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「つらい思いをする子どもが、一人でも減りますように」私たちが、未来を変える「寄付」というアクションに参加する理由 #withコロナの親子を支えよう【活動報告】

※この記事は2020/11/02のフローレンスニュースより転載しております。フローレンスの寄付を支えるチームでは、業務改善担当と、事務統括スタッフを募集中です。wantedly掲載中の求人も、ぜひご覧ください!


全国のひとり親家庭は140万以上とされ(厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査」より)、終わりの見えない「コロナ不況」ともいえる状況において、まだまだ大勢の親子が支援を必要としています。

現在のフローレンスの活動規模では、ひとり親家庭のニーズすべてを完全に満たすことはできません。しかし一人でも多くの人がこの問題に関心を持ち、「寄付を通じて支えあう」という文化が広がることで、未来は変わります。

「つらい思いをする子どもが、どうか一人でも減りますように」

フローレンスの活動に継続支援をしてくださっている寄付者さんからは、ひとり親家庭をとりまく現在の情況を憂える意見や、明るい将来を希望する声が寄せられています。

『以前より活動に共感し、何か応援できたらと考えていました。障害児・医療的ケア児の保育事業やひとり親家庭への支援事業など、本来なら国が行うべき福祉事業をNPO団体が寄付を募りながら運営しなければならない状況をとても歯がゆく思っています。』

『私もいつかシングルマザーになるかもしれません。そのときに誰かの寄付で励みになったり、心の余裕を持てたり、子供に優しくできたりしたら良いなと思い、支援させていただきました。』

『昨日、3歳の子どもが1週間も放置されていたというニュースがありました。お菓子が見えていても袋を開けられない、トイレがうまく使えずオムツかぶれがひどいなど、あまりの痛ましさに胸が苦しくなりました。つらい思いをする子どもが、どうか一人でも減りますように。』

新型コロナウイルスが猛威を振るう2020年。多くのひとり親家庭がコロナ不況による収入減や生活の変化に苦しむ中、寄付を通じて親子を支援する動きは、着実に広がりつつあります。

一人ひとりの寄付が未来を変える

企業からの支援の輪も広がっています。フローレンスでは今年度も、日本オラクル株式会社からの支援を受けて、病児保育「ひとり親支援プラン」を実施しました。日本オラクルからの寄付は今年で5年目となり、今年は特にコロナ禍における休園・休校時の健康児保育ニーズに応える「訪問保育」、日用品や食料品をお届けする「こども宅食ひだまり便」などを通して利用会員のご家庭を支えることができました。

日本オラクル コーポレート・シチズンシップ 川向さんは語ります。

『フローレンスが掲げるビジョン「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」に共感し、企業も社会の一員として、子どもの笑顔、多様な家族の笑顔を増やすお手伝いができればと願っています。つながりが希薄にならざるを得ないコロナ禍だからこそ、誰も取り残さない社会を一緒に目指していきたいです』

フローレンスの理念に共感し活動を支えてくださることに、スタッフ一同、深く感謝しております。

「フローレンスさんのおかげで深呼吸する時間ができました」

支援のバトンを受け取った、病児保育「ひとり親支援プラン」利用会員からは、沢山の感謝の声が寄せられています。

訪問保育を提供したご家庭の声


『レスキュー隊員さんにボール遊びをたくさんしていただきました。母ひとりでは息子も飽きてしまい、互いにイライラしがちです。今日は男の子遊びのおかげで息子も発散できたようで、その後は夜も元気元気でした。ありがとうございました。』

『親ひとり子ひとりで在宅勤務をしていると大人と話す機会があまりないため、レスキュー隊員さんとお話できたことがとても嬉しく「また育児家事仕事を頑張ろう」という気持ちになれました。親も子も満たされた気持ちです。』

『在宅勤務の親には保育園の早お迎えの風当たりが強く、困っていました。ひとり親家庭への支援と健康児保育を提供くださるフローレンスさんは我が家のライフラインです。』

こども宅食ひだまり便をお届けしたご家庭の声

『たくさんの日用品が入った箱を開けて、娘が「わぁ~っ」と驚いていました。とっても嬉しかったです。仕事が一か月休みになり、晩ご飯の買い物や準備の事でイライラして声を荒げてしまうこともしょっちゅうでしたが、フローレンスさんのおかげで深呼吸する時間ができました。』

『コロナ禍の中で2歳の子どもと二人きりになり、世の中から忘れ去られたような心細さを感じていました。そんな時に届いた日用品プレゼント。小さな手作りの子供用マスクや、なかなか買えないままでいた大人用のシャンプーなどを見て涙が出ました。なにより、忘れられていないという気持ち、私たち親子にこんなに親切な思いを向けてくれる方々がいるんだという実感をいただきました。 』

支援の輪に参加しよう

今もなお、新型コロナウイルスの影響で休業や在宅勤務を強いられている「ひとり親」。フローレンスでは引き続き”withコロナ時代”を見据えながら、ひとり親家庭の支援を行ってまいります。


フローレンスの活動は、企業や個人のみなさんからのご寄付によって支えられています。「親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決する」というミッションの遂行に向けて、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

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