こんにちは!フェリックスのデザイナー/広報のイワキです。
今回は、ご質問頂くことも多いフェリックスの採用選考フローについて書こうと思います。
実は、直近でちょっとフローが変わりました!
# どんな風に変わったの?なんで変えたの?
新旧フローの比較
変わったポイントは、大きく分けると以下の3つです
・初回の面接からエンジニアに参加して貰うようにした
・代表とじっくり話せる機会を選考以外で設けた
・最終選考まで会社に来て頂く必要が無くなった
⚡初回の面接からエンジニアに参加して貰う
これまでは、基本的に「採用担当」と「経営層」のみで採用選考を行っていました。フェリックスは代表も含め「ほぼ全てのメンバーがエンジニア」という会社なので、経営層と言っても部門長クラスのエンジニアではある事に変わりありませんが、現場に入ってまず隣で仕事をするであろうスタッフ~PLエンジニアの参加は、「面接」という場面では参加必須ではなく、選考外の面談などでお会いする程度でした。
そこを1次選考からしっかり参加して貰う形に変えて、よりチーム一体となって「一緒に働く人を一緒に決めよう」という事になったのです。
新フローに変えてから既に3人の方にご入社頂く事が決定しましたが、変えて良かった点は
・応募者の方に「同じチームで働くのはこの人なんだ」という前提で話をして貰う事で、入社後のビジョンが生まれやすく、開発分野の細かな質問&回答もより的確なものになった
・スタッフ自身が「自分やチームとの相性」「新しい仲間はどんな人なら嬉しいか」という事を考え、採用担当 / 経営層だけでは分からない細やかな感触を選考に活かせるようになった
という事で、早速メリットもありました!🎉
⚡代表とじっくり話せる機会を選考以外で設けた
応募者の方と代表とが話せる場は、これまで主に最終選考に用意していました。(応募者の希望で社内イベント等に参加する場合を除いて)
ですが、最終選考(面接)って、普通は皆さん緊張されませんか?
しかも、そこで初めて代表と話すとなると…どうでしょう。代表にだからこそ質問したいこと、自分の言いたいこと、これが最終選考だと思うと想像していた様にはいかない場合もあるかも知れません。
しかし、「どんな人が代表で、どんな理念を持ってその会社のトップに居るのか」というのを会社に入る前にしっかり知って貰うこと、代表と話すことで会社についての理解を深め、より納得感を持って先に進んで貰うことはとても大事ですし、フェリックスの方としても、応募者の方がリラックスした状態で代表と話して欲しいという想いがありました。そこで、一次選考と最終選考の間に代表との面談を設けました。
一次選考を通過した方には全員、代表とお会い頂き…🍵 選考と違ってひと息つくような感覚で、ざっくばらんにお話し頂きます。会社に来て頂く必要は無くて、逆に代表がお近くまで伺います(笑)
そこで、よりフェリックスへの理解を深めて頂くと共に、面接では話題に出しづらいと思うような事でもバンバン質問して欲しいと思っています。(お時間が許すようであればお食事しながら等でも可能です!)
もちろん、この面談を以て「ちょっと違うな?」と思えば辞退する事も可能です。選考ではないので、代表とお話し頂いた後は、基本的に皆さんにそのまま(後日)最終選考に進んで頂きます。
⚡最終選考まで会社に来て頂く必要が無くなったこと
カジュアル面談などはリモートで行ったり会社に来て頂いたりと半々でしたが、新フローではカジュアル面談・一次選考・代表との面談もリモート or お住まいの近く(代表面談)で行う事となり、最終選考まで会社に来て頂かなくても選考を進められるようになりました!🙆♀️
この背景には勿論昨今のコロナウイルスの影響もあるのですが、遠方にお住まいの方からの応募にも対応しやすくなるという点で採用されました。
例えばフェリックスには既に山形県からフルリモートで働くメンバーが居ますが、同様の形態で働きたい・地方で働く前提のフルリモート希望の方から応募があったとして、選考毎に来て頂くのは現実的でないですよね。海外の方からの応募でもそうですが、状況の変化に適応しつつ、出来るだけ色々な方とご縁を頂きたいということで、今はこの形となりました。
もっと良い方法を検討できれば、その都度、今後もどんどん変わっていくと思います!
# 採用選考に対する想い
以上、新しく変わったフェリックスの採用選考フローについてご紹介しました!
最後に…ですが、私は仕事をする上で「誰とやるか」は「何をやるか」よりも「何処でやるか」よりも大事だと思っています。
仕事を決める上で後者の2つも勿論大切なのですが、「誰とやるか」は、その相手によっては後者2つに大きく影響を及ぼすものだと思っていて、時には「この人と、この仕事ができる事が楽しい!」とその価値を倍にしたり、働きやすさを左右したりと、仕事をする上での幸福度にもかなり影響するな、というのが社会人9年目にして思うことです。
そしてこれは新しく入る側もそうですが受け入れる側も同じです。仕事以外の所での「タイプ」や「性格」が全然違っていても、「この人、めちゃくちゃ仕事しやすい!」「ワークスタンスが合う!」というのは発生しますし、そういう「合う人」と出会えると仕事の能率もクオリティも上がっていくものです。もちろん、所属しているチームにも会社にも良い影響を及ぼします。
会社の良い・悪いではなく、やはりそれぞれの人に、合う会社・合わない会社というのがありますよね。だからこそ、採用選考は応募者 / 企業の両方にとって大事です。新しく入る人にとっても、今既に中に居る人にとっても今後を決める大事な決断。お互いにしっかり見極めて、納得感を持って仲間になる事が何よりです。
これから採用選考を控えている方がもし居たら、ぜひ「自分はどんな人と一緒に仕事をするのか」にも着目しつつ「この人たちの中で仕事をしたら…」という事を想像しながら選考を受けてみてくださいね。同じ内容の仕事でも、自分とシナジーを生む相手・チームに囲まれるだけで、仕事は何倍にも楽しくなります!
フェリックスも良い人との出会いを求めて&「ここだ!」と気づいてくれた人とちゃんと縁を結べるように、社内のルールや採用フローなどを常にアップデートしていきます!