2025卒内定者として、読書コミュニティの企画・運営チームでインターン中の葛原彩織さん。2025年4月に入社し、カスタマーサクセスチームに配属される予定です。
葛原さんはなぜ、フライヤーへの入社を決めたのでしょうか。そして、フライヤーでのインターンを通して、何を感じているのでしょうか。インタビューの様子をお届けします!
〈プロフィール〉
葛原彩織(くずはら さおり)
2023年、東洋大学大学院生命科学研究科入学。マメ科植物のクズが生産する二次代謝産物について研究。2024年6月よりコミュニティチームにてインターン開始。2025年4月にフライヤーに入社予定。
flierは「多くの人が広く学ぶチャンスを得られる素敵なサービス」
――まずは、フライヤーに来られた経緯を教えてもらえますか?
葛原:大学院まで生物学を専攻していたこともあり、就職活動では、化粧品や薬品関連の会社を受けていました。フライヤーを知ったのは、オファー型の就活プラットフォームを通じて声をかけてもらったのがきっかけです。
もともと私は通信制の高校に通い、大学ではフリースクールのボランティアをしていました。その経験から、学校の勉強が苦手であっても、哲学やライティング、音声配信、ブランディング、傾聴力など、教科書にない分野で“得意”を発揮できる可能性に目を向けたいなと思っていたんです。
フライヤーはそんな私の価値観にぴったりの会社でした。短時間で本から学べるflierは、多くの人が広く学ぶチャンスを得られる素敵なサービスだと感じたんです。
「こんな社会人になりたい」と思った
――入社の決め手は何だったんですか?
葛原:選考の過程で出会ったのが、尊敬できる人ばかりだったことです。
これまで3社ほど長期のインターンシップ先にお世話になった経験があり、どの会社でも社会人としてすばらしい方々に出会えました。ただ、私自身の弱さとして「本当にこの会社で頑張れるのかな」という迷いがどこかにあったんです。
でもフライヤーの面談や面接でお会いした社員のみなさんは、知的で品性があり「すごい、こうなりたい!」と思ったんです。
「学び」は、直接的に大きな利益にならないかもしれないけど、誰かが救われるかもしれない。そういった「信じる力」っていうのかな、そんなみなさんのまっすぐな姿勢や想いがすごく響きましたね。
――印象的だった面接はありますか?
葛原:インターンしているチームの上司でもある久保さんとの面接です。お話が楽しかったのはもちろん、話し方や言葉遣いに教養を感じられて、キラキラした方だなと思いました。
――素敵ですよね。ただ、大学院まで研究を続けてきた専門があってその方向でも就活をしていたのに、フライヤーを選ぶのは勇気が必要だったんじゃないですか?
葛原:私は大学院で葛の研究をしているのですが、その理由も「自分が好きなことを突き詰めたい」という思いからでした。「私もこうなりたい」と心動かされたフライヤーで頑張ることは自分の原動力に合っていたと思います。
他社に入社していたとしても、中途で入り直したいと思っただろうな
――2024年6月から読書コミュニティの企画・運営チームでインターンをしてくれていますが、担当業務は幅広そうですね。
葛原:flierのオンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営チームとして、講座の動画編集やLINEの投稿作成、メルマガ作成、Webサイト内のイベントフォーム作成などを担当しています。
メインは「flier book labo」のメンバーの方々との連絡業務。会員のみなさんが学びを楽しめるような土台づくりや、興味関心やわくわくを届ける役割を担っていると感じています。とっても楽しいですね。
――葛原さんの書いた文章を社内でよく見ますが、学生インターンとは思えない完成度で、いつもついつい熟読してしまいます。
葛原:ありがとうございます。チームのみなさんが私を受け入れて、期待してくれているので、その期待に応えたいと思って頑張っているつもりです。
――ライティングに関しては、どうやって学んだんですか?
葛原:部署内外問わず良質な文章を見る機会が多いので「ここを真似したい」「私も吸収したい」という気持ちで取り組んでいます。
特に意識しているのは「ここではどういう文章、言葉遣いがふさわしいのか」「これは誰に向けた文章なのか」です。周囲にお手本がたくさんあるので、つまずきつつも前向きに進めていますね。
――フライヤーに入社して驚いたことはありますか?
葛原:良い意味での上書きの連続です。たとえば、男性を含めて皆さんが育休を取られていることなど、実際に働いてみて驚くことがたくさんありました。周りの友人たちの話を聞く中でも、「自分はフライヤーに出会えて本当に良かった」と感じています。
正直、インターン参加前はフライヤーのことを少し過小評価していたと思います。周囲の友人たちが大手の製薬会社などに進む中で、「自分が新卒のこのタイミングでベンチャー企業に入るのは本当に良い選択なんだろうか」と不安に思ったこともありました。
でも今は、もし他の大手企業に入社していたとしても、きっといつかフライヤーのことを思い出して、中途で入りたいって言い出していただろうなと思っています。
友だちから「話していて楽しい」と言われる機会が増えた
――入社後はカスタマーサクセスチームの一員として、お客さま対応がメインの業務になりますね。新しい業務になりますが、いまどんな思いですか?
葛原:確かに入社後は業務内容が変わりますが、コミュニティ運営チームで学んだ考え方や視点は、社会人として働く上で、どこでも役立つものだと考えています。
今日ちょうど、コミュニティ運営チームのインターン出身で、いまは新卒1年目としてカスタマーサクセスチームで活躍している先輩とランチに行きました。「コミュニティ運営で学んだ『場づくり』は、カスタマーサクセスチームでも大事な業務の一つだよ」と教えていただき、ますます4月の入社が楽しみになりました。
――入社後にやってみたいことはありますか?
葛原:私はもともと読書が好きなんですが、これまでは「薬」として本を読んでいました。「風邪でつらいから、治すために薬を飲もう」とするように、「こんな悩みがあるから、その悩みを解決するために本を読みたい」という読書です。
ところが、フライヤーの先輩方や「flier book labo」のメンバーのみなさんと話していると、本やコミュニティの講座から得た学びで自分や周囲を幸せにしているエピソードを多く耳にしました。たとえば、才能の見つけ方の講座を受けて、友だちの隠れた才能を見つけて伝えてあげるとか。
これってとても素敵なことで、いわば「お菓子」のような学びだと思うんです。「このお菓子はおいしいから、友だちにお裾分けしよう」みたいな感じで「この前、本で読んだんだけど……」とか「この本、おすすめ」とか。
本を読んで幸せになった。その幸せをまわりにも分けてあげたい――。そう思えるような読書体験を、一人でも多くの人に楽しんでほしいと思ったんです。
flierって、本の「試食」や「食べ歩き」のような体験ができるサービスです。まずは要約で本を「試食」して、おもしろいと思ったら実際の本を読んでみる、ということができる。その結果、気づきを得て幸せになれるし、その気づきを誰かにお裾分けして、相手を幸せにすることもできる。
私はそんなフライヤーで、みなさんの「幸せ」や「笑顔」が増やせる仕事をしたいと思っています。
――最後に、フライヤーへの入社を検討してくれる学生さんへメッセージをお願いします。
葛原:フライヤーの先輩方は、学びの価値や可能性を心から信じている方が多く、また「私もこうなりたい」と思うような素敵な人間性をお持ちの方ばかり。みなさん好奇心旺盛で、鋭い視点を持っていて、雑談の場であっても深い考え方に触れられます。
そんな先輩方から良い影響を受けて、私自身も物事をきちんと考える癖がつき、日常の彩度が上がったような感覚があります。実際、友だちから「話していて楽しい」「おもしろいこと考えるね」と言われる場面が増えました。
そんなフライヤーという会社は「学ぶのが楽しい」「もっと前に進みたい」と思う人にとって最強の環境だと思います。一緒に働いて、みなさんの価値観についてうかがえることを楽しみにしています!