンド・フロントエンド・データエンジニア・データサイエンティストなど。現在の募集職種は下記採用ページをご確認ください。
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