田村
東京都出身の社会人7年目。学生時代はスポーツに勤しみ、小学校~高校まではサッカー、大学は水上スキー部に所属。趣味はスポーツ観戦と旅行。前職は、エネルギー系の専門商社に6年間勤務。東京本社を経て、3年目より4年間北海道支店に異動。2024年4月にフィッツコーポレーションに入社。大手小売りチェーンに対する生活消費財(ヘアワックスや柔軟剤等)の営業として従事。
―転職のきっかけを聞かせてください。また、転職先はどのような業界を検討されていらっしゃいましたか?
転職を考えたきっかけは、大人として、社会人としてより大きな成長を求めたことでした。
前職は絵に描いたような年功序列の会社で、年齢を重ねれば年収も上がっていく。
待遇への不満はなかったのですが、同じ仕事をしている50代の先輩を見たとき、
自分が同じ年齢になった時の姿が容易に想像できてしまって。
特別な能力が身についているわけでもない。
生活のためだけにお給料をもらうのであれば十分な環境でしたが、
漠然とした不安を感じていました。30歳になる前に、環境を変えようと決意したんです。
職種は営業をメインに見ていましたが、
汎用性のある知識やスキルが身につく企業を探していました。
消費財メーカーだったり、金融、広告PRなど、幅広い分野での可能性を模索していました。
―田村さんはなぜフィッツに転職を決意されたのですか?
実は他社からも内定をいただいていたんです。
でも、自分が本当に求めているものは何だろう?と深く考えました。
生活のために仕事をする、そんな働き方から脱却したかったんです。
明日も行きたくなる会社で、自分自身が成長でき、会社の成長にも貢献できる―そんな場所を探していました。
金融業界も検討しましたが、知識は身につくものの、商材に対して情熱を持てるかという点で迷いがありました。
―フィッツの営業職で特徴的だなと思うところはありますか?
前職は平均年齢が高い環境で、20代で意見を述べられるような雰囲気ではありませんでした。
自分の意見があっても言えない、そんな環境に窮屈さを感じていました。
フィッツには、若手が話しやすい、意見を述べやすい環境があります。
社内では、私自身も、プライベートや仕事に関係なく、お互いの話に耳を傾けながら、
発言しやすい環境づくりを心がけています。
トレンドを追求して新しいものを作っていくという特徴を持つ会社です。
常に主体的に情報をキャッチする必要があり、ルートセールスでありながら
0から1を生み出すことが求められる。それが非常に面白いですね。
―現在のお仕事で苦労されたお話などあればぜひ聞かせてください。
大手小売チェーン様との商談では、苦労も多いです。
勢いのある企業が多い中で、なかなか取り合ってもらえないことも。
入念に準備した企画を一蹴されることもあります。
ただ、そんな状況を覆せたときの達成感は格別です。
全社的な成果につながったときは特に、大きなやりがいを感じます。
―入社して分かったフィッツの魅力があればぜひ教えてください。
想像以上に社員同士の距離が近く、コミュニケーションが取りやすい環境だと感じています。若手の発言や実績を積極的に評価する文化も根付いています。
特に印象的なのは、年齢に関係なく、各レイヤーに目標にしたい先輩がいること。
それが若手の成長意欲を刺激していると思います。
―フィッツの若手メンバーにポジティブな影響を与えてくれる存在だと伺っています。どのような想いで若手と対峙していらっしゃるのですか?
大学時代の部活で、30人規模の部の主将を務めた経験が大きいです。
当時、一人で突っ走ってしまい、後輩がついてこられなくなってしまった経験があります。
そこで、同じ目線で成長することの大切さを学びました。信頼関係をベースに、お互いが言いたいことを伝えられる関係づくりが重要だと実感しています。
後輩との関係では、年齢が違うだけで、意見としては対等だと考えています。
たとえ意見が異なっても、それは受け入れられるべきもの。
結論に対して意見が異なるとき、より良い方向性は何かを論理的に説明するように心がけています。
私が常に伝えたいのは、"正解は一つではない"ということです。
私のアドバイスも、他の社員の意見も、すべては選択肢の一つ。
確かに経験を重ねた人の答えは正答率が高いかもしれませんが、最終的には自分で考えて選択してほしい。それが今後のキャリアにつながると信じています。
また、できる限り良いところを見つけて褒めるようにしています。
考えて意見を出してくれること自体が素晴らしいことですから。
―最後に今後のキャリアビジョンを聞かせてください。
フィッツの法人営業としての理解をさらに深め、
商流全体―問屋様や小売様との関係性をより強固なものにしていきたいです。
そして、全社として新たなヒット商品を生み出すことに直接関わっていきたいと考えています。
実は小さい頃からワクワクする商品を世に広めたいという思いがあったんです。
お客様から『商品が足りないよ』と言われるような、多くの方に喜んでいただける、
想像以上の成果を出せるブランドを世に送り出すことが目標です。