2025年新卒入社 野中
法政大学卒、株式会社フィッツコーポレーションに2025年新卒入社予定。大学入学時から第二外国語としてロシア語を勉強し、大学3年生の時にロシアに約1年留学。ゼミでは様々な国の映画を通して、国際情勢や文化、表象を学んでいる。フィッツコーポレーション内定後は内定者インターンにも取り組み、新規事業チームで経験を積んでいる。
#1 紆余曲折を経て出会ったフィッツ
- 就職活動の軸はどのように決めましたか?
就職活動を始めるにあたって、私は「やりたいこと」と「それを実現できる環境」の2つを軸に考えていました。
もともと私は「文化」が好きで、人々の暮らしに根付くものを創り出すことに興味を持っていました。
例えば、夕方の住宅街を歩くのが好きなんです。
室外機から料理の香りが漂い、家族団らんの温かさを感じる。
そういった「日常の幸せ」に関われる仕事ができたら素敵だなと思っていました。
この想いを軸に、さまざまな業界を検討しました。マンションデベロッパーやインフラ関連の企業、メーカー、人材業界など、幅広く企業を見ていきました。
その中で、自分が本当に「文化づくり」に関われるのはどこなのかを探りながら、
就職活動を進めていきました。
- どのようにしてフィッツを知りましたか?
フィッツとの最初の出会いは、小学生のときでした。
私の初めての香水が「ボディーファンタジー」で、輸入代理店がフィッツだと知ったのがきっかけです。
その後就職活動が始まり、エージェント経由でESを書いたところ、偶然にもフィッツの
サマーインターン募集の通知が届きました。
ロシア留学中だったのですが、すぐに電波の安定しているスウェーデンで
サマーインターンの選考を受けることを決意。
サンクトペテルブルクからタリン(エストニア)、そしてスウェーデンへと渡り、
スウェーデンから無事にインターンに参加することができました。
今振り返ると、まるで武勇伝ですね(笑)。
- 就職活動で行き詰まったことはありましたか?
正直、常に行き詰まっていました。
特に、一番行きたかったフィッツの面接で不合格になったときは、強いショックを受けました。
「どうしよう……ダメだったんだ」と思った記憶が、今でも鮮明に残っています。
採用担当の方からは
「カルチャーフィットはしているけれど、ビジョンが言語化できていないため、現時点では判断が難しい。もっと自分の考えを深めて、修行してきてほしい」と言われました。
その言葉を受けて、自分の軸を見直し、より深く考える時間を持つことにしました。
講義を受けたり、自己分析を繰り返したりしながら、
「自分が本当にやりたいこととは何か?」を掘り下げました。
しかし、その過程は決して簡単なものではありませんでした。
メンタル的にもかなり辛い時期が続き、「一番行きたい会社に行けないのなら、働かなくてもいいのでは……?」とさえ考えてしまったこともありました。
実際、大学院進学という選択肢も本気で検討していたほどです。
そんな中で、自分が本当にやりたいことを整理し直し、再びフィッツに挑戦することを決意しました。
#2 もうすぐ社会人!インターンでの学びをどう生かす?
- 内定をもらったときの気持ちは?
実は、最初に面接で落ちてしまったので、内定をもらえたときは本当に信じられない気持ちでした。しかも、その連絡が来たのが誕生日の直前だったんです。
合格の通知を受け取ったときは「やっと報われた……!」と心の底からホッとしました。
採用担当者の方から直接電話をいただいたとき、「ご縁があって本当によかった」と、
心から思いました。一度落ちたからこそ、もう一度挑戦することの大切さや、
自分の考えを深めることの重要性を実感しました。
- 内定者インターンではどのような業務を担当していますか?
内定者インターンとして、every air チームのマーケティング、営業に関するアシスタント業務を担当しています。
具体的には、SNSを活用したブランドの認知拡大施策や、広告施策、機器の設置や営業活動に携わっています。今は優秀な先輩の元、全方位の仕事にチャレンジさせていただいております。
最初は正直、「本当に自分にできるのかな?」という不安が大きかったのですが、実際にやってみると学びが多く、日々刺激を受けています。
-内定者インターン中に直面した課題や苦労したことを教えてください。
最も大きな課題は求められる水準の高さでした。
例えば広告制作では、単に作るだけでなく、その意図や目的を深く考える必要があり、
一般的な大学生としてはそこまで考えずに過ごしてきた自分にとって大きな挑戦でした。
課題克服のために、質問することを恐れず、
むしろ積極的に「辛口でお願いします」と厳しいフィードバックを求めるようにしました。
最初は涙目になることもありましたが、先輩の社員さんから「できないのが当たり前なんだから」という激励の言葉をいただき、考え方が変わりました。
インターンスタート当初は、自分の能力や価値を証明しなければならないという思いから、必要以上に肩に力が入っていました。
しかし、現在は「できないのが当たり前」という考え方に変わり、
むしろフィードバック(指摘)を受けることをありがたく感じられるようになりました。
なぜなら、インターン期間は自分の価値を証明する場ではなく、学ばせていただく機会だと捉えられるようになったからです。
この考え方の転換は、とても重要な気づきを自身にもたらしました。
新入社会人には、自分の価値を証明したくなる気持ちが自然と湧いてくるものだと思うのですが、それは時として過度なプレッシャーになりかねません。
特に社会人となれば、給与という形で対価をいただく立場になるため、
そのプレッシャーは更に大きくなるはずです。
しかし、内定者という立場であることで、
「勉強させてください」と素直に言える環境があり、「できなくてアタリマエ」という
心持ちのお陰で、力を抜いて学べる大きなチャンスとなっています。
萎縮したり、逆に気負い立ったりするのではなく、
現実と向き合いながら着実に成長できる絶好の機会として、
この期間を活用できているなと感じています。
- 入社まで約3ヶ月となりましたが、今後の目標を教えてください。
お世話になった方々への恩返しとして、「野中が入ってくれてよかった」と
言っていただけるよう、残りの期間も努力を続けていきたいと考えています。
-就活中の学生へのメッセージをお願いします。
フィッツの特徴は、素晴らしい社員さんが多いことです。
選考段階から入社後まで一貫して、お手本にしたい、学びたいと思える方々に出会えて、
私自身の日々の励みとなり、成長への原動力となっています。
就職活動中は様々な不安や悩みに直面すると思いますが、周囲の人々に対して
素直な気持ちで「力を貸してください」と助けを求めてみてください。
フィッツでは、そうした姿勢でいることで、大きな学びと刺激が得られると思います。
皆さんの就職活動が充実したものになりますように!
興味のある方はぜひフィッツで一緒にお仕事しましょう。