こんにちは!フリーピース採用チームです!
今回は、FP事業部で新卒5名の育成を担当している新卒5年目の香月さんに、現在取り組んでいるマネジメントのこと、そして過去に「辞めたい」と思うほど悩んだ時期について振り返っていただきました。
「頑張っているつもりだったけれど、頑張る方向が違っていたのかもしれない」
そう語る香月さんは、一度は会社を離れることも本気で考えました。
それでも最終的に残ることを選び、今では新卒メンバーを育てる立場に立っています。
何に悩み、何に気づき、どう変わっていったのか。
香月さんの言葉から、フリーピースで働く中で生まれる葛藤と成長のリアルをお届けします!
新卒5人を育てる立場に
―ゴールから逆算する育成
― 現在、香月さんはどんな役割を任されているのでしょうか?
今は、新卒一年目のメンバー5人の育成の大部分を任せてもらっています。基本的には、新卒5人に関することは自分に裁量がある状態です。
具体的には、これまでの新卒メンバーの育成を振り返ったうえで、今回は少しやり方を変えて、新たな体制で育成に取り組んでいます。
これまでは、まず火災保険の案内から入り、そこからライフプランやFPとしての相談につなげ、最終的に生命保険の提案へ進んでいく流れでした。
ただ、そのやり方だと、火災保険をできるようになるまでに研修期間がかなり必要になります。しかも、実際に接客が始まると、次の面談が1週間、2週間のスパンでどんどん入ってくる。そうなると、知識も接客経験もまだ十分ではない状態で、次のステップに進まなければいけなくなってしまうんです。
その反省を踏まえて、今回は一番最後から逆算する形にしています。
最終的なゴールは、これまでと同じく、一人でフィールドセールスとして活躍してもらうことです。ただ、最初の接客から順番に覚えるのではなく、まずは最後の申し込み手続きから覚えてもらう。
そこから、
「なぜその申し込みに至ったのか」
「その前にどんな提案があったのか」
「さらにその前のライフプランでは、どんな話がされていたのか」
というように、逆向きに理解してもらうイメージです。
オフィスで作業をする香月
― それを香月さんが中心となって進めているんですね。
そうですね。もちろん取締役の梶山さんにも力を借りながらですが、基本的には自分が中心になって進めています。
正直、かなりヘビーな役割です(笑)。
しかも2年目のチームではなく、入社したばかりの新卒5人のとても大切な最初の時期を見ているので、責任重大だと感じています。
無意識でできていることを、言葉にする難しさ
― 実際に新卒5人と関わり始めて、どんなことを感じていますか?
一番感じているのは、自分が無意識でできていることを、どれだけ細かく分解して、具体的な言葉にできるかがすごく難しいです。
自分はもう5年目なので、これまでやってきたことは、何も意識しなくてもある程度できるようになっています。
でも、それを新卒に教えるとなると、「なんとなくやっていること」をそのまま伝えても伝わらないんです。
だから、たとえば申し込み手続きひとつを取っても、書類ごとに何を確認しているのか、どの順番で進めているのか、どこに注意しているのかを、一つひとつ細分化してリストにしようとしています。
まだ作っている途中ではありますが、自分がやっていることを見てもらいながら、それを言語化して伝えていく。
実際にやってもらって、その反応を見て、また修正していく。
今はそういう形で進めています。
入社式の様子
― 教えるうえで、意識していることはありますか?
メンバーそれぞれにばらつきが出すぎないように、まずは共通の土台をつくることを大切にしています。
一方で、一人ひとり理解度や得意不得意は違うので、同じ内容を伝える場合でも、その人に合った伝え方を意識しています。
全員に同じ型を押し付けるというより、共通認識を揃えたうえで、それぞれが理解しやすい形で落とし込んでいくイメージです。
「会社から評価されていない」と感じていた時期
― 今のご活躍に至るまでに、「辞めたい」と思う瞬間もあったと伺いました。
ありましたね。時期でいうと、新卒3年目の11月頃が一番強かったと思います。
当時の自分の目線で言うと、自分がやっていることと、会社からの評価が見合っていないのではないかと感じていました。
業務量も多かったですし、自分なりには頑張っているつもりでした。
ただ、その頑張りや売上に対して、評価が適正なのかというところに納得しきれていなかったんです。
もちろん、今振り返ると当時の自分の見方がすべて正しかったとは思っていません。
でもその時は、頑張っている感覚と、思うように評価されていない感覚のギャップが大きくて、かなりしんどかったです。
― 当時の自分を振り返って、今だから見える盲点はありますか?
一つは、正しい頑張り方ではなかったのかなと思います。
頑張ってはいたんです。
でも、方向性が違っていた。
たとえば、100メートル走で10秒を切りたいのに、ずっと筋トレだけをしているような感じです。努力はしているけれど、その努力が本当に目標につながっているのかというと、少し違う。
当時はそこに気づけていなかったと思います。
悔しいけれど、戸川さんの"厳しい言葉"が刺さった
― その「努力の方向性」に気づけたきっかけは何だったのでしょうか?
悔しいですけど、戸川さんの言葉が一番大きかったと思います。
当時は、戸川さんの言葉を素直に受け入れられていたわけではありませんでした。
むしろ、厳しいことを言われるので、反発する気持ちもありました。
でも、辞めるかどうかを悩んで、皆さんに止められて、結果的に辞めないと決めたくらいの時期から、戸川さんの言葉で自分の考え方が変わっていった感覚があります。
― どんな言葉が印象に残っていますか?
正確な言葉は覚えていないのですが、努力の方向性についての話でした。
「目標は本当はまっすぐ先にあるのに、斜めを向いて突っ走っている。もしくは、真逆の方向に走っているんじゃないか。」
というようなフィードバックをいただきました。
あとは、
「正しい努力をしても結果が追いついてくるスピードは人それぞれだ」
という話もありました。
「正しい努力をしたからといって、すぐに結果が出るわけではない。結果が出るまでやり続けるしかない。」
戸川さんから貰ったそういう言葉の数々が、自分の中には深く残っています。
― 「悔しいけれど」という言葉に、当時の葛藤が出ていますね。
そうですね(笑)。
正直、率直に厳しいことを言ってくれる戸川さんに対して、「言いやがったな」と思う気持ちもありました。でも、結果的にその言葉で気づけた部分があるので、悔しいけれど、戸川さんから貰った言葉は自分にとって大きかったです。
FP事業部 松浦(左)、香月(右)
人とのつながりが、もう一度「ここにいたい」と思わせてくれた
― その頃は、実際に転職しようと考えられていたんですか?
考えていました。
実際に外の会社も見ていましたし、条件面で魅力的な選択肢もありました。
しかし、外に出ようとしたことで、今の自分の実力不足も感じました。
もっと地力をつけないとこのまま外に出ても、意味がないなと思ったんです。
― それでも踏みとどまった一番の理由は何だったのでしょうか?
一番は、人とのつながりだったと思います。
辞めると伝えた後、いろいろな人が本気で向き合ってくれました。
戸川さんとは2時間くらいしっかり面談しましたし、役員の小林さん、須田さん、梶山さん、文さんともお話しました。
それぞれに印象的な場面があります。
戸川さんとは、面談の後に熱く声をかけてもらい、抱擁をしました。
小林さんとは居酒屋のカウンターで話して、自分が大泣きしました。
梶山さんも、自分が辞めることを本当に惜しんでくれているのが伝わりました。
文さんには、大事なお客様の商談に同席させていただき、自分が目指したいお客様との関係性を見せてもらいました。
▼戸川社長の記事
https://www.wantedly.com/companies/free-peace/post_articles/1013306
▼梶山取締役の記事
https://www.wantedly.com/companies/free-peace/post_articles/995006
そういう一つひとつを通じて、自分は会社に想ってもらっていたんだなと強く感じました。
あとは、同期の存在も大きかったです。
新卒で入った会社の同期は、このメンバーしかいない。
辞めたら、もう会わなくなるかもしれない。
そう思った時に、「まだここにいたい」という気持ちが溢れてきました。
同期との写真
すぐに前向きになれたわけではない
― 残ると決めた後は、すぐに気持ちが切り替わったのでしょうか?
いや、正直なところ、すぐには変わらなかったです。
踏みとどまりはしたものの、思考はそんなに変わっていなかったので、しばらくは「やっぱり辞めればよかったかな」と思うこともありました。
ただ、その後に戸川社長の理念ラジオなども始まって、自分の主観を外して、客観的に現在地を見る機会が増えました。
その中で、少しずつ自分の状況を素直に受け入れられるようになっていったと思います。
自分はまだまだできていない。
今のままだと頭打ちになる。
そういう危機感がありました。
でも、それは単に「数字が出ていない」という話だけではありません。
自分は、お客様に貢献したくてこの仕事を選んだはずでした。
誰かの役に立ちたくて、保険やFPの仕事を選んだ。
でも、成果が出ていないということは、お客様にも十分に貢献できていないということでもあります。
そこを認めるのは簡単ではありませんでした。
でも、面談や朝礼、会議での上司との話を通じて、少しずつ自己認識が変わっていったと思います。
残ってよかったと思える今
― 今振り返って、あの時残ってよかったと思いますか?
今は、残ってよかったと思っています。
ありがたいことに、今はマネージャーという役割も任せてもらっています。
辞めようと思って、実際に辞めると伝えて、それでも踏みとどまった。
その一連の経験が、自分の厚みになった感覚もあります。
もちろん、当時はしんどかったです。
でも、あの経験があったからこそ自分の現在地を見つめ直せたし、今の役割にもつながっているのかなと思います。
― 今、同じように「辞めたい」と感じている若手がいたら、どんな言葉をかけたいですか?
ありきたりかもしれないですが、やっぱり「そもそも自分は何をしたかったんだっけ?」に立ち返ることだと思います。
給料が欲しくてこの仕事を選んだのか。
それとも、何か届けたいものがあってこの仕事を選んだのか。
自分の場合は、いざという時に安心してもらえるように、保険を届けたいという思いがありました。
誰かの役に立ちたいという気持ちがあった。
うまくいかない時ほど、そこを忘れがちになります。
だからこそ、何をしたくて、どうなりたくて、自分でこの道を選んだのか。
そこに一度立ち返ることは大事なのかなと思います。
― 最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします。
辞めたいと思ったことや、評価されていないと感じたこと、厳しい言葉を素直に受け止められなかった時期もありました。
それでも、周囲の方々に向き合ってもらう中で、真っ直ぐに自分と向き合えるようになっていったと思います。
そして今は、新卒5人を育てる立場を任せてもらっています。自分が教わってきたことを、今度は相手に伝わるように言葉にして、一人ひとりと向き合う。その経験を通して、人と向き合い続けることの大切さを実感しています。
就活中は迷うこともあると思いますが、自分の原点や、人との関わりを大切にしながら、自分らしい選択をしてほしいです。