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【社員インタビュー】空間に感じた“ワクワク”がきっかけに。未経験から挑戦する、「働く場」のデザインとその価値
今回は、WPS事業部でリーダーとして活躍する戸澤にインタビュー。
実は彼女、全くの未経験からこの業界に飛び込んできました。
人材業界で働いていた彼女が、空間づくりの仕事に興味を持つようになったきっかけや、ワークプレイス構築事業の面白さ、そしてフロンティアコンサルティングの魅力についてお話を伺いました。
戸澤 結奈/ WPS事業部 リーダー
大学卒業後、人材派遣会社へ入社。営業として3年間勤務した後、フロンティアコンサルティングへ転職。現在はWPS事業部にて、オフィス移転やレイアウト変更のプロジェクトマネジメントを担うリーダーとして活躍している。休日は友人と食事に出かけたり、海外旅行を楽しむ。
建築家を夢見た子ども時代。人材業界を経て「空間づくり」の道へ
ーー戸澤さんが、そもそも空間づくりに興味を持った「原点」から教えていただけますか?
小学生の時、漠然と「建築家になりたい」と思っていました。今思うと、姉と子供部屋が一緒だったので、「自分だけの部屋が欲しい」という想いが原点だったのかもしれません(笑)。
落書き帳に理想のおうちや、美容院のレイアウトなどを描いては、「自分の部屋があるなら、絶対にこのレイアウトにしよう!」と妄想を膨らませるのが好きな子どもでしたね。
ーー素敵ですね!そこから、大学では文系の学部に進学されたのですね。
そうなんです。建築家への憧れはあったのですが、物理などの理系科目が得意ではなく、自分には文系の方が向いているだろうと考え、大学では経営学を専攻しました。就職活動の時も、建築やインテリア業界のことはあまり意識していませんでしたね。
それよりも、当時テニススクールのフロントでアルバイトをしていたのですが、その経験を通じて「何をやるか」よりも「誰と働くか」の方が、自分にとってはるかに重要だと感じるようになりました。
ーーなるほど...!具体的にはどのような環境を求めていたのでしょうか?
明確な条件というよりは、実際にお会いしてみてのフィーリングが大きいですが、固い雰囲気の人が少し苦手なので、一緒に居て心地良い、よく笑う温かい人たちと働きたいなと思っていました。そうした軸で様々な企業を見る中で、人の魅力に惹かれて入社したのが、前職の人材派遣会社です。
ーーそこではどのようなお仕事をされていたのですか?
法人営業として、企業様に対する「どんな人が欲しいか」のヒアリングから登録スタッフのご紹介、就業後のフォローまでを一貫して担当していました。同時に100名ほどのスタッフさんを担当しており大変なことも多かったです。ただ、やりがいも色々あって、様々な人生の先輩方からアドバイスをいただいたり、仕事を超えて飲みに行くような関係性が築けたりと、多くの人に出会えること、それによって自分の世界が広がっていくことは純粋に楽しかったです!
ーーいいですね!そんな中、転職を考え始めたのはなぜですか?
人と関わる仕事は好きでしたが、一方で「これが本当に自分のやりたいことなのだろうか」という、モヤモヤも感じていました。
人材紹介のお仕事は、営業成績といった数字の成果はありますが、自分の仕事が何か目に見える“モノ”として形に残るわけではありません。そうした手触りのある達成感への物足りなさに加え、BtoCならではの難しさに直面することもありました。そんな風に少しモヤモヤしていた時期に、私の人生の転機となる出来事があったのです。
ーー転機ですか...!どのような出来事だったのでしょうか?
ある日、好きなアーティストのライブに行ったのですが、その会場は私が成人式で使った場所と同じでした。成人式の時は、鉄骨がむき出しの本当に無機質な空間で、「つまらない場所だな」という印象が強かったのです。 ところが、ライブ会場として訪れたその場所は、ポップな装飾が施されて、全く別の「心からワクワクする空間」に生まれ変わっていました。同じ“ハコ”でも、内装や使い方次第でこんなにも人の感情を動かす空間になるのだ、ということにものすごいインパクトを受けて。「そうか、私はこれがやりたかったんだ」と、心の底から気づかされました。 その瞬間、内装や空間づくりに関わる仕事に就こうと決意しました。
未経験OKだったからこそ、安心して挑戦できた
ーーそこからどのように転職活動を進められたのですか?
「空間づくりを仕事にしたい」という想いが明確だったので、オフィスの内装を手掛ける会社に絞って探し始めました。しかし、ほとんどの企業が経験者採用のみで、未経験の私が応募できる求人はなかなか見つかりませんでした。 そんな中で見つけたのが、「未経験歓迎!」を打ち出していたフロンティアコンサルティングだったんです。
ーー確かに、専門性の高い業界なので経験者採用がメインですよね。
そうですね。正直なところ、当時は「ここしか選択肢がない」という状況でした。でも、それは私にとって不安材料ではなく、むしろポジティブな確信に繋がっていたなと思います。「未経験者を受け入れられるということは、それだけ入社後のサポート体制がしっかりしているに違いない!」と。 実際に選考に進んでみると、具体的なサポート体制や未経験者のキャリアアップ事例について詳しく知ることができ、応募前の考えは間違っていなかったと思いました。
面接でお会いする方々も、私が 新卒就活の軸にしていた「笑顔が多く、温かくて話しやすい方」ばかりで、とても居心地が良かったのを覚えています。事業・業務面に加えて、フロンティアコンサルティングの”人”が後押しとなり、最終的に入社を決めました。
未経験からの挑戦を支える「伴走文化」で、億単位のプロジェクトを動かすPMへ
ーー現在所属されているWPS事業部での業務内容を教えてください。
お客様のオフィス移転やレイアウト変更といった、空間づくりに関するプロジェクト全体の進行管理を担っています。私の役割は、プロジェクトマネージャーとして、予算や工事のスケジュールを管理し、多くの協力会社様とのやり取りを円滑に進めていくことです。
プロジェクトの規模は様々ですが、大きいものだと期間は1年以上、金額は億単位にのぼることもあります。そうした大規模なものから、家具の追加購入といった小さなご依頼まで、常に10件以上の案件を同時に動かしています。
ーー複数案件の同時コントロール、すごいですね...!入社当初は大変だったのではないですか?
そうですね。最初は分からないことばかりでしたが、選考時に聞いていた通り、手厚いサポート体制があったため、安心してキャッチアップしていくことができました。
私が入社した時は、半年間、一人の先輩がOJTとしてマンツーマンでついてくれました。全ての案件に「付き人」のような形で同行させてもらい、実践を通して仕事のイロハを吸収させてもらえたのは本当に大きかったです。
ーーOJT期間が終わった後はどんな感じで動いていくのでしょうか。
ここが当社のサポート体制のすごいところで、OJTという名前が外れても、常に誰かが支えてくれる環境なんです。私たちの仕事は、基本的にどの案件でも、個々で動くことはなく、上司や先輩とチームを組んで進めていきます。だから、何か困ったことがあっても、すぐに相談できる人が隣にいる。その安心感があるからこそ、積極的に挑戦できるとも感じます。
また、特定の先輩だけでなく、案件ごとに他の事業部メンバーや設計デザイナー、施工管理の方など様々なチームのメンバーと仕事をする機会があります。色々な人の仕事の進め方や考え方を間近で見られるので、多角的な視点を養うことができるのも、プロジェクト型で動いていくこの環境ならではの魅力だと思います。
ーー現在はリーダーというポジションですが、何か意識は変わったりしましたか?
変わりましたね。プレイヤーだった頃は自分の案件に集中していましたが、リーダーになってからは、チーム全体の状況を把握するという、より広い視座が求められるようになりました。
他のメンバーがどんな案件を抱えていて、今どんな状況なのかを理解することに注力しています。 全員の案件を細かく把握するのは大変ですが、チームの状態をしっかり見て、メンバーが相談しやすい環境を作ることが、リーダーとしての私の役割だと考えています。
働く人の喜ぶ姿が一番のやりがい。チームで空間を創り上げる楽しさ
ーー戸澤さんが感じるWPS事業部におけるやりがいは何でしょうか?
やりがいは二つあります。一つは、お客様の想いを形にしていくプロセスそのものです。お客様が言葉で表現された「こんなオフィスにしたい」というイメージを、社内のデザイナーと連携しながらパース(完成予想図)として描き起こします。それをお見せした時に、「そうそう、これこれ!」とお客様の目が輝く瞬間は、何度経験しても嬉しいですね。
もう一つは、完成したオフィスで、社員の方々のリアルな反応を見られた時です。プロジェクトの中身をご存じない社員の方々が、新しいオフィスを見て「わあ!」と歓声をあげたり、楽しそうにしている姿を目にすると、この仕事をしていて本当に良かったなと実感します。お客様の会社のホームページが、私たちが手掛けたオフィスの写真に変わっているのを見つけた時も、思わずニヤッとしてしまいます(笑)。
ーーいいですね!ちなみにこれまでで、特に印象に残っているプロジェクトはありますか?
直近で担当させていただいた、商業施設の従業員休憩室をリニューアルするプロジェクトが印象に残っています。2000人もの方々が利用する大規模な空間だったのですが、今回はオフィス移転とは違い、皆さんが利用されている中で工事を進める「居ながら改修」であったため、非常に難しかったです。 工事中の動線をどう確保するか、どうすれば利用者の皆様の混乱を招かないかなど、考えるべきことが山積みでした。
オフィスの改修ではあまり経験のないケースで、もしかするとお客様にご迷惑をおかけしてしまった部分もあったかもしれませんが、その分、非常に多くの学びを得られたプロジェクトでした。 最終的に、利用者の方々へのアンケートでは全体的に高い評価をいただくことができました。目には見えづらい中でも、多くの方に喜んでいただけたと感じられた時は、大きな喜びがありましたね。
ーー働く環境としての、フロンティアコンサルティングの魅力についても教えてください。
部署や役職に関係なく、みんながフレンドリーなところが魅力です。オフィスにはカフェエリアがあったり、フリーアドレス制を導入したりしているので、業務で関わりのない人とも自然と会話が生まれます。
また、数か月ごとに、社内のオープンスペースで「水曜日の談話室」という自由参加の懇親会も開かれていて、新しく入った人もすぐに馴染めるような機会がたくさんあります。こうした会社の仕組みのおかげで、自然と人の輪が広がっていくのを感じます。
ーー最後に、今後の目標とこの記事を読んでいる候補者の方々へメッセージをお願いします!
WPS事業部の後輩たち、特に女性メンバーのロールモデルになりたいと考えています。具体的に、マネジメント領域に進むか、プレイヤーとしてのスキルを極めるのかはまだ少し迷ってはいますが、どちらにせよ、若手社員が「あんな風になりたい!」と思ってくれるようなキャリアを築いていきたいです。
この仕事は、未経験からでも「好き」という気持ちと、新しいことを吸収したいという意欲があれば、必ず成長できます。私自身、まだまだ勉強中ですが、本当に手厚くサポートしてくれる会社なので、気負う必要は全くありません。
空間づくりが好きで、前向きに仕事を楽しめる方と、ぜひ一緒に働きたいです。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひお話を聞きに来てください!