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“イベントプロジェクト” で塾生が考案したイベントを実施しました📣

公設塾minetoでは、毎週土曜日に挑戦のトビラ授業を実施しています。
2023年5月より挑戦のトビラ授業の一環として実施している「イベントプロジェクト」。
プロジェクトを通じて塾生たちが考案したイベントを7月18日に実施しました。

今回は、イベント本番の様子についてと、それに対する塾生の振り返りをお届けします!

FoundingBase美祢拠点については、こちら↓

美祢市(山口県)|株式会社FoundingBase
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https://foundingbase.jp/n/nbc5046a09228

イベントプロジェクトについてのこれまでの記事はこちら↓

【オリジナルイベントの企画実行を通して、コトを進めるワザを身につける"イベントプロジェクト"始動!】|株式会社FoundingBase
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【まちの名物を使ったイベントを0から企画実行する"イベントプロジェクト"本番までの奮闘!】|株式会社FoundingBase
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イベントプロジェクト当日の様子

塾生が考案したのは、
・秋吉台を舞台にした宝探しをする「絶景宝探しin 秋吉台」
・日本100名水にも選ばれた、弁天池の湧水を活用した「ウォーターサバゲーイベントin弁天池」
の2つのイベントです。

集客にも力を入れて、様々な施策を打った結果、

宝探し:61名
ウォーターサバゲー:12名

にお申し込みいただきました。

2つのイベントとも、目標人数は60名に設定していたため、絶景宝探しチームは目標に及ばない結果に。
そこで、絶景宝探しチームの塾生たちは、当日秋吉台にいらっしゃる方に声かけをして、少しでも目標人数に近づこう!と意気込んで臨みました。

宝探しチームの当日の声かけの結果、27名に追加でご参加いただき、最終的には39名の方にイベントにご参加いただくことができました!

2つのイベントともに、参加者の多くが市内の小学生とその家族でした。
企画の段階から、塾生たちは「子どもとその家族」を主なターゲットとしていたため、ねらい通りの結果となりました!


ルール説明をしている「ウォーターサバゲー」チームの様子。
参加者には小学生を中心に家族連れが目立つ。


「絶景宝探しin秋吉台」では、受付から各ブースの運営までを塾生たちで担当。
小さい子どもでも分かるようにルールを伝えたり、コースの中に困っている参加者がいたら声をかけるなどの様子も見られました!

「絶景宝探し」でヒントをもらうために射的に挑戦する参加者

「ウォーターサバゲーin弁天池」では、時折強い雨が降ってゲームが中断するという予想外のことも発生しました。そんな中でも塾生たちは、参加者全員がゲームを楽しめるよう臨機応変に行動していました!

「ウォーターサバゲー」を楽しむ参加者

その結果、イベント参加者へのアンケートの満足度では両チームとも目標であった平均8.5点(10点満点中)をクリアすることができました!

イベント後、塾生たちからは、

・楽しんでくれていた子がたくさんいて、とても嬉しかった!
・参加者の困っているところなどを見つける事ができ、積極的に話しかける事ができた!
・ルール説明がわかりにくかったのでもっと分かりやすいように準備しておくと良かった!

などの声が挙がりました。

参加者にルールを説明する「絶景宝探し」チームの様子

塾生の振り返り

イベントの翌週の授業では、参加者アンケートの回答を見て、振り返りを行いました。
振り返りは、以前レクチャーした「リフレクションサイクル」を活用する形で実践。リフレクションサイクルとは、結果を踏まえて、原因や法則を探り、次の行動計画を立てる、というものです。

「ルール説明などがもっと詳しいとよかった」というアンケート回答が多かった宝探しチームで、塾生たちの原因として塾生が考えたのが、

・2つの案から1つの案に絞るのに時間がかかったので、細かい調整ができなかったのではないか
・休んでいるメンバーがいた中で、情報共有がうまくできていなかったから、ルールがわからなかった人もいたのではないか

という2点でした。

このような振り返りを踏まえて、「5月に戻ったらどんな行動をするか」を考えました。
塾生からは、

・1つの案に早く絞れるように、リーダーを決めて意思決定ができるようにする
・決まったことは、メモを残していつでも見れるようにする
などの案があがりました。

プロジェクトを通じた生徒の変化


今年度の挑戦のトビラでは、塾生の“自分の殻”を破るような「主体的な行動」を引き出すことを目指し、設計を見直して実施してきました。

特に力を入れていたのが、塾生自身が自分のブレイクスルーポイントを認識する仕組みを構築するということです。

毎授業の冒頭に、どんな役割でどんな行動をするのかを具体的に決めてから授業に臨みました。そして、授業後には、決めた行動ができたかを振り返りました。

また、プロジェクトの中盤にはスタッフと一対一の面談を実施。これまでの活動を振り返って、担ってきた役割や、その役割をする中で難しかったこと、これから挑戦したいことを整理しました。

このように、塾生たちはプロジェクトという“コト”に対する視点だけでなく、“自分”に対する視点を持って、サイクルを回してきました
このサイクルを回すことで、“自分の殻”に向き合っている塾生の姿が見られました。

そのうちの一人の塾生の様子をご紹介します!

<before>
グループワークを漫然と聞いていて、意思決定に関われていない状態

<after>
授業前後の振り返りで、「誰かの意見を理解して評価すること」が苦手だと認識。
中間面談では「人の話を理解するために、まずは書記することで集中して聞けるようにする」と行動指針を立てた。書記をしながら、分からない部分は質問して意見を出すなど、自分なりに議論についていこうとする様子が見られた。

その他にも、
・話し合いの進行役に挑戦していたが、なかなかうまくいかず、スケジュールを管理するほうが得意であることに気づいた塾生
・意思決定をするのが苦手なため、みんなで決めたことを全力で誰よりもやると決めて集客活動に力を入れた塾生
など、新しい自分の特性に気づき、次のチャレンジに奮闘する塾生の様子もありました。

いかがだったでしょうか?

私たちFoundingBaseは、まちづくり会社としてエリア価値の向上を目指して、定住人口向けに教育事業を行っています。「ひととまちの関わりを通じて挑戦機会を最大化する」を事業MISSIONに掲げて、各地域で子どもたちの挑戦機会を創っています。

最後にご紹介したように、minetoでイベントプロジェクトを進める中でも、様々な挑戦機会がありました。
これらは、ひと(塾生)とまち(美祢市)が関わることが、塾生にとってのリアルな挑戦機会に結びついている事例だと考えています。
minetoでは、これからも、まちの中での塾生の挑戦の機会をつくっていきます。

9月からは、新プロジェクトとして「農家プロデュースプロジェクト」がスタートします。
美祢市内の農家さんと協働し、minetoの塾生が農作物のオンライン販売をプロデュースします。
「どんな商品紹介・写真だと消費者の心に届くのか?」について、実際に販売しながら検証を繰り返し、徹底的に思考していく予定です。


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