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こんにちは、FinTの広報担当です。
今回はFinTでデザイナーを務める木村のインタビューをお届けします。
木村は、前職での商品開発からデザイナーへとキャリアチェンジし、マーケティング視点を持つデザイナーとして活躍してくれています。クライアントのデザイン案件だけでなく、会社のブランディングなど幅広い分野で貢献してくれているメンバーです。今回は、スタートアップに転職した理由や、FinTの環境について、リアルな声をお聞きしました。
【木村 真美(まみみ)】
デザイナー
慶應義塾大学卒。新卒で出版流通を担う株式会社トーハンに入社し、書店向けの新商品開発を担当。
グラフィックデザイナーを目指し、退職後デザインを学び、2021年6月にFinTにグラフィックデザイナーとして入社。クライアント様のSNSクリエイティブ制作を中心に、社内イベントのデザインやコーポレート写真のディレクションなどを担当。
-今日はよろしくお願いします!今、担当されている業務を簡単に教えてもらえますか?
FinTには、2021年6月に入社しました!今は企業のSNSクリエイティブや社内のブランディングに関する制作物など、幅広くいろんな仕事をやっています。最近だとデザイナー採用にも関わるようになり、今までに400名近くのデザイナーの方とお話しさせていただきました。今も絶賛、採用強化中です(笑)
20代のうちにマーケティング×デザイナーの道に転身!
-木村(まみみ)は実は、最初からデザイナーではなかったですよね?
デザイナーへのキャリアチェンジのきっかけはなんだったのでしょうか?
はい。私は、前職ではデザイナーではなく、出版関連の商品開発をしていました。その時は、デザインを発注する立場だったんですけど、デザイナーさんから制作の意図を聞く機会が多くて、それがすごく面白いなと思ったんです。
ただ、正直どうやってデザイナーになるのか全然わからなくて…。そんな中、コロナで自宅待機する時間が増えて、自分の人生についてじっくり考える機会ができたんです。そこで『もし明日会社がなくなったら、自分に何が残るんだろう?』とか、『30歳になる前にやりたいことに挑戦したい!』って強く思うようになりました。そこで思い切って会社を辞めて、デザインの専門学校に通うことを決めたんです。
-そこからどのように転職活動を始めたのですか?
転職活動では、ポートフォリオを作りながらいろんな会社に応募していく中で、FinTと出会いました。元々、マーケティングや広告にすごく興味があって、サービスや商品をわかりやすく、面白く伝えることで誰かがハッピーになったり、生活が豊かになったりするのって素敵だなと思っていたので、FinTの考え方や雰囲気にすごく共感したんです!また、FinTのメンバーの目線が揃っているところも大きかったです。
メンバーの目線が揃っている熱量ある環境で働きたい。
-ありがとうございます!具体的に目線が揃っているというのはどういうことですか?
実は転職を決意したのは、キャリアチェンジという理由だけではなく、前職のメンバーの目線がバラバラだったということもありました....
例えば、前職を船に例えるなら、大手ではあったので豪華客船ではありつつも、ちょっと傾きつつあって…。穴が空いて水が入ってきてるのに、自分だけ助かろうとしているような人、良かれと思って穴を塞いでる人など、それぞれが向かう先がバラバラな雰囲気があったんですよね。それがずっと引っかかっていて。もっと一体感があって、熱量を持って働ける場所に行きたい!って思っていました。
-そうだったのですね!面接を通してお話ししてもらったFinTメンバーはどうでしたか??
FinTは、面談を通して、出会った人全員が行動指針を意識して、会社を大きくしようと同じ目線で熱量高く話をしてくれた点も印象的でした。また、スピード感も早く、私が入社した当時、デザイナーは2名だけだったのですが、今では社員3名に加えて、業務委託、インターンを含めると15名弱のチームに拡大しました。
私は、入社してすぐは、通販や商業施設のSNS施策を担当していましたが、少しずつ業界や媒体なども広がり、自分の案件を多数任せてもらえるようになりました。その後は、SNSだけではなく、交通広告やサイネージ、商業施設のポスターなど、さまざまな制作に携わっています。
- 現在のFinTのデザイナーチームの雰囲気はどんな感じですか?
気軽にランチに行ったり、机の上にはみんなで食べる用のお菓子ボックスを用意するなど、仕事だけに限らず、チームのコミュニケーションもすごく活発です(笑)。
仕事では、大学や専門学校で学んできた分野がそれぞれ違うので、お互いの得意分野を引き出し合いながら、最大化しています。例えば、私はグラフィックが得意ですが、他のメンバーは空間デザインやプロダクトデザインが強いんです。分からないことを聞き合うことで、新しい知識やスキルを補完しあっています。
-確かに!FinTのデザイナーメンバーは、それぞれの強みのnotionページを作るなど、得意なことがしっかり可視化されているのも印象的です!具体的に、特にまみみが携わった仕事についても教えてもらえますか?
デザイナーでありながらも、企業のマーケティング責任者としての役割であるディレクターを任せてもらった案件は、特に印象に残っています。その食品ブランドは、親近感のある雰囲気を出したい一方で、もともと『意識高い食品ブランド』というイメージがあり、そのイメージを払拭しつつも、ブランドの世界観をキープするために、どのようにマーケティングやデザインを表現していくかを突き詰めて考えました。クライアントと直接やりとりしながら、ブランドの見せ方をゼロから考えていくという、広義のデザインに携われたこともとってもよかったです。
SNSデザインの面白さは、ユーザーの反応を元に、大量のPDCAを回せる圧倒的な打席数!
また、形にするだけではなく、SNSデザインは、ユーザーからの反応がライトに得られることも大変面白いです。SNSの投稿を1〜2カ月続けると、少しずつ伸びているデザインとそうでないデザインがリーチ数やコメントなどの反応を通して、言語化できるので、共通点や方向性を見つけられるんです。これが紙媒体のデザインでは難しい部分ですよね。
前職では、パッケージデザインは“一発勝負”の側面が強く、商品開発も半年スパンが普通でした。でもSNSのデザインはPDCAを短いサイクルでたくさん回せるので、試行錯誤の機会が圧倒的に多いんです。打席に立つ回数が増えるのも、この媒体のデザインの面白さだと思っています。
- 仮説検証のスピード感は本当にありますよね!他にもSNSだけではなく、幅広いチャレンジをしていると思いますが、教えてもらえますか?
他には、入社して3カ月目に担当した商業施設のポスター案件も印象深いです。その商業施設は郊外にあって、若年層の集客を狙ったInstagramキャンペーンを提案しており、その中で、応募を促すポスターの制作を行いました。この案件では、SNSを起点にオフラインのポスターまで幅広い制作物に携われたのが大きな学びでした。他にも、誰もが知る化粧品ブランドの案件では、SNS運用開始からフォロワーが5倍になり、自分のクリエイティブがブランドの成長に貢献できたと感じられる結果で、自信にもつながっています。
このようにクライアントの課題は、ブランドイメージの向上や認知拡大、来店促進など幅広いですが、それぞれの課題に合わせてデザインで解決策を考えるのが面白いです。業界も本当に多種多様でコスメ、金融、医薬品、食品、商業施設など幅広いデザインを数字や反応の結果を受けながら、改善できるのも大変ですが楽しいです。
-普段はどのようなチーム編成でクライアントの案件を実施していますか?
普段のチーム編成としては、ディレクターが1名、デザイナーが1名、営業が1名というのが基本の構成ですね。普段はディレクターがクライアントさんとの窓口になることが多いんですけど、デザインが完成した後にはクライアントから直接フィードバックをいただいたり、数値の結果を振り返ったりすることもあります。また、ディレクターからは、過去のSNS投稿の事例をもとに『こんな感じにすると伸びるよ』っていうアドバイスをもらえることもあって、すごくマーケティング目線をインプットできて勉強になります。
また、それだけじゃなくて、時には新規案件の受注を目指したコンペにも参加します。営業チームと一緒に、『どういう提案やデザインがクライアントに響くか』を考えながら資料を作り込むんですけど、これもまた違った楽しさがありますね。
正解のない先進的なデザインを、自分たちで生み出す挑戦が楽しい!
FinTって、チームで仕事を進める中で、ディレクターから『もっとこうした方がいいんじゃない?』って意見をもらうこともあれば、こちらからアイデアを提案することもあって、お互いにより良いものを作るためのディスカッションが活発なんです。特にSNSはアルゴリズムやトレンドがどんどん変わるので、正解がひとつじゃないんですよね。前職のパッケージは、型や正解がある程度見えたからこそ、失敗しないようにする意思決定をしていましたが、SNSを起点としたクリエイティブは、良い意味で未知かつ、新たな挑戦をどれだけできるかが重要なので、日々、前のめりにチーム全体で試行錯誤しながら進めるのが楽しいし、やりがいを感じる部分だと思います。
-FinTでのデザイナーは、3年目になりますが、今まみみからFinT全体はどう見えていますか?
FinTは、入社当初と変わらず、みんなが同じ方向を目指して熱量高く、進んでいるチームだと思います。メンバーが増えていることやオフィスの移転、任される案件の規模がどんどん大きくなっていることで、会社の進化や成長を実感します。みんなで目指すゴールは変わらないけれど、環境が少しずつ良くなっているのが、とても心強いですね。まだまだ、カオスではありますが....笑
ブランディングにより、会社の見え方が毎年変わる面白さ。
- クライアント案件だけではなく、最近は会社のブランディングにもたくさん入っていただいてますよね?
はい!最近はFinTのブランディングに関する制作物を表現する機会がたくさんあって、すごく面白いんです。例えば、私は全社の写真撮影を2年連続で担当しました。会社の見え方が大きく変わる仕事で、やりがいがありますね。去年は、安心感を与える“かっちりした大人なイメージ”をテーマに撮影しました。今年は明るく爽やかな印象を与えつつ、移転したオフィスの全面窓の開放感を活かしたビジュアルに仕上げています。こうしたデザインを通じて、FinTがトレンドを体現できる会社だという印象を作っていきたいと思っています。他にも名刺や会社紹介資料もリニューアルしたりしました。
(木村が企画した新名刺制作の社内コンペの様子はこちら)
木村がメンバー配置やプロップ、服装などをディレクションした、
コーポレート写真
木村が企画した社内コンペの中で、新卒デザイナーが作成した名刺デザイン
また、オフィス移転では家具選びにもこだわりました。椅子のデザインや色を、広報のテレビの映え方など細かい部分まで考えて決めています。結果として、全員で協力して作り上げたオフィスが、より魅力的な会社の象徴になっていると感じていて嬉しいです!
FinTのデザイナーは、全員が会社をどう見せるか、どう魅力を伝えるかをみんなで考える環境です。クライアントワークと同じぐらい、会社案件に携わる機会が多いことも学びにつながっています。
(木村含むオフィス移転PJTチーム対談はこちら)
木村がレイアウトや家具選定を担当した新オフィス
-ぜひ、まみみやデザイナーチームとしての今後の展望を教えてください。
個人的には、ライブや舞台などに関わる仕事もしてみたいと思っています。自分が作ったデザインや制作物が、人々に前向きな影響を与えることができたら嬉しいですね。デザイナーチームとしてはまだ発展途上ですが、だからこそ成長できる機会やチャンスがたくさんあります。みんなで協力して、より良いチームを作り上げていきたいと思っています!
今後入ってほしい方には、現状に満足せず、常に新しい挑戦を求める姿勢を持っている人に来てほしいです。良いものを突き詰め、課題を解決するために自分がどう動けるかを考えられる人が、さらにチームに貢献できると思います。
現在、絶賛デザイナー採用をしているので、少しでも興味がある方は、気軽に連絡してください〜!
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