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事業売却を経験したからこそ分かったこと - forest共同創業者 西澤が考えるEコマースアクセラレーターの役割

こんにちは、forest採用広報です!

様々なバックグラウンドを持つ3人が集まって創業されたforestですが、西澤は過去に自身で起業し、その事業を売却した経験の持ち主。今回は、そんな西澤が考える、Eコマースアクセラレーターが果たす役割について聞いてみました。

本日はどうぞよろしくお願いいたします!

まずは西澤さんの経歴を簡単にお聞かせ下さい。

西澤)公認会計士として監査法人からキャリアをスタートしました。キャリアの初期は、資格を生かしてゆくゆく会計事務所かコンサルティング事業でもやるかな、と考えており、実際にコンサルティングファームに転職もしました。

武者修行的な感じですね。

西澤)コンサルタントとして働いてみると、「事業って面白いな」と感じる場面が多くなりました。自分のバックグラウンドである会計やコンサルティングでの起業よりも、別のフィールドでの起業にどんどん興味が移っていきましたね。そんな中で、いろいろなフィールドに挑戦する人材を探していたレバレジーズ株式会社へご縁があって転職しました。レバレジーズでは、採用、新規事業から社内プログラムまで、本当に様々な業務に携わらせていただきました。事業と一口に言っても、フロントからバックオフィスまで多様なファンクションが集まって初めて成り立つもので、起業を目指すにあたって良い気づきが得られた経験でした。

なるほど。その後、2016年にはご自身で実際に起業されていますね。

西澤)GOODGREENという、観葉植物のサブスクリプションサービスを提供する事業で起業しました。ターゲット顧客はオフィスを持つ企業です。どのオフィスにも必ず観葉植物があるけれど、オフィス家具や機器のリースのように、誰もがぱっと思いつく「有名どころ」のようなリースサービスを展開している会社がいない。そういう領域は、ユーザーや顧客がネットでの検索結果を頼りに、約定する傾向が高いことを、前職で担当した新規事業を通じて経験していました。EコマースやWebマーケティングの力を正しく使えば、伸びしろがある事業領域だと考えたことが創業のきっかけです。起業後は約3年程で取引先が1000社以上、解約率は1%未満を維持できていました。

読み通りの運びですね!

2020年に事業を売却されていますが、その時の心境はいかがでしたか。

西澤)純粋に嬉しかったです。やってきたことが評価されたと感じた瞬間でしたし、これからのキャリアやライフプランに新しい選択肢を得られました。起業し、事業が順調に成長する中で「会社の未来」を考えた時、経営者としての「自分の未来」が一体になっていることに気がつきました。今の事業を継続的に成長させたい想いもあるけれど、長い人生でまだまだチャレンジしたいこともある。事業を評価して、継続してくれる買い手と出会い、売却によって得た金銭面や時間面の自由は、そのチャレンジをサポートしてくれるものとなりました。「起業を続ける」こともチャレンジしたいことの一つだったので、forestの共同創業も、事業売却の経験がもたらしてくれたものだと感じています。

forestはM&Aを通じて事業やブランドを譲渡いただき、ビジネスやテクノロジーの力を活用して成長させていくビジネスモデルを展開していますが、西澤さんはforestの反対側にいらっしゃる売主の気持ちや悩みを、自身の経験を通じて実感されているようですね。

西澤)ブランド運営や事業経営に対する悩みは人それぞれですが、forestが対象としている売上規模が1~10億円のブランドや事業に共通している点は、出口戦略の打ち手が少ないことだと考えています。従来だと(売上)規模的にIPOは難しいですし、事業継続の際には後継者問題などもあります。Eコマース市場の発展で起業や事業参入の門戸が広がった分、これまで以上に「次のステージを目指す」ことに課題を感じる方が多くなるはずです。

Eコマースアクセラレータービジネスは、譲渡いただいた事業やブランドを自社ブランドとして運営し、さらに成長させることをビジネスモデル上でのゴールとしています。でも我々が果たすべき役割はそれだけではないと思います。売主の意向を踏まえた上で柔軟な提案を行うこと。それがひいては売主にとって、「次のステージを目指す」ための新しい選択肢となること。そういった意味で、Eコマースアクセラレーターとしてforestが果たす役割は、これからのEコマース市場にとって意義があるのではないかと考えています。

新しいビジネスモデルに挑戦している醍醐味を感じられそうですね。

西澤)チャレンジングであることは間違いないです。海外ではユニコーン企業も生まれ、ビジネスモデルとして確立されてきていますが、日本の市場や商習慣に合わせて丁寧に展開する必要があります。同時にスピード感を持ってスケーリングすることも、国内の先行者としてforestが達成したいことです。「伸びしろ」しかない領域に挑戦していく楽しさと難しさを両方経験できるのが、今のforestです。挑戦を楽しめる方、そしてEコマースやWebマーケティングのバックグラウンドを生かして新たなビジネスモデルに取り組みたいと考えている方、forestへの参画をお待ちしています。

西澤さん、今日はお時間ありがとうございました!

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