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環境への想いを紡いだノベルティ。制作過程や素材にこだわった『エコなバッグ』をつくりました!

こんにちは!プロモーション担当の瀨藤です。

フェンリルでは、お客様やお世話になっている方々にお贈りするノベルティを毎年制作しています。

〈過去のノベルティ制作のストーリーはこちら〉

ノベルティの企画は、デザインに携わるスタッフが参加するコンペで決定。今回は個人参加、グループ参加合わせて42作品の応募の中から「エコなバッグ」が選ばれました。

環境を大切に想ったデザインやサステナブルな素材選びなど、担当デザイナーのこだわりについてご紹介したいと思います!

フェンリルが作る、エコバッグとは?

レジ袋有料化や、エコに配慮して持ち歩くことが多くなったエコバッグですが、その素材や制作過程によっては、レジ袋よりも環境に負荷がかかることをご存知でしょうか?

エコバッグの原料に石油が使われるものがあったり、生産時に発生するCO2など排出量をレジ袋と比べると、エコバッグの方が大きくなることも。

(私はあまり意識しないで使っていました。)

担当デザイナーは、日々の買い物でエコバッグを使用する中で、「エコバッグはエコではないのでは」と疑問を抱きました。

この矛盾とモヤモヤした気持ちが今回のノベルティを提案するきっかけとなり、「エコバッグをつくる」ことではなく「エコなバッグをつくる」ことを目指して制作がはじまりました。

着物のエコなつくりから、ひろがっていくアイディア

「エコなバッグ」をつくるにあたり、様々な角度からエコを調査したデザイナーは、江戸時代のエコなものづくりを知りました。

江戸時代では、かまどから出る灰を染め物の材料にしたり、生ゴミを作物の肥料にしたり、壊れたものを修理したりと、限られた資源をうまく活用するエコなものづくりが根付いていました。

デザイナーはその中でも「着物」のつくりに注目。

着物は、一枚の長方形の布からパーツごとの型をとっていき、それを縫い合わせると完成します。そのため、糸を解くと再び一枚の布に戻り、仕立て直したり、小物にリメイクするなど、様々な用途に使うことができます。

また、複雑な型をとる必要がないので無駄な端切れが出にくく、布を最大限に活用することができる着物の構造は、貴重な資源を大切に使う、江戸時代の人たちの知恵でした。

(着物の構造っておもしろいんですね!)

そんな着物の構造をエコバッグに応用できないかと考える中で、古くから荷物の持ち運びに使われていた「あづま袋」に行き着きました。あづま袋は、長方形の布を縫い合わせてつくられており、着物と同じく、裁断する際に発生する端切れが少ないのが特徴です。

このようなエコな構造をヒントに、あづま袋をエコバッグとして制作を進めていきました。

もともと端切れをあまり出さない構造のあづま袋ですが、できあがるサイズによっては生地が少し余ってしまうことがあります。

そのため、元となる幅150cmサイズの布から、さらにロスが少なくなるように、あづま袋の型のサイズを何度も計算し、1枚つくるにあたって90cm×30cmのサイズに決定。幅30cmの型紙を5枚並べるとちょうど150cmとなり、布を無駄なく使うことができました。

制作の裏側について取材した中で、資源を大切にしたいというデザイナーの想いに触れることができたエピソードでした。

サステナブルな素材と使いやすさを重視したあづま袋

もちろん、使用した生地にもこだわりが!

生地には、ペットボトルや繊維屑からリサイクルされたサステナブルな素材を使用しました。

サステナブルな素材ながらもしっかりとしたハリがあり、薄手ながら丈夫なものとなっています。

使用するときは、持ち手をラフに結ぶだけで袋状になり、コンビニへのちょっとした買い物に使ったり、お弁当やタンブラーを入れるサブバッグとしてなど、小ぶりながらも色んな場面で活用できるエコバッグに仕上げました。

一般的なエコバッグは、付属の袋に収納したり、くるっと丸めてゴムでとめたりすることが多いと思いますが、意外と面倒だったりします。

このエコバッグは、結び目をほどいて折りたたむだけでコンパクトになるので、カバンのなかにハンカチを入れているような感覚で持ち運ぶことができます。

あづま袋のたたみ方に決まりはありませんが、両端から折りたたんでいくと、ロゴが見えるようにまとめられます。

(オリジナルのたたみ方を見つけるのも楽しいかもしれませんね!)

生地の色は、シーンを問わず使いやすい黒とグレーに。エコバッグは食べ物を入れることも多く汚れやすいことを考慮して、深い色合いを選びました。

また、汚れても気軽に洗えるように、繰り返し洗濯をしてもシワになりにくく、縮みにくい素材となっています。

愛着を持ってこのエコバッグを長く使っていただくことで、エコにつなげて欲しいという想いも込めました。

素材では環境にやさしいものを選び、デザインでは使う人に寄り添ったものを考えるなど、スタッフのこだわりがたくさん詰まっています。

(スタッフの細かい配慮に驚きました...!)

パッケージ制作にもエコへの想いを大切に

デザイナーのエコなこだわりは、パッケージにも!

封筒は廃棄プラスチックを減らすために紙の素材を選び、台紙は再生古紙を多く含んでいるものを採用しました。

過剰包装に配慮した封筒は、新たな包装をせずに切手を貼ればそのまま郵送できるサイズに。

台紙にはコンセプトや特徴を記載し、受け取った方にエコバッグ制作の想いを届けました。

また、カバンや小物への洗濯表示は必須ではないものの、正しいお手入れで長く使っていただけるように記載しました。

今回、封筒と台紙にはフェンリルのロゴが入っていません。

ささいなことではありますが、ロゴを印刷するときのインクを節約したいというエコな観点からです。

パッケージにロゴを省いた分、お手元に届いた際にはエコバッグを入れた封筒から、刺繍であしらったフェンリルのロゴがほんのりと透けて見えるように封入しています。

エコバッグだけでなく、パッケージにも環境に配慮した制作となりました!

今回、ノベルティ制作の裏側に触れてみて、細かいところにまでこだわっているデザイナーの姿勢に私自身とても感動しました。

このノベルティは、フェンリルのコーポレートサイトでもご紹介しています。ぜひ、こちらもご覧いただければ幸いです。

デザインと技術で多くのハピネスを生み出してきたフェンリルは、ノベルティ制作においてもその姿勢で取り組んでいます。

今後もフェンリルのものづくりへの想いや取り組みについて、お伝えしていきたいと思います!

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