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光文社という出版社の企画で、ブログを連載しています。

「知られざる日本の食。食業プロデューサーがめぐる食の国日本レポート」という題目で、光文社という出版社が企画する「和食スタイル」というウェブコンテンツに、毎月2回ほどの連載として、ブログを書かせていただいております。

 この「和食スタイル」を立ち上げた際に、このウェブ全体の監修と企画設計を始めたのがきっかけでブログ自体も、おおよそ2年ほど書かせていただいております。

久しぶりに第1回目の記事を読んだので、ここに転載させていただきます。

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知られざる日本の食。

食業プロデューサーがめぐる食の国日本レポート https://washoku-style.jp/blog/1805

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わたしたち日本には誇れる土地と風景があります。

その土地を巡り、そこで出合う人、
食材や食べものを紹介していく連載を始めることになりました。

私の仕事は、「食業プロデューサー」です。

食生活に関わること、それは、農産物や料理だけではなく、そこにまつわる、例えば食器や家具、プロモーションから製造工程まで幅広く見つけ、育て、伝えていく仕事をしています。

こうした活動をすることになったのは、私が、過去に報道カメラマンの仕事をしていたことがきっかけです。

まだまだ知らない土地や人、食材、食べ物の情報があります。一方で、バレンタインやお歳暮のように、毎年たくさんの情報が世間に溢れかえります。

けれども、本当にみなさんが欲しい情報が必ずしも届いているでしょうか?
安心、安全、誰が作っていて、どんな商品になるのか。
そうした情報を扱い、ただ伝えるのではなく、共感として「伝わっていく」ことを私は大切にしています。

なにより食は、私たちの体や健康を作る源ですから、切っても切れない関係です。

だからこそもっと知りたいし、専門的な知識はなくとも、すこしでも知ることで、世の中の食のことがもっと身近になり、少なくとも、自分の口に入るものが変わってくるはずです。

今回の連載では、まだまだしらない日本各地の食材をメインに、皆様にお届けできればと思っています。

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僕自身、飲食店を作りたいことが、ゴールではなく、

その活動自体が「伝わっているのか」という事象をゴールとしていることです。

この事象にたどり着くことに、毎日毎日、地味な作業を続けながらも、それを形にする作業の一端を担っているつもりです。いま、2019年4月の時点で、「食の学校」の人材募集をさせていただいております。実は、学校の運営が目的ではなくて、その学校自体が「どのように生まれて」「どのように人を集めて」「どのようなゲストが」「どのような内容を話して形にするのか」「そして卒業するとどうなるのか」まで、一つ一つ作り上げる仕事をしています。弊社は小さい会社ですが、他の会社が請け負えないような、食の仕事を実施しています。

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